2025年7月2日 カテゴリー:お知らせ, 個展・グループ展, 絵画aクラス
こんにちは、助手の岡村です。
只今、東京造形大学附属美術館にて、我らが絵画専攻教授・近藤昌美先生の退職記念展「抱擁と錯綜と犬」が開催中です。

近藤昌美退職記念展「抱擁と錯綜と犬」ポスターデザイン
僕も学生時は、近藤先生がご担当される絵画aクラスに所属していました。
現在は助手として授業のサポートをさせていただいています。感慨深いですね、、、
展覧会初日には、同時に2年生の指標分けWSが行われ、
絵画aクラスご担当の近藤先生自ら学生へ向けた作品解説をしていただきました。

マンズー美術館入口

近藤先生による絵画専攻2年生に向けたトークの様子
学生にとってもクラス選択に向けて、身近なアーティストである先生の作品に触れられる機会となり特別な経験になったのではないでしょうか。
僕もトークを聞きながら、台座に広がるドローイングの量に目を奪われました。
なんとこれで一部!
メディウムの流動・描くという行為を通した対象へのアプローチ、運動
絵画制作の指針を背中で示してくださっているように思いました。

作品細部 ラメきらきら
僕にとっても、2023年に東京アートミュージアムにて開催された個展「滝と花と犬」にて拝見して依頼、近藤先生の作品を間近で見られる機会となりました。
絵具の流動と、ストロークから時折見せるイメージへの変遷を興味深く拝見しました。

美術館へは連日、多くの方がお見えになります。
会期も残すところ1週間、7月9日(水)までの開催となります!
是非、足をお運びください🖼️
(岡村)
2025年6月24日 カテゴリー:未分類
こんにちは〜ふるやです。
暑いですね。梅雨はなくなっちゃいましたねぇ
前期の授業も進んでいるので、
今回はふるやが担当している絵画b 3年生の様子を写真多めでハイライト的に紹介します🌟
絵画bでは先生が週替わりでワークショップを開催してくださいました〜
金田先生「未知のコラボレーション」↓

参加者が順番に他者の作品に制作を加えるこころみ👀

いつもと違う線や色使いが自分の制作の上に重なっていく!和気藹々🐰
木下先生「「私」を記録・収集・保存する」↓

木下先生がコレクションするZINEや本、フリーペーパーなどの紙媒体をみんなでディグり中〜(ふるやの持ち物もいくつか紛れさせました!)

デジタル時代の今だからこそ、紙媒体の面白さや良さがある気がします( ᴖ ·̫ ᴖ )👍🏻⭐️
最後には学生それぞれが気になった箇所を発表し合いました〜
豊嶋先生「方法の作り方」↓

他指標からも参加者が!

まずは配られた紙やテープでに好きに制作!

制作した作品をシャッフルして、他の人の作品の作り方・レシピに文章化!!!

間に合わない!!と焦りながらつらつらと書いていますね(՞- -՞)💬✏︎

今度はレシピをシャッフルして、他の作品のレシピを読みながら制作!

細かく書いてあるものやざっくりなもの……

完成して並べてみると….ところどころにエラーや自己解釈が溢れています。

制作プロセスにも繋がるようなワークショップでしたね!
高橋先生「映画鑑賞」↓

高橋先生セレクトのアンドレイ・タルコフスキー監督のSF映画「ストーカー」をみんなで観ました🎥
(ストーカーは追跡者の意味だそうです)
自分では選ばないような映画を一本観る経験ってなかなかないので学生にも刺激があったかもしれません。
そんなこんなで、たくさんワークショップを受けた3年生の個人制作も盛り上がっていました ദ്ദി ᴖ ·̫ ᴖ )✨
講評会の様子もちらりお見せします!

絵画制作のための装置をキャンバスでつくったり

色材を絞ったり基底材を変えてみたり

議員!?

よーく見ると見える

他専攻に手法を学びに行ったり

とにかくつくってみたり!(ゲスト講評でいらっしゃた中尾先生が被ってますね)(未知との遭遇)
3年生が一番時間があるときかも。
気になること、やってみたいことにどんどん挑戦していて力強いです〜〜!
以上、絵画b 3年生の授業の様子でした〜
(古屋)
2025年6月20日 カテゴリー:未分類
こんにちは〜!助手の奥友です。
今回はちっちゃな話題として、絵画専攻の授業が行われる10号館にある吹き抜けの様子をお届けします!

10号館の中央は大きな吹き抜けが広がっています。
吹き抜けにはほとんど照明がなく、日中は天井の三角窓から入る自然光が床面まで照らします。

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絵画事務室前に置いてある植物も、吹き抜けの光を浴びてすくすく育っています!



夏が近づき、モンステラからは赤ちゃん葉っぱたちが!!
まだ柔らかくて繊細な葉っぱたちですが、すくすく育って立派な緑の葉っぱになってほしいです〜!

パキラは……流石に光が足りないらしく、やってきた時よりもほっそりしてしまいました……。
だれか、パキラの救いかたを教えてください……。
〜〜〜〜〜〜〜〜

10号館1階には食堂があり、ランチタイムが終わった後も食堂で作業する姿がちらほらと…。
窓辺から見えるのは一面に広がる大自然🌲🌳🌲🌳🌲
のびのびと作業できそうですね!
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この吹き抜けは、窓から入る日光の強さも程よく、蛍光灯などの照明のように光が白すぎたり黄色すぎることもないので、作品の写真を撮るのにぴったりな空間でもあるのです!
ポートフォリオに載せるための作品写真を撮りたい時は、ぜひ吹き抜けを活用しましょう!(撮影した後はちゃんと片付けてね😄)
〜〜〜〜〜〜〜〜
以上、10号館吹き抜けの紹介でした!
ではまた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
(奥友)
2025年6月8日 カテゴリー:お知らせ
ちゃおっす!
春、絵画事務室にも新たな風がやってきたぞ。
本年度から絵画専攻版表現クラスを担当する助手の吉澤美樹さんだ。

吉澤さんは東京造形大学絵画専攻を卒業していて、なんと俺たちと同期だ。
びっくりだよな。
絵画専攻領域の助手が4人とも同期なんて。
吉澤さん、何か一言。
「お祭りの屋台は冷やしパインが好きです」
こいつぁ、ひょっとするとひょっとするかもしれねぇな。
ひょっとこ
今年も絵画事務室をよろしくな!
ちゃおちゃお

(岡村)
2025年1月23日 カテゴリー:未分類
2025年1月23日。
年が明け
卒制期間も大詰めとなりました。
本日は、絵画専攻学生の卒業制作審査会です。
大学生活4年間の集大成となる卒業制作、
皆さんの見たもの、聞いたもの、感じたこと、考えたこと、信じるもの
それぞれを自身の作品で、懸命に言葉にして発表します。


明日より、ZOKEI展(東京造形大学卒業研究・卒業制作展/東京造形大学大学院修士論文・修士制作展)が開催となります。
是非、ご覧ください。
(岡村)
2024年12月11日 カテゴリー:未分類
こんにちは、絵画事務室の岡村です。
日中もすっかり寒くなって、季節は冬⛄️ですね。
鍋が美味しい季節です。みなさん鍋を食べましょう。
鍋は美味しいし、簡単だし、なんといってもあったかいですから!鍋ですよ。みなさん、鍋。
🍲
12/9、4年生の卒業制作の事前審査会がありました。
4年生のみなさん、来年1月にひかえたZOKEI展に向けて制作に励んでいます。
事前審査会では、学生各々が師事する指導教員とは異なる先生に向けて制作の進捗などを発表する機会となります。

発表の様子1

発表の様子2
事前審査会も終わり、制作も大詰めです。
みなさん、あったかいもの食べてくださいね💪
(岡村)
2024年11月12日 カテゴリー:未分類
皆さま、こんにちは。
絵画事務室の岡村です。
近頃は肌寒く、ようやく11月らしい気候になってきましたね🍂
季節の変わり目ですので、どうかご自愛くださいませ。
さて、現在東京造形大学では絵画専攻領域・彫刻専攻領域助手による展覧会「空気を入れかえる//空気を入れかえる」を開催しております。
以下、展覧会情報と展覧会に寄せた文章です↓
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「空気を入れかえる//空気を入れかえる」 東京造形大学 絵画専攻領域・彫刻専攻領域 助手展
会期:2024年11月7日(水)〜11月16日(土) 日曜休館
会場:東京造形大学ZOKEIギャラリー・CSギャラリー(12号館1階・10号館1階)
開館時間:10:00〜17:00
新井 浩太、伊勢崎 寛太郎、宇野 慧子、大江 花歩、岡村 海王、奥友 ひとえ、古屋 湖都美
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昨年、当時の助手だった大石と長嶺の会話から始まった、絵画専攻と彫刻専攻の助手による展示は、二回目を開催する運びとなった。発起人の二人が退職し、新たなメンバーが加わったことで、空気はどのように入れかわるだろうか。
「空気」という語は、気体を意味することもあれば、場の雰囲気や気分を表すこともある。つまり、私たちの心身に纏わりついているのが「空気」というわけだ。空気を入れかえるとは、個々の心身に纏わりついているものを、「交換」あるいは「混合」するような行為なのかもしれない。前回は、絵画/彫刻と分類されていることに対して意識を向けていたが、それが入れかわった今、私たちが目を向けるのはもっと広義な空気となるように思える。
作品を展示することは、語ることと同じだと感じている。*語るとは、それは他者を知ると同時に自らを他者に知らしめることである。それはつまり、この七人で作品を展示することで、空気は自然と交換されるということではないだろうか。絵画/彫刻という領域を意識しても良いし、しなくても良い。新たな空気の入れかわりを、ご覧いただけたら幸いである。
*引用:「他者と死者 ラカンによるレヴィナス」内田樹 株式会社文藝春秋 P28 一行目
彫刻専攻領域助手 大江 花歩
昨年に続くタイトル「空気を入れかえる/空気を入れかえる」、第二回目となる本展より参加メンバーに加わりました。
タイトルにある空気には様々な含みが込められているように感じます。滞留・通過する気体、絵画と彫刻といった二分されがちな分野、ボーダー、私たちの担う役割など。どれも目には見えないけれど、確かにある。物理的な干渉ではないけれど、絵画や彫刻にもそのものが成立する領域がある。とても曖昧な領域。
美術は透明であるべきか、それとも可逆性を持ったグレーであるべきか。それでいうと灰色とは詰まり黒と白の均一化なんだろう、などと考えを巡らせています。掴みきれないその性質へ向けて、取り敢えずは複雑なパズルになれたらと思います。
絵画専攻領域助手 岡村 海王
この度、東京造形大学絵画専攻領域、彫刻専攻領域の助手による展覧会「空気を入れかえる//空気を入れかえる」を東京造形大学ZOKEIギャラリー、CSギャラリーにて開催いたします。
本展は、昨年度開催された絵画専攻領域、彫刻専攻領域の合同助手展「空気を入れかえる/空気を入れかえる」を引き継ぎ、昨年度からのメンバーである伊勢崎寛太郎、宇野慧子、大江花歩、奥友ひとえの四名に、任期を終えた三名にかわって新井浩太、岡村海王、古屋湖都美が加わります。
昨年度開催の「空気を入れかえる/空気を入れかえる」では絵画と彫刻それぞれのバックグラウンドを持つアーティストを能動的に入れ混ぜることで、それぞれを位置付ける曖昧さを問いかけました。
本展「空気を入れかえる//空気を入れかえる」では、絵画と彫刻の曖昧なボーダーを問いかけるとともに、人が入れかわり続ける助手、大学という場所において制作発表することを起点に、「空気を入れかえる」ことについて新たに思考する場になればと思います。
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会場の展示風景を紹介します。
CSギャラリーの様子

ZOKEIギャラリーの様子

昨日は会期中2回開催予定のトークイベントの第一回を開催いたしました。
第一回は、彫刻専攻助手の3人の作品紹介と、絵画専攻助手からの質問に答えてもらいながらトークが進行しました。

「おすすめの制作道具はなんですか?」という質問への回答のために、普段使っている道具を持ってきてくれました。
伊勢崎君と新井君のお気に入りの叩き棒、新井君が持っているものは学部生時代に伊勢崎君から誕生日プレゼントで貰ったものだそうです!
11月15日(金)の18:00より、トークイベントの第二回目として絵画専攻助手の作品紹介・彫刻専攻助手からの質問の回答を中心とした内容を話します。
トーク開催日は20時ごろまで会場が開いておりますので、展示を見つつトークもお聞きいただければと思います!
皆様のご来場、お待ちしております♣
(岡村)
2024年10月18日 カテゴリー:CS祭, 未分類
やぁみんな俺だ!
今日は東京造形大学CS祭(芸術祭)1日目💫💫💫!
あいにくの空模様☔️でしたが来場者多数(!?)!!
出店、マーケット、ライブに展示…多くの方が楽しんでくれたんじゃないでしょうか♣️(にっこり)
気になる絵画専攻の展示、、、、、今年は参加団体が過去一とのこと(イッパイ)!
準備期間からみなさん大忙しそうで
初参加の1年生はもちろん、各学年はりきって臨んでいるようです!!!

1年生作品

2年生作品(かわいい)

3年生作品

4年生作品
みなさんとても素敵です💌!!
CS祭は残り2日(10/19,20)あります!!
参加者の皆さん、ご来場の皆さん、
是非楽しんでくださいね(メッチャエガオ)!!!!!
(岡村)
2024年9月12日 カテゴリー:レクチャー・ワークショップ
こんにちは!!助手の海王です!!!!!!
暑い日が続きますね🌞
みなさまいかがお過ごしでしょうか♠?
東京造形大学では夏休みが明け♣🎇、後期授業が始まっております♦!!
本日は!国内外で活躍されるアーティスト、加藤泉さんにお越しいただきました!!

トークショーメインビジュアル(宮﨑勇次郎先生デザイン)
ご自身の大学時代の制作から海外でのレジデンス、近年の展覧会に関するエピソードまで幅広くお話しいただきました!

学年・専攻を問わず多くの学生が集まり、加藤さんのお話に耳を傾けていました。

僕も聴講させていただきましたが、「制作に行き詰まったりしたらマテリアルを変えてみるのは有効」など、
絵画と彫刻など、メディアをクロスオーバーして作品を制作されている加藤さんならではのお話しを興味深く拝聴しました。
今回のトークショー開催にあたって、ご尽力いただいた絵画専攻a指標にて非常勤講師をしていただいている画家の中村太一さん。
お二人とも共通の趣味がおありとのこと🎣

加藤泉さんと中村太一さん
また、海外での作品設営で起こったトラブルなども笑顔を交えてお話しいただきました。
これには思わず会場からは笑い声も(笑)
時折見せるフランクな語り口からは加藤さんのお人柄を感じます。

最後は学生からの質問にお答えいただきました。
トークショー終了後も学生が集まり、加藤さんを質問攻めに…😅
皆さん、とても充実した時間を過ごせたように感じます。
貴重な機会をくださった加藤さん・中村さんありがとうございました!
(岡村)
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