2011年01月の記事
2011年1月24日 カテゴリー:ZOKEI展
1/22、23の土日に全学の卒業制作の学内展である「ZOKEI展」が開かれました。年明けのこの時期は学生にとっても、我々教員にとっても非常に忙しい時期で、学部の各学年の講評を済ませ院1の中間講評と展示が終わると、いよいよこのZOKEI展です。前日までの数日間で学部の卒制の審査を教員全員で審査講評し、院2の修了審査を主査、副査教員と審査員教員との3人で審査します。学生にとっては卒業、修了が掛かっているこの時期は大きなストレスでしょうが、非常に成長する期間でもあります。またZOKEI展ではこの後の新美術館の五美大展とは違い、空間的にも余裕があるので、展示規模が大きいのが特徴です。全員の展示はご紹介出来ませんので、何人か分かをお見せします。
美術館前の看板です。
まずは、12号館院棟の修了展示です。さすがに大学院は質も規模も良いですね。
新棟の吹き抜けでは巨大な院生の修了作品が出迎えてくれました。高さ5メートルはあったでしょうか。
一人一人の説明は控えますが、4つの研究指標の中でみんな存分に研究制作して来た成果が発揮された展示になっていたのではないでしょうか。また、新棟での初のZOKEI展は教員にとっても新鮮で楽しめました。しかし体育館や通常教室での個別展示もあり、すべてを撮影出来たわけではありませんのでこの場ではさわり程度のご紹介にならざるを得ませんので、ぜひ五美大展もご高覧下さい。
(教員:近藤 昌美)
カテゴリー:個展・グループ展
清澄白河のヒロミヨシイギャラリーで開かれている、2010年に大学院を修了した青木豊君(主査教員:近藤)の個展に行って来ました。彼は卒業制作でこのギャラリーとご縁が出来て、二人展や海外でのアートフェアへの出品を経て今回の初個展となりました。学部時代は立体も含めた作風でしたが、一時期絵画のみの表現となり近頃は再び平面、立体の枠を横断するような表現になって来ました。「マルチプライム」と題された非常に意欲的な個展でした。2/26まで。
(教員:近藤 昌美)
2011年1月10日 カテゴリー:個展・グループ展
群馬県高崎市の市立美術館で2007年学部卒業のましもゆきさん(広域表現)の個展が1/8から始まりましたので行って来ました。2/20まで。同美術館では「作家王国」と題して高崎市、または群馬県にゆかりのあるアーティストの展覧会を開催しているらしいのですが、今年はお隣の前橋市出身のましもさんの個展が「ゆめのおくそこ」というタイトルで企画されました。http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/art_museum/art/ten1005.htm
高崎駅を降りると大きな看板が出迎えてくれました。
美術館入口のバナーと展覧会入口のましもさんです。
上は卒制ですが、今年描き上げた新作まで、学部卒業後の4年間の作品が展覧出来ます。
ミュージアムショップには、ましもグッズが売られていました。彼女はまだ卒業後間もないのですが、精力的に活動していて素晴らしいと思います。
下は、おまけと言っては何ですが彫刻の院を2009年に修了した平野尚幹君の作品が、同時開催の「I 氏コレクション展」(群馬在住コレクターのコレクション寄託展)で展示されていました。若手の作家の作品を中心にコレクションしている方らしく、ましもさんの作品もお持ちなようです。
(教員:近藤 昌美)
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