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二年生 美術演習C授業の様子

こんにちは〜。助手の古屋です。

今回は二年生の美術演習Cの講評会の様子を紹介します〜

美術演習Cは映像インスタレーション、アートブック、立体の三つのクラスに分かれて制作します。

美術演習A〜Cでは、古典から現代までの様々な技法や表現を学びます。

この授業では、これまでの授業では触れなかった絵画以外のメディアに触れるチャンスがあります。

 

それぞれの講評会の様子↓

 

【アートブック】

アートブッククラスは、製本を学び、冊子にする方法を学びます。

様々な紙、ミシンや糊付けなどの製本方法など多様な作品が並びました。

ページを捲るという独特な鑑賞体験を与えるメディアから新たな表現につながるといいな〜

 

【立体】

立体クラスでは、石膏やスチロールなど様々な素材に触れた制作となりました。

新たな素材には、それを扱うための新たな道具の使用が不可欠です。

各々、苦戦しながらも自分の表現に合った素材の探求ができたのではないでしょうか〜!

 

【映像インスタレーション】

映像インスタレーションクラスでは、身近なスマートフォンの撮影からアウトプットの仕方を実験的に試す機会となりました。

プロジェクター・液晶モニター・ブラウン管テレビ(今の学生はもう触れたことないかも!?)など映像機材を選び、物や自分に投影するなど、どのような展示空間にするのか色々な発想が飛び交っていました📺

インスタレーションやパフォーマンスは、この先どのように記録していくかも考えないとですね!

 

新しいメディアに触れて、表現の幅が広がった2年生のこれからの制作が楽しみです😌✨

(古屋)

一年生!絵画基礎実習A講評会の様子

こんにちは〜 助手の古屋です。

今年度から古屋もブログを担当します。よろしくお願いします〜!

今回は一年生最初の授業!絵画基礎実習Aの講評会の様子を紹介します!

 

絵画基礎実習Aでは、人物モデルをモチーフに約二ヶ月間で制作をします。

今年は女性モデルに加えて男性モデルに来ていただいたので、なかなかボリューミーな課題だったのではないでしょうか。

 

1年生 講評会の様子

講評会に展示された作品もボリューミーでした🌞

 

一年生全員分の作品を、三日間かけて先生方が講評します!

大学での講評会は自分の作品について自分で話すところから始まります。

マイクを持つのも最初は緊張しますが、同級生の話に耳を傾けながら慣れていけるといいですね〜

 

講評会が終わったら次の授業、美術演習Aのガイダンスです!

美術演習A〜Cでは、古典から現代までの様々な技法や表現を学びます。

美術演習Aでは、テンペラ、版画、セラミックの三つに分かれて古典技法を学びます。

美術演習Aガイダンスの様子 今年からセラミック

今年からセラミックの授業もあります。

セラミックの作品を制作しているペインターも意外と多いのでは。。。?

古典技法での制作を実感することで、これまで見ていた美術館にある作品の解像度がもっと上がるといいな〜

 

 

(古屋)

一年生 絵画基礎実習Aゲストレクチャー

こんにちは!助手の奥友です。

 

今回は、一年生最初の授業の絵画基礎実習Aの様子を紹介します🌷

 

この授業では毎年、モデルさんをお呼びして人物課題に取り組みます。

去年度までは女性モデル中心に来ていただいていましたが、今年からは女性モデル期間・男性モデル期間ので一枚ずつ、合計2枚の絵を制作します!

 

課題に合わせ、今年は2回のゲストレクチャーが開催されました。

まずは美学研究をされている村上由鶴さん。

レクチャータイトルは「アートはだれのもの?」

みんなのもの!と言いたいですが、歴史を振り返ると決してそうとは言えません。

作る側も評価する側も男性ばかりの歴史の中で、女性は常に見られる側であり、それが私たちの「あたりまえ」になっていました。

大学でも、高校の授業でも、予備校でも、人物課題と言えば女性モデルを描くのが「あたりまえ」です。

それがどうしてあたりまえになっているのか、村上さんのレクチャーでは非常にわかりやすく解説していただきました。

 

続いては、彫刻専攻の阿久津先生。

阿久津先生は人体解剖学を専門にされています。

男女に共通する人間の体の構造や、男性と女性の体の作りの違い、それぞれが歳をとるにつれておこる体の変化など、、、。

人体を描くために欠かせない情報を、ユーモアを交えながら解説していただきました!学生も楽しんでいた印象です!

 

村上先生のレクチャーでは美術におけるジェンダー(社会的性別)を、阿久津先生にはセックス(身体的性別)について、二つの性を違った視点から解説していただきました!

一年生にとって、とてもためになるレクチャーだったかと思います!私の時もあったら良かったのになあ、と、羨ましい気持ちでいっぱいでした、、!

 

このレクチャーを踏まえて、どんな作品が出てくるのかとても楽しみです!

お二人とも、ありがとうございました!

 

(奥友)

こんにちは春です

こんにちは!助手の奥友です!

 

みなさん〜〜春がやってきました!4月です!

今年度もどうぞよろしくお願いします😄

 

3月に去年の4年生が卒業していったのも束の間、早速新しい1年生がやってきました!

 

4月4日の専攻別ガイダンスでは、先生方・助手・新入生での顔合わせと、これから4年間学んでいく絵画専攻の授業の説明を行いました。

 

先生も学生も自己紹介!

 

授業説明と自己紹介が終わったら、みんなでアトリエのある10号館へ移動します。

近藤先生から10号館の各部屋の説明と、1年生が使うアトリエの紹介をしていただきました!

 

そして!1年生と同じく、今年絵画事務室にも新任助手が2人やってきました!

新入生のみなさん、私たち助手の顔も覚えてね〜!

 

それでは!今年度もどうぞよろしくお願いします〜〜!

 

(奥友)

東京五美術大学連合卒業・修了制作展(五美大展)

こんにちは。助手の時山です。

 

現在国立新美術館にて東京五美術大学連合卒業・修了制作展

通称「五美大展」が開催されております。

造形大学のブースの様子を一部お届けします。

今年はパワフルな作品も多く、見応え十分な造形大ブースとなっております。

 

会期最終日の3月3日(日)には、卒業制作でZOKEI賞を受賞した学生によるギャラリートークも行われますので、そちらもぜひお越しください。

 

会場   : 国立新美術館 アクセス(〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2)
会期   : 2024年2月23日(金)~3月3日(日)※ただし2月27日(火)は休館
開館時間 : 10:00~18:00(入場は17:30まで)

 

 

【「東京造形大学 五美大展ギャラリーツアー」について】
この度、「東京五美術大学 連合卒業・修了制作展」において、「東京造形大学 五美大展ギャラリーツアー」を開催する運びとなりました。
出品学生による展示作品解説「自作を語る」や、本学教授による絵画および彫刻専攻領域の概要をご案内します。本学の学びを実感していただける機会ですので奮ってご参加ください。事前の申し込みは不要です。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

開催日時 2024年3月 3日(日)14:00~15:00
集合場所 国立新美術館2F 東京造形大学 展示室入口
その他 参加費無料、予約不要
本ツアーは、東京造形大学による独自の企画のツアーであることから、共同で展示している他大学の展示室のツアーは実施しませんのでご注意ください。

 

(時山)

審査会

こんにちは、助手の時山です。

寒い日々が続きますね。

そんな中、今日は4年生の卒業制作の審査会が行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝9時から夕方まで、一人一人の作品を先生全員で見ていきました。

明日からは学外の方もご覧になれますので、ぜひ4年生の集大成となる作品を見に来ていただけたらと思います。

 

【会期】
会場展示:1月19日(金)-1月21日(日)10:00-17:00
WEB開催:1月21日(日)-5月31日(金)

【会場】
東京造形大学
東京都八王子市宇津貫町1556(JR横浜線 相原駅よりスクールバス5分)

 

https://sotsuten.zokei.ac.jp/2023/

 

 

 

 

(時山)

本学教授 豊嶋康子教授 個展開催のお知らせ

 

本学 豊嶋康子教授 の個展が明日より東京都現代美術館で開催されます。

皆様ぜひお越しください。

 

豊嶋康子 発生法──天地左右の裏表

2023年12月9日(土)- 2024年3月10日(日)

休館日:月曜日(1月8日、2月12日は開館)、12月28日~1月1日、1月9日、2月13日

 

開館時間:10:00-18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)

会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F

https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/toyoshima_yasuko/

 

 

「美術の領域でやることは、相手の想定する領域を広げることだと思います。」
「自分の住んでいる空間を、自分の意思で組みなおす。」   ―― 豊嶋康子



豊嶋は「表現」を万人の行為と捉えていることからも、その創造が美術の専門家だけに向けられたものでないことは確実です。「考えさせる」作品であると同時に、「見る」楽しみや「作る」ことの誘惑も感じさせる豊嶋の作品群。同時代を生きる私たちにとって、「自分事」である作品に出会えるかもしれません。

 

30年におよぶ豊嶋の制作を、およそ400点により明らかにする、初の大規模個展
1990年、東京藝術大学在学中に西武高輪美術館で作品を展示して以降、コンセプチュアルな傾向のうちに一貫して自身を関与させる当事者性を備え、継続されている豊嶋の制作ですが、その独自の在り方は、これまで、特に実際に制作を行う作家たちの間であつく支持されてきました。近年はグループ展への参加などを通してあらためて注目を集めており、全体像を概観する機会が強く望まれてきました。本展は、初期作品から新作まで、当館所蔵作品および個人蔵の作品も含め、およそ400点を初めて一堂に公開する待望の個展です。

 

■会期中は、アーティストトークや対談、ボランティアや担当学芸員によるギャラリーツアーなど、多彩なプログラムを行う予定です。参加方法・詳細は順次公開いたします。

アーティストトーク(対談)「白井美穂と見る、豊嶋康子展」
2024 年1月28日(日)15 :00 – 会場:東京都現代美術館 B2F 講堂
同時期に府中市美術館で個展を開催する白井美穂との対談。
*府中市美術館では、次のイベントを開催します。
「豊嶋康子と見る、白井美穂展」2月18日(日)14 :00 –

 

 

(時山)

絵画bクラス 授業の様子

 

こんにちは。助手の時山です。

私が担当している絵画bクラスの授業の様子をお届けします。

 

 

2年生恒例の課題、1000枚ドローイングです。

この課題は私が学生の頃から続いています!

 

 

 

1000枚描くことを目指すかなりパワー系の課題ですが、描いた後のドローイングを自身で整理してもらい、

「よくできたもの」「よくないもの」「わからないもの」の3つに分類するという工程もあります。

またその分けた基準や、理由も含めて講評会で発表します。

 

 

 

「ドローイング」という言葉でざっくりしていたものが、実際に手を動かすことで、これもドローイングなのかな?という疑問が生まれたり、

大量の枚数を描くことで自分の手癖や好みに縛られない、作品のアイデアが見えてくるのがこの課題のいいところですね。

 

アトリエもみんなの描いたたくさんのドローイングで充実した空間となっておりました!

 

 

 

 

 

 

また学内のCSギャラリーでは末永ゼミナール展が行われ、

ゲストとして東京都現代美術館学芸員の藪前知子さんに来ていただき、講評会をしていただきました。

 

 

 

 

 

 

卒業制作前の展示ということもあり、皆気合が入っています。

学外の方に作品を見て講評してもらえる機会はなかなか無いので、本当に貴重ですね。

 

たくさんの展示、作品を見ている藪前さんからの言葉は、学生にとってとても参考になったかと思います。

今回の展示が卒業制作に向けてより良い助走になったのではないでしょうか!

 

卒業制作展の「ZOKEI展」は来年の1月19日、20日、21日に開催されますので、皆様もぜひお越しください!

 

 

 

 

(時山)

東京造形大学 絵画専攻・彫刻専攻 助手展 空気を入れかえる/空気を入れかえる

こんにちは。助手の時山です。

現在、大学にて、絵画専攻・彫刻専攻 助手展「空気を入れかえる/空気を入れかえる」を開催しています。

残り4日となっていますが、会場の様子をお届けしたいと思います。

 

ZOKEIギャラリー

 

 

CSギャラリー

 

 

CSギャラリーでは過去の絵画助手展の冊子なども見ることができます。

 

相原もより一層寒くなっていますが、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

金曜日にはトークも開催し、夜20時まで開館しております。

よろしくお願い致します!

 

 

会期:2023年11月8日(水)~11月18日(土)
休館日:日曜
開館時間:10:00~17:00 ※11月10日(金)・17日(金)は20:00まで
※ZOKEIギャラリー・CSギャラリー同時開催

トークイベント
日時:① 11月10日(金) / ② 11月17日(金) 両日18:00~
場所:ZOKEIギャラリー前

展示者: 伊勢崎 寛太郎、宇野 慧子、大石 一貴、大江 花歩、奥友 ひとえ、時山 桜、長嶺 高文

この度、東京造形大学絵画専攻、彫刻専攻による展示「空気を入れかえる/空気を入れかえる」を開催いたします。
本展はメンバーの長嶺と大石の会話から浮き出てきた、絵画と彫刻それぞれを位置付ける曖昧で様々なボーダーを、
踏み越えたり壊してみたりあるいはお互いの立場を反転することで、相手の領域について思考を深め、新たな視点を得ることを試みるものです。
空気を入れかえる行為と、その後に見える景色がどのようなものになるのか、
その問いかけから作者や鑑賞者の認識がアップデートされ、作品と展示を言語とした風通しのよい対話の場になることを願います。

絵画専攻助手・彫刻専攻助手 一同

(時山)

1年生 美術演習B

お久しぶりです!助手の奥友です

9月までは夏の暑さが続いていましたが、今週からグッと寒くなりましたね〜!大学でも体調不良との声がちょくちょく聞こえてきます。寒暖差が激しいと体調を崩しやすいので、みなさんお気をつけて〜

 

先週まで絵画の一年生は、後期初めの授業「美術演習B」での制作に励んでいました!

この授業では、静物モチーフを組んで観察から描くペインティングAクラス・概念や観念を重視して制作するペインティングBクラス・明治時代に生まれた、岩絵具と和紙を使って描く日本画を制作する日本画クラスの3つに分かれます。90年代以降のヨーロッパ・アメリカ・日本のそれぞれの美術の動向を、制作することで追体験するカリキュラムになっています。

ペインティングAクラスの様子

 

ペインティングBクラスの様子

 

日本画クラスの様子

 

自分の作品に繋がる歴史や、作品の立場を考えることはこれからとても重要になることです。この授業での経験が、これからのみなさんの作品にどう反映されるのか、とても楽しみです!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さて!後期最初の授業も終わり、明日からはいよいよCS祭です!

絵画棟では絵画専攻の学生が、誠意制作した作品が展示されます!

今日はみなさん、一生懸命展示作業をしております、、、!

ぜひぜひ、見にきてくださいね〜〜!

(奥友)


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