ヨーロッパ美術研修旅行2010 in Amsterdam 前編
2010年3月15日 カテゴリー:美術研修旅行
2月12日(金)午後成田空港からオランダ・スキポール空港へ。
今回のツアー参加者は、絵画専攻1、2年生10名、デザイン学科
1、2、3年生10名、ムサ美大学院2名、他大学1名合計23名と
添乗員1名 + 木下、全員で25名。
2月12日(金)〜3月3日(水)、20日間の旅行です。
約12時間のフライトでスキポールに夜の6時着。バスでホテルへ。
2月13日(土)まずは国立美術館とゴッホ美術館の見学。
フェルメールやレンブラントを見るとオランダに来た実感が湧きます。
Maarten BaasのGrandfather clockがありました。
2009年のミラノサローネで発表された時計。
中に人が入っていて、1分ごとに裏から分針を書き換えてる
ように見える仕掛けになっています。
皆笑って見てました。
古典と現代の対比が新鮮でオランダらしいユーモアがあります。
オランダは、デザインと建築で世界トップレベル。楽しみです。
でも寒かったー!!何度か雪が降りました。
昼食はオランダの代表的な料理。豆のスープと白身魚のムニエル。
お味は素朴。
午後は船で街を一周しました。
これはセントラルステーションを海から見たところ。
泊まっていたホテルから地下鉄の駅まで歩いて12〜3分。
駅からセントラルステーションまで15分くらい。
地下鉄のグラフィックも面白い。
セントラルステーションから電車でユトレヒトへ。
30分くらい。日曜日だったので残念ながらお店は休み。
僕は前から行きたかったユトレヒト大学の建築を見に行きました。
雪が降り、ほとんど人がいない中見て回るのは面白かったけど、
日曜日なので中に入れず、休憩する場所もないのにはまいりました。
レム・コールハースのエデュカトリアム。
中に入りたかったー。
メカノーの経済学部棟。
エヌエル・アーキテクツのバスケット・バー。
1階がバーで2階がバスケットコート。
コートの中央がガラス張りで、1階の天窓になっています。
外壁のガラスにはパピルスの原料の葦が印刷されてました。
図書館 → 本 →?パピルス → 葦。という発想。
ユトレヒト大学は、一つの街くらいの規模に現代建築が並んでいます。
ゆっくり内部も見学したかった。
細部まですごく凝った工夫がしてあり、面倒でしたが行って良かった。
ユトレヒトは運河沿いにいろいろなお店が並んでいて楽しい街です。
Central Museumとディック・ブルーナの美術館も良いし、平日に来る
べきでした。長くなりましたので、つづきはAmsterdam中編で。
3月14日(日)記。
(教員:木下 恵介)