東京オペラシティアートギャラリーにて開催されるグループ展に本学の卒業生が5名参加致します。
5名の略歴は以下の通りとなります。
◎青木豊
1985年熊本県生まれ。2008年東京造形大学 造形学部美術学科絵画専攻 卒業後、同大学院研究科美術研究領域修了。
平面(二次元)と立体(三次元)を自由に行き来しながら、ヴァーチャルな情報が氾濫する現代社会に絵画の回復を追求します。絵画の物質性に注目して、世界を認識する糸口を模索しています。
◎大野智史
1980年岐阜県生まれ。2004年東京造形大学卒業。2006年同大学大学院中退。
シンボルをもちいて、自然と人工の対峙と融合、時間などを探求します。プリズムを描く作品は、まばゆい光を放つ軽薄で虚栄にみちた現代社会の象徴で、人工の美の極限を表現しています。
◎五月女哲平
1980年栃木県生まれ。2004年東京造形大学美術学部絵画科卒業。
薄く溶いた絵具を何層も塗り重ねる作業を反復して制作します。輪郭線を使わず、自由な配色による色面のみで描き、色彩と形態、イメージと知覚、絵画と身体感覚などがテーマになっています。
◎高橋大輔
1980年埼玉県生まれ。2000年東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻入学。同年休学しインド渡航。2005年東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業。
絵画がイメージである以前に、物質であるということに気づかせてくれます。外見とはうらはらに、洋の東西の絵画作品が参照され、絵画もしくは絵具そのものがモティーフになっています。
◎八重樫ゆい
1985年千葉県生まれ。2009年東京造形大学造形学部美術学科絵画科専攻卒業後、同大学院研究科美術研究領域修了。
布生地の柄やパターンなど、絵画以外の抽象的なヴィジュアル・イメージを、絵画に置き換えています。制作は日課のようにたんたんと進められ、そのこだわりから崇高性すら感じられます。
20世紀以降の美術の展開のなかで、絵画は幾度か「死」を宣告され、その都度「再生」を繰り返してきました。手法や素材が無限に拡大していく現代美術の領域において、絵画はつねに、尽きることのない表現の可能性を秘めたジャンルであり続けているといえるでしょう。とくに、近年は毎年のように才能あふれる数多くの画家が登場し続けています。本展は2000年以降活躍するアーティストに焦点を絞り、絵画という“古くて新しい”ジャンルに真剣に向き合いながら、独自の表現を模索する24名の作品によって、最新の動向を紹介するとともに、今日の絵画表現がもつ意味や本質を探ります。
[出品作家]
青木豊、厚地朋子、今井俊介、岩永忠すけ、榎本耕一、大野智史、小左誠一郎、工藤麻紀子、小西紀行、鹿野震一郎、五月女哲平、高橋大輔、髙木大地、竹﨑和征、千葉正也、中園孔二、風能奈々、福永大介、政田武史、松原壮志朗、南川史門、持塚三樹、八重樫ゆい、横野明日香
[開催概要]
展覧会名 絵画の在りか The Way of Painting
会期 2014年7月12日[土]−9月21日[日]
会場 東京オペラシティ アートギャラリー
開館時間 11:00−19:00 (金・土は20:00まで/最終入場は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日(祝日の場合、翌火曜日)、8月3日[日](全館休館日)
入場料 一般1,000(800)円/大・高生800(600)円/中・小生以下無料
* 同時開催「収蔵品展048 みずのすがた わが山河 Part V」、「project N 57 塩川彩生」の入場料を含みます。
* 収蔵品展(特別展示)入場券200円(各種割引無し)もあり。
*( )内 は15名以上の団体料金。その他、閉館の1時間前より半額、65歳以上半額。
* 障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料。割引の併用および入場料の払い戻しはできません。
お問合せ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
ウェブサイト http://www.operacity.jp/ag/ https://www.facebook.com/tocag
主催 公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
協賛 ジャパンリアルエステイト投資法人/ NTT 都市開発株式会社
以上は、東京オペラシティアートギャラリーホームページからの抜粋となります。
皆様お見逃し無く! !