2012年9月30日 カテゴリー:個展・グループ展
2件ほど卒業生の展示に行って来ました。
1件目は新宿眼科画廊での、池田拓馬(’07年学部卒業)さんのです。
http://www.gankagarou.com/sche/201209hairuderu.html
本学にかつてあった比較造形専攻の卒業生、水田紗弥子さんが企画した、「入る旅人、出る旅人 vol.4」と題された2人展です。
池田さんは広域表現の卒業生で、映像作品を中心に幅の広い表現形式を持っています。上は別室での投影された映像作品です。今夏の群馬青年ビエンナーレ入選作と同じシリーズになるのでしょうか、瞳をモチーフにした美しい映像でした。
これは家型の立体を覗くと万華鏡のような映像が体験出来る作品でした。
会場での本人です。作品にはもちろん彼独自の概念があるわけですが、なにしろ美しい作品を創れる作家だと感心しました。
次は、こちらも既に終わってしまいましたが、表参道画廊で開かれていたかつての助手を務めてもらっていた磯上尚江さん(’03年学部卒業)の個展です。9/24〜9/29
http://www.omotesando-garo.com/link.12/isogami.html
丹念に刷られた木版作品は1点1点も素晴しかったですが、会場を別質なものに変えているようでした。卒業後10年になろうとしていますが、制作も地に足が付いているようで印象の良い個展でした。今後にも期待したいと思います。
(教員:近藤 昌美)
2012年9月9日 カテゴリー:個展・グループ展
「アートラボはしもと」では、「風‐景‐観 見逃した世界・ここにある世界」展が開催中です。本学からは母袋俊也教授が招待作家として展示をしています。母袋先生の展示は、アートラボ入口ホールのギャラリーとは違った空間を使い、これまでの制作を見せながら、そのその作品群が空間に関わって新たな風景を見せる試みを展開しています。その他の作家の方々も多彩な展示内容です。是非ご覧下さい。 内容詳細:http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/bunka/23264/024525.html
- 展覧会名 風-景-観 見逃した世界・ここにある世界
- 出品作家 出展作家=石井了/井出賢嗣/小林耕二郎/成田禎介/前野智彦/母袋俊也/吉川啓示/女子美術大学デザイン・工芸学科 環境デザイン専攻4年有志/多摩美術大学「放射線を測る・知る・デザインする」チーム
- 会期 2012年 9月8日(土曜日)~9月23日(日曜日)
- 開催時間 午前10時から午後5時
- 休館日 水曜日
- 観覧料 無料
- 会場 アートラボはしもと
- アクセス JR横浜線・京王相模原線 橋本駅下車 徒歩12分
アートラボはしもと入口からの様子
母袋俊也先生です。
オープニングでのアーティストトーク
オープニングでの作品紹介の様子
入口すぐ、展示空間を矩形越しに見せます。
絵画のための見晴らし小屋 外観
絵画のための見晴らし小屋 中から見た風景
母袋先生のテキストを読みながら、窓越しに切り取る風景を景観します。
母袋先生のテキストが、空間の様々な場所に置かれています。
(教員:生嶋 順理)