2010年03月の記事
2010年3月30日 カテゴリー:個展・グループ展
卒業生の展覧会が2カ所で29日から始まっています。こちらは2009年学部卒業の上田真由美さんの二人展の会場です。神田のギャラリー環で4月10日まで。友人達が集まっていました。彼女は4月12日から5月1日まで大阪、肥後橋のギャラリーゼロでも個展を控えています。
上田さんの作品です。
外苑前のトキ・アートスペースでは飯沼知寿子さんの初個展です。4月4日までです(水曜休廊)。彼女は今年大学院を修了し修了作品と重ねて個展の準備もして来ました。友人達もたくさん来廊してにぎやかなオープニングでした。
飯沼さんの作品です。
作品は展示して初めて生きて来ます。早いうちに個展等を経験することは作家としてとても大切なことです。今後の制作にも大きく影響するでしょう。
(教員:近藤 昌美)
2010年3月27日 カテゴリー:その他
09年度入試作品の参考作品を選びました。造形大学絵画専攻では毎年油彩とドローイング(デッサン)の実技を入学試験としてますが、4月からの1年間、入試問題集に掲載したり、全国での会場説明会でお見せしたりする参考作品を合格者作品の中から選びました。上位からのみではなくいろいろなランクから受験生の参考となるようにバランスを考えて選ぶようにしてます。
合計9組×4で36セット(油彩,ドローイング)を、教員同士で意見を交えながら選んだのですが、入試採点時を思い出したり、また、まだ会わぬ新入学生をあれこれ想像しながらも、次の受験生の指針になるよう慎重に選定しました。普段、会場説明会には9セットしか持ち込みませんので36人分を一挙にお見せ出来る機会はなかなか無いのは残念です。
(教員:近藤 昌美)
カテゴリー:新アトリエ情報
画像ですと、足場のおおいもあるしあまり変化しているようには見えませんね。
でも、良く見ると外壁材が張られ始めてました。
(教員:近藤 昌美)
2010年3月21日 カテゴリー:版表現
3月19日(金)。卒業式、修了式、祝賀会、謝恩会がありました。
近藤先生のに追加です。
修了式で石崎未来さんの謝辞。
八王子に移動して祝賀会です。
絵画全員の集合写真。
大学院修了のみんなと。
4年生は嬉しそうですねー。大学院は落ち着いたもんです。
町田で版表現だけの謝恩会。撮影するの忘れてました!
良いお店で、良い謝恩会でした。
やはりお世話になった先生方に感謝して、卒業と修了していくことは
大事だなーと思います。
卒業生、修了生のみなさん。
ときどきは造形大のことを思い出してください。
そしてこれからも元気で頑張ってください。活躍を期待しています。
(教員:木下 恵介)
2010年3月20日 カテゴリー:その他
3月19日は学部の卒業式、院の修了式がありました。天気にも恵まれ良い日和でした。
まだ開式前ですが、学生が会場に入って来ているところです。会場はCSホールと呼ぶ体育館です。
10時半から卒業式です。
壇の左右に教員席があります。こちらは右側で手前角が理事長の小田先生です。
式が始まり,学長が卒業証書を授与しているところです。各専攻ごとに一人一人が名前を呼ばれ、代表が登壇して証書を受け取ります。400人を超す学生が卒業しました。
絵画専攻の皆さんが名前を呼ばれ立ち上がったところです。
映画専攻の卒業生。ヒーロー物ですね。
絵画のYさん。大学院に進学します。
午後1時からは、大学院の修了式です。会場は院棟のレクチャールームです。
院は学長が一人一人に学位記(修了証書)を授与します。こちらはデザイン研究領域の修了生です。ゴーストバスターズですね。
生嶋先生を囲んで版表現の学生達です。
高橋先生と絵画の学生です。
会場を八王子駅前の京王プラザホテルに移して、卒業,修了祝賀会です。本学では謝恩会とは言わず祝賀会と呼んでいます。
学生も教員も晴れやかで素晴らしい祝賀会になりました。
有吉先生と院の修了生。
近藤ゼミの学生達です。
母袋先生と院生です。
絵画専攻全員での集合写真です。学部と院とで約100名が卒業,修了しました。
有志で八王子駅付近の居酒屋で二次会。この後三次会、四次会と夜が更けていきました。
我々教員としても卒業式は学生一人一人の新入学生からの様々なことが思い起こされ,ことに院生とは制作を巡って6年間を濃密に過ごして来ましたので、非常に感慨深い日です。卒業生はこれから就職をする者、卒業後の展覧会の準備に追われる者、故郷に帰る者、進学する者等それぞれの人生の岐路に立ったわけですが、この日の晴れやかな表情からどの道を歩むにしろ、きっとまっすぐに進んで行ってくれるだろうと期待出来ました。
あらためて、皆さん、卒業、修了おめでとうございます。
(教員:近藤 昌美)
カテゴリー:新アトリエ情報
外側から見ても、工事の進捗具合は良くわかりませんが,普段とちょっと違うのは周囲にいる学生が着飾っていることです。そうです。今日は卒業式です。右側に見える今までの絵画棟に別れを惜しんでいるのでしょうか?
(教員:近藤 昌美)
2010年3月15日 カテゴリー:美術研修旅行
2月12日(金)午後成田空港からオランダ・スキポール空港へ。
今回のツアー参加者は、絵画専攻1、2年生10名、デザイン学科
1、2、3年生10名、ムサ美大学院2名、他大学1名合計23名と
添乗員1名 + 木下、全員で25名。
2月12日(金)〜3月3日(水)、20日間の旅行です。
約12時間のフライトでスキポールに夜の6時着。バスでホテルへ。
2月13日(土)まずは国立美術館とゴッホ美術館の見学。
フェルメールやレンブラントを見るとオランダに来た実感が湧きます。
国立美術館には古典絵画だけでなく、オランダのデザイナーの
Maarten BaasのGrandfather clockがありました。
2009年のミラノサローネで発表された時計。
中に人が入っていて、1分ごとに裏から分針を書き換えてる
ように見える仕掛けになっています。
皆笑って見てました。
古典と現代の対比が新鮮でオランダらしいユーモアがあります。
こちらはゴッホ美術館。黒川紀章の新館は工事中でした。
オランダは、デザインと建築で世界トップレベル。楽しみです。
でも寒かったー!!何度か雪が降りました。
昼食はオランダの代表的な料理。豆のスープと白身魚のムニエル。
お味は素朴。
アムステルダムは北のベニスと言われるように運河の街です。
午後は船で街を一周しました。
これはセントラルステーションを海から見たところ。
2月14日(日)。雪でした。
泊まっていたホテルから地下鉄の駅まで歩いて12〜3分。
駅からセントラルステーションまで15分くらい。
地下鉄のグラフィックも面白い。
セントラルステーションから電車でユトレヒトへ。
30分くらい。日曜日だったので残念ながらお店は休み。
皆はセントラルミュージアムとディック・ブルーナ・ハウスへ。
僕は前から行きたかったユトレヒト大学の建築を見に行きました。
雪が降り、ほとんど人がいない中見て回るのは面白かったけど、
日曜日なので中に入れず、休憩する場所もないのにはまいりました。
レム・コールハースのエデュカトリアム。
中に入りたかったー。
ノイトリング・リーダイクのミナエルト・ビル。
メカノーの経済学部棟。
エヌエル・アーキテクツのバスケット・バー。
1階がバーで2階がバスケットコート。
コートの中央がガラス張りで、1階の天窓になっています。
ヴィール・アレッツの図書館。
外壁のガラスにはパピルスの原料の葦が印刷されてました。
図書館 → 本 →?パピルス → 葦。という発想。
ユトレヒト大学は、一つの街くらいの規模に現代建築が並んでいます。
ゆっくり内部も見学したかった。
リートフェルトのシュローダー邸も見学。
細部まですごく凝った工夫がしてあり、面倒でしたが行って良かった。
ユトレヒトは運河沿いにいろいろなお店が並んでいて楽しい街です。
Central Museumとディック・ブルーナの美術館も良いし、平日に来る
べきでした。長くなりましたので、つづきはAmsterdam中編で。
3月14日(日)記。
(教員:木下 恵介)
カテゴリー:個展・グループ展
上野の森美術館で3/14〜3/30まで開かれるVOCA(THE VISION OF CONTEMPORARY ART)2010展のオープニングレセプションに行って来ました。1994年から続くこの展覧会は、平面、絵画の登竜門として美術館学芸員や評論家等の推薦を受けて出展することが出来ます。今回は35名の出品者の中に造形大絵画専攻出身者が4名います。
たくさんの人がオープニングレセプションに来ていました。非常ににぎやかでした。
2007年卒業のましも ゆきさんと作品です。ペンで描かれた細密な線が素晴らしかったです。
2009年卒業の平下英理さんです。折り鶴の図像はスクラッチ(引っかき)で描かれています。
2004年卒業の薄久保香さんです。すでに都内のコマーシャルギャラリーで数回の個展、海外での個展も経験し、非常に評価の高いアーティストです。
2004年卒業の大野智史君です。昨年の小山登美夫ギャラリーでの個展は大量の大作が並び圧巻でした。
卒業生がいろいろなところで活躍していることは、我々教員にとっても非常に喜ばしいことです。
(教員:近藤 昌美)
2010年3月14日 カテゴリー:美術研修旅行
2月15日(月)。まずは写真美術館のfoam。
現代作家から古いものまでいろいろ。割と良かった。
午前中は晴れて気持ちよかったけど、foamの前の運河は凍ってました。
昼食を挟んでThe frozen fountainへ。ここは外せません。
1Fは家具と雑貨、2Fがテキスタイル。見ていて楽しくなります。
買い物をして、次は再開発地区です。
駅前からバスで15分程で着きました。
低層の集合住宅が並び整然としています。
正面がホエールという集合住宅。重なって少し高いのがアイタワー。
これがパイソン橋。
けっこう高低差があり、高いところからの眺めはなかなか良かった。
ホエール。真ん中が凹んでいるのは採光のため。内側は中庭でした。
フェンスが銀杏の葉っぱの形にくり抜かれていてしゃれてる。
時間がなくてあまり回れませんでしたが、
もっと見たいところがたくさんありました。
非常に残念。つづきは後編で。
3月15日(月)記。
(教員:木下 恵介)
2010年3月13日 カテゴリー:美術研修旅行
2月16日(火)皆はロッテルダムへ。
僕は風邪気味だったので、アムステルダムに残り市内のHemaでお土産の
買い物とdroog at homeを見て、ホテルに戻る。
3年前とはガラッと変わっていました。かっこいいなー。
壁の配色、ディスプレイなど絶妙。壁の質感も凝ってました。
手前のテーブルに乗っているのは、建築家のザハ・ハディドの
デザインした靴。オブジェのようでした。
招き猫のピンボール。
droogに服がるとは驚きです。
布を接着剤で張り合わせて作っているそうです。ドローグらしい新作。
泊まっていたTulip inn riverside。遠くて不便だなと思っていましたが、
次のパリのホテルに比べると天国のようでした。
17日(水)。アムステルダム最終日はデン・ハーグへ。
駅前にはリチャード・マイヤーの巨大な市庁舎とレム・コールハースの
国立ダンスシアターが並んでいます。
ノールダインデ宮殿。隣がマウリッツハイス美術館です。
フェルメールのデルフトの風景などがあります。
裏の池は半分以上凍っていました。
近くのエッシャー美術館。
その後少し離れた市立美術館へ。
とにかく広くて作品数が多い。近代、現代、工芸もあった。
やはりモンドリアンでしょう。ビクトリーブギウギ。
1日で3カ所も美術館を見ると頭が混乱しますね。
ソル・ルウィットの壁画。
アムステルダムに戻り、最後にDroogで買い物してホテルへ。
アムステルダムはもう1〜2日欲しかった。
雑多な街の雰囲気ときれいな運河、フレンドリーな人たち。
美術、デザイン、建築といろいろ見れるし、買い物にもいいし、
食べ物もそんなに悪くなかった。パックの寿司は不味かったけど、
大好きな街です。また行きたい。
3月16日(火)記。
(教員:木下 恵介)
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