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青木 豊

●近況
東京造形大学絵画専攻助手
アーティスト

外の部屋 中の庭 熊本市現代美術館 インスタレーションヴュー1 外の部屋 中の庭 熊本市現代美術館 インスタレーションヴュー2

●コメント
” 今、何かが起こっている場所” これが東京造形大学です。
近年新設された” ハイブリッド科目” は学科・専攻を横断した科目であり、東京造形大学の今を端的に指し示す科目と言えます。
専攻を問わず、様々な学科の学生が同じ空間で同じ授業を受講できます。 これはどういった事かというと、ピラミッド状に一つの終着点があるわけではなく、全ての事柄が地平線上に等価値に広がっている、ということです。つまり” ゼロからもう一度、多角的に表現を考えてみよう” という事です。
絵画専攻内の授業も古くから同様に、柔軟な視点で展開されています。 学生は2 年次から4 つの指標(コース)に分かれますが、指標においては” ~表現” という言葉を用います。 例えば「版表現研究指標」。ここで” 版画” と限定せずに” 版” という言葉を用いるのは、” 版を用いた表現” という広義な概念を理念としているからです。 また、非常勤の先生方を含め、毎日色んな先生方と対話ができる、というのも大きな魅力の一つです。 実に様々な視点から多くのことについて話を聞くことができます。 先生方は同時に作家の方々です。 経験し得た人にしか持ち得ない、貴重な熱量を届けて頂けます。
そして、指標や授業を選択するのは学生の皆さん自身です。 学生一人一人が多視点から物事を考え、個々のアイデンティティーを形成し、結果として作品に昇華される。 その先に学生同士の対話・議論が専攻を越えて展開される。 この熱量は環境を整えただけでは中々実現しようもありませんが、東京造形大学には備わっています。 表現を生み出すまさにその根っこ。このリアルな” 現場” がここにはあります。

●略歴
1985年 熊本県生まれ
2008年 東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業
2010年 東京造形大学大学院造形研究科造形専攻美術研究領域修士課程修了

個展
2008年 Emerging Directors Art Fair,ULTRA 001 spiral、東京
2011年 multiprime hiromiyoshii、東京
2012年 外の部屋 中の庭 熊本市現代美術館、熊本

主なグループ展
2009年 Art Nova Art Basel Miami Beach、マイアミ、アメリカ
      LISTE09 WARTECH、バーゼル、スイス
      アートフェア東京 東京国際フォーラム、東京
2010年 Painting on the move hiromiyoshii、東京
      東京造形大学絵画棟クロージング展- camaboco - 東京造形大学 旧絵画棟、東京
2011年 夢で逢いましょう SPROUTcuration、東京
      MAGIC BLACK hiromiyoshiiroppongi、東京
2012年 Pandemonium XYZ collective、東京
      New Gallery × New Artists × New Works AI KOWADA GALLERY、東京
     
収蔵
熊本市現代美術館


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