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版表現の記事一覧

版表現ゲスト講師レクチャー

版表現3年生を対象にゲスト講師をお招きして特別レクチャーが行われました。

1日目は「ばれん工房 菊英」の後藤英彦さんによる、ばれんについてのお話と実技指導です。

ばれんの歴史を学びます。


続いて実際に竹皮を用いたばれんの包み方を実演していただきました。

後藤さんが一つ一つ丁寧に説明してくださいます。

プロの手付き!

さて今度は実際にやってみましょう〜



力の入れ具合が難しい!!


みんな楽しそうです。

なんとか上手くできました◎

普段使っている道具がどのように作られているのか学ぶ事で、道具の使い方を見直す良いきっかけになったのではないでしょうか。

 

 

続いて2日目は作家の増田将太さんによるレクチャーです。
増田さんの作品、制作の方法についてのお話と、独自のスクリーン感光方法を実演いただきました。
増田さんは版画出身ではありませんが、制作にスクリーンプリントを取り入れています。

撮影した風景を撮影場所に投影し、更にそれを撮影する事を繰り返しながら制作をされています。

バキューム台を使わないで細かい原稿も製版する方法も教えていただきました。
原稿の透過と版と原稿の圧着にサラダ油を使います。


大胆にベターっと


更に版にもサラダ油を!こちらは圧着用です。



スキージで空気を抜いて感光します。


キレイに感光できました◎

最後はみんなで増田さんの作品を刷ってみました。


3年生はこれから卒業制作についても考え始める時期です。
活躍されている若いアーティストの仕事を間近で見ることで、自身の制作や方向性を考える良い機会となったのではないでしょうか。

(たなか)

版表現大学院生交流展

本日より学内ZOKEIギャラリーにて版表現を研究する大学院生の交流展が開催されています。
造形大学からは

院2年の張巧君さん

院1年の三輪奈保子さん

院1年の古木宏美さん

の3名が参加しています。
只今ギャラリートーク真っ最中!!他大学の出品者のみなさんをはじめ沢山の方が足をお運びくださっています。

この後17時よりレセプションパーティーも企画されています!
4つの美術大学大学院生による版表現作品の展示は14日まで。どうぞご高覧ください◎

 

 

 


Cross Line 2017 – 武蔵野美術大学・多摩美術大学・女子美術大学・東京造形大学 – 版画交流展

2017年9月9日~2017年9月14日
東京造形大学ZOKEIギャラリー(12号館1階)
11:30~18:00(日曜休)

ギャラリートーク: 9月9日(土)14:00〜16:00
レセプション : 9月9日(土)17:00〜19:00

CROSS LINE 2017 出品者
◆女子美術大学
中里 葵
間嶋 宏美
岡本 珠実
村上英里
◆多摩美術大学
土屋未沙
山之内葵
大城舞華
北本 晶子
◆武蔵野美術大学
原本 悠
錦沢 葉月
鈴木 理恵
XU XIAORONG(ジョ・ギョウヨウ)
◆東京造形大学
張 巧君
古木 宏美
三輪 奈保子

(たなか)

版表現研究指標2年生 材料店見学2015

版表現研究指標の2年生を対象に毎年、浅草〜日本橋近辺にある版画に関連する材料店見学を実施しています。普段の制作で使用している道具の製作の現場にお邪魔しました。

はじめに銀座線稲荷町駅すぐにある「宮川刷毛ブラシ製作所」へ向かいました。こちらでは木版画で使うブラシや手刷毛はもちろん、多様なブラシ・刷毛を製作しています。

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実際に製作しているところを見学したりしました。全て手作業で植えているため、抜けがなく長持ちします。手入れの方法まで細やかに教えていただきました。

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版画用の刷毛・ブラシの他に様々な製品があり、実際に手に取って試していました。チークブラシに夢中です。

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続いては「葛飾北斎」のお墓に行き、お墓参りをしました。隠れた名所です。

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30分程歩いて「清水刃物店」さんへ。こちらでは日本刀と同じ製法の彫刻刀を製作されています。商品の陳列はなく、刃だけが並び、相談をしながら自分にあった刃物を作っていただけます。

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彫刻刀についてのお話を聞いたあとに、研ぎの実演もしていただき、切れ味の良さにみんな驚いていました。

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最後に日本橋にある和紙のお店、「小津和紙」さんへ。1653年に創業し、2013年に360周年となった老舗です。前年度にお伺いした際は改装中でしたが2015年3月にリニューアルオープンしました。一階に店舗、二階に文化教室・ギャラリー、三階に資料館があります。和紙についてのお話をしながらギャラリーに展示してある作品や資料館の展示品などの説明を丁寧にしていただいた後は店舗に置いてある日本全国の和紙を実際に触りながら産地や特徴など様々な事を教えていただきました。

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その後はお買い物です。和紙で作られた商品を手にとり吟味していました。

今回の材料店見学でこれまで当たり前に使っていた道具が実は様々な工程を経て製品となり、職人さん達が丹誠込めて一点一点作っている現場を見れたのは良い刺激になったのではないでしょうか。手入れを怠るとせっかくの道具が台無しになってしまいます。実際に見て、聞いたことによりあらためて道具の重要性を実感できたと思います。

 

今回、訪問をしました宮川刷毛ブラシ製作所、清水刃物店、小津和紙のスタッフの皆様には大変感謝しております。来年度もどうぞよろしくお願いします。

■宮川刷毛ブラシ製作所 東京都台東区元浅草2丁目10‐14

TEL:03-3844-5025 FAX:03-3841-9343

■清水刃物店 東京都台東区台東1-10-5

TEL:03-3831-1929

■小津和紙 東京都中央区日本橋本町3-6-2 小津本館ビル TEL:03-3662-1184 営業時間:10:00 – 18:00 定休日:土日祝祭日

http://www.ozuwashi.net/

(助手:にしひら)

第39回全国大学版画展 収蔵賞受賞者3名

第39回全国大学版画展にて東京造形大学から11名中、3名の収蔵賞受賞者が選出されました。町田市立国際版画美術館に永久保存されます。

11名の出品者の作品を紹介します。

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増田奈緒/大学院2年 収蔵賞受賞※4年連続受賞

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田中 茜/大学院1年

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大杉祥子/4年

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尾形 愛/4年

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二井矢春菜/4年 収蔵賞受賞

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渡邊早紀/4年

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小黒美咲/3年 収蔵賞受賞

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村崎健太/3年

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宮川千明/3年

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三輪奈保子/2年

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室田奈央/2年

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第39回全国大学版画展出品者と先生方で記念撮影。

12/21(日)まで町田市立国際版画美術館にて開催中。10:00-17-:00 月曜休館

http://hanga-museum.jp/

(助手:にしひら)

1年生 WSからの展開/合評会②

2日目は版表現の講評会でした。ワークショップの展開でも意欲的に版画作品の制作に打ち込んでいる様子が印象的でした。

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機材が充実している環境も技術を学ぶうえでは大切なことです。特に版表現では学部2年生から大学院2年生までが共有するため、機材の管理は徹底されています。

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技術面も大切ですが、作品の内容に踏み込んでいく指導になっていきます。

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他の指標を選択している学生も全員講評会を聞きます。講評会での先生方のコメントは個人に対してのみではありません。他人の講評会を聞いて自分を振り返る事も大切なことです。

(助手 松本)

版表現研究指標2年生 材料店見学2014

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版表現研究指標の2年生を対象に毎年、浅草〜日本橋近辺にある材料店見学を実施しています。普段制作で使用している道具の製作の現場にお邪魔しました。

はじめに銀座線稲荷町駅すぐにある「宮川刷毛ブラシ製作所」へ向かいました。こちらでは木版画で使うブラシや手刷毛はもちろん、多様なブラシ・刷毛を製作しています。
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実際に製作しているところを見学しながらお話を。全て手作業で植えているため、抜けがなく長持ちします。手入れの方法まで細やかに教えていただきました。

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その後は葛飾北斎のお墓に行き、お墓参りをしました。隠れた名所です。

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30分程歩いて「清水刃物店」さんへ。こちらでは日本刀と同じ製法の彫刻刀を製作されています。今まで使用していた彫刻刀とは違う切れ味に皆、驚いていました。
商品の陳列はなく、相談をしながら自分にあった刃物を作っていただけます。
彫刻刀についてのお話を聞いたあとに、研ぎの実演もしていただきました。

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最後は「小津和紙」さんへ。創業は1653年と古く、資料館も併設されており紙の歴史を知ることもできます。また、店内には日本各地の和紙が揃っています。現在は仮店舗となっており、臨時休業中でしたが特別に案内をしていただきました。

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丁寧に和紙についてのお話をしていただいたあと、店舗で買い物です。たくさん並ぶ和紙の中から真剣に選んでいます。
全国各地の和紙はもちろんですが、和紙で作られたクオリティーの高い商品まで置いてあり楽しんでいました。小津和紙限定の商品もあります。

道具を揃えることも大事ですが、手入れを怠るとせっかくの道具が台無しになってしまいます。実際に見て、聞いたことによりあらためて道具の重要性が実感できたのではないでしょうか。今回、訪問をしました宮川刷毛ブラシ製作所、清水刃物店、小津和紙の職人さん、スタッフの方々には大変感謝しております。来年度もどうぞよろしくお願いします。

■宮川刷毛ブラシ製作所 東京都台東区元浅草2丁目10‐14

TEL:03-3844-5025 FAX:03-3841-9343

■清水刃物店 東京都台東区台東1-10-5

TEL:03-3831-1929

■小津和紙 東京都中央区日本橋本町3-6-2 小津本館ビル TEL:03-3662-1184 営業時間:10:00 – 18:00 定休日:土日祝祭日

※現在は仮店舗となっています。2015年春にリニューアルオープン予定。http://www.ozuwashi.net/

(助手:にしひら)

小川町手漉き和紙実習

GWに版表現研究指標の2年生を対象に埼玉県小川町にある和紙体験学習センターへ行きました。本年度も良い天気に恵まれ絶好の和紙日和となりました。

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昭和10年頃に建てられた製紙工場を引き継ぎ、一般の人でも気軽に手漉き和紙制作を体験できる珍しい施設です。

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重要無形文化財である細川紙技術保存者の鷹野さんに和紙についてのお話をしていただいたあと、実際に漉いているところを見せていただきました。簡単そうに見えても実際にやってみると難しいものです。順番に学生達が体験していきました。

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大きなサイズのものは水の重みが加わり持ち上げるのもやっとです。

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和紙の素材が入っている船の中に漉き桁をくぐらせ、揺らして…を繰り返し厚みを調整します。漉く体験と同時に和紙の原料である「楮」の皮を剥ぎ取る工程も体験できました。

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一枚一枚手作業で行われています。気の遠くなるような作業です。

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剥がした皮を洗っている風景です。井戸端会議のようで楽しげでした。原料の加工について体験できたのはここまででしたが、さらに何工程も経てやっと和紙の原料として使える素材になります。

午後からは漉いた紙を乾燥させる作業です。高温になったステンレス板に漉いた紙を張り付けていきます。漉いたばかりの時は非常にもろいのですが、少し水分が抜けると非常に頑丈なものへと変わります。

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留学生のアグネスがシワ一つなく見事に張っていました。この工程も非常に難しいものです。この後は工房を見学したり、和紙を使っての制作に励んでいました。

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最盛期にはフル稼働していたと思われる大きな機械も見学できました。

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本年度の参加メンバーです。紙という支持体のあり方について良い刺激になったかと思います。

体験センターのスタッフの方々、ありがとうございました。来年度もよろしくお願いいたします。

小川町和紙体験センター

〒355-0321埼玉県比企郡小川町大字小川226

0493-72-7262

http://park18.wakwak.com/~washitaiken/index.htm

(助手:にしひら)

第38回全国大学版画展 受賞者6名

今年も12月初めの恒例行事となった、「全国大学版画展」が町田市立国際版画美術館にて開催中です。この展覧会は大学版画学会が主催し、全国の大学等研究機関で学ぶ学生の作品約250点が展覧されています。展覧会初日には学会総会、論文発表なども行われる他、学生版画作品の販売コーナーもあり、熱心な愛好家が会館前の朝早くから並んでいる程の人気です。

会期は、2013年12月7日(土)〜12月23日(月・祝) 月曜休館※祝日を除く 平日:午前10時~午後5時(入場は4時30分まで)土・日・祝日:午前10時~午後5時30分(入場は5時まで) 場所:町田市立国際版画美術館。是非ご高覧下さい。

この展覧会では、出品作品から学会会員の選考により30点の「町田市立国際版画美術館収蔵作品賞」が選ばれます。この展覧会には、本学からも11名の学生が選抜され出品しましたが、このうち6名がこの賞を受けることができました。この人数は全国の大学中最も多い人数であり、快挙です。11名の紹介です。

1上田

大学院2年 上田裕子(リトグラフ) 収蔵賞受賞

6河西

大学院2年 河西優子(リトグラフ) 収蔵賞受賞

10増田

大学院1年 増田奈緒(銅版) 収蔵賞受賞

0市野

4年生 市野 悠(石版) 収蔵賞受賞

2大久保

4年生 大久保達郎(リトグラフ) 収蔵賞受賞

4大場

4年生 大場咲子(銅版) 収蔵賞受賞

7川村

4年生 川村 景(シルクスクリーン ミクスドメディア)

8櫻井

4年生 櫻井 想(リトグラフ)

9谷口

4年生 谷口典央(リトグラフ)

3大杉

3年生 大杉祥子(リトグラフ)

5尾形

3年生 尾形 愛(リトグラフ)

2013版画展集合写真

2013年のメンバーで記念撮影です。

(助手:にしひら)

版表現研究指標二年生 材料店見学2013

版表現研究指標の2年生を対象に浅草周辺にある材料店へ訪問しました。毎年恒例の行事ですが、何度行っても新鮮です。

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最初に訪問したのは都営銀座線稲荷町駅すぐにある「宮川刷毛ブラシ製作所」です。様々な刷毛、ブラシを全て手作りで製作している老舗です。大正10年より現在の場所にあります。木版画に使用するブラシ、紙を湿すための刷毛も製作されています。安い刷毛にはありがちな毛が抜けたり、反ったりということがない逸品です。油彩用の刷毛なども取り扱いしているので興味のある人は是非。

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制作に使用する道具以外にも日常には欠かせないモノが揃えられています。各界のプロフェッショナルが御用達のお店です。宮川刷毛店特製の歯ブラシが学生たちには人気でした。実際に使用していますが磨き心地は最高です。横浜から歯ブラシを買いに来たという方もいました。

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次に向ったのは葛飾北斎のお墓です。宮川刷毛店より徒歩3分ほどの所にひっそりとあります。生嶋先生が用意していたお線香を焚いて全員で「怪我をしないように」とお参りをしました。

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次に向ったのは彫刻刀の専門店「清水刃物店」です。小学校の時に使っていたものとは違い、日本刀と同じく柔らかい金属と硬い金属を合わせて切れ味の鋭い刃物を制作されています。海外からのお客さんも多いようです。

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工房にお邪魔し、彫刻刀についてのお話と刃物の研ぎ方、手入れの仕方等の実演をしていただきました。また、清水さん特製の刃物に関するプリントとDVDをお土産にいただきました。

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最後に訪れたのは和紙の老舗「小津和紙」です。多種多様な和紙を扱っています。版画に向いている和紙やリトグラフ/銅版画では雁皮紙を使用しますがなかなか良いものが手に入らないこともあります。小津和紙であれば欲しかったものが見つかります。

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店舗の様子です。現在は改装中のため仮店舗としての姿ですが、本来ならば広いフロアいっぱいに和紙が並び目移りしそうな程です。2015年の1月まで我慢です。また、資料館もあり歴史も学べます。学割あり※学生証を忘れないように

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自分の作品に合った和紙を選ぶのに真剣です。和紙と一口に言っても地域や素材、漉き方によりその表情は多種多様です。たくさん見て触って実感してもらいたいですね。

■宮川刷毛ブラシ製作所 〒111-0041東京都台東区元浅草2丁目10‐14

TEL:03-3844-5025 FAX:03-3841-9343

■清水刃物店 〒110-0016東京都台東区台東1-10-5
TEL:03-3831-1929 FAX:03-3832-2879

■小津和紙 〒103-0023東京都中央区日本橋本町3-6-2小津本館ビル
TEL:03-3662-1184 FAX:03-3663-9460

http://www.ozuwashi.net/index.php

ご協力いただきありがとうございました。来年度もよろしくお願いいたします。

(助手:にしひら)

つばめブックスのご紹介

つばめブックスは、デジタル印刷で現代アーティストの活動や作品を1冊の本に仕立てたアートブックを発行しています。発行者小木曽淳さんです。これまでに20名程の本が出版され、稲垣真幸、木下恵介、松本三和、松永悠一郎、木村彩子、鈴木健二さん達、東京造形大学の卒業生や先生も参加しています。

この、つばめブックスのホームページ http://tsubamebooks.com/ では、これらの出版された本についての情報の他、先にご紹介した蓜島伸彦さん(ブラティスラヴァ世界絵本原画展で受賞)が、スペシャルコンテンツとして連載コラム「オンガク」を載せています。音楽から感性を広げる良い機会になりそうです。是非のぞいて見て下さい。

(教員:生嶋 順理)


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