2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

レクチャー・ワークショップの記事一覧

高校生対象WS

高校生対象のワークショップ

「カンディンスキーになって描いてみよう」を7月28日に開催しました。

高校2年生と3年生の9名が参加してくれました。

普段は、おそらく対象をよく観察して描くという制作をしているのだと

思いますが、今回は、季節や自分の気持ち、絵具自体の魅力など絵を描く

動機はまったく自由です。

IMG_1139

IMG_1140

IMG_1141

午前中は白ボール紙に描き、午後、F10号のキャンバスで制作しました。

IMG_1147

IMG_1148

IMG_1149

IMG_1150

IMG_1155

IMG_1156

IMG_1154

皆さん、けっこうノリノリで描いたのではと思います。

IMG_1169

終わりに集合写真を撮りました。楽しかったです。

(小林良一)

(admin)

市原研太郎レクチャー「ベネツイアビエンナーレとポストモダンの終焉」

6月16日 は市原研太郎さんにレクチャーしていただきました。

image-11

4時間を越えるほぼノンストップのレクチャーはとても刺激的でし た。ベネツィアビエンナーレの歴史、経緯などの丁寧な解説を忘れることなく、記述、レポートに留まることなく、ポストモダンの終焉、終わ り方にまで踏み込んでいく迫力に満ちた内容でした。殊に「純粋シミュラークル」に話が及び、絵画作品の例示に際して何度な何度も「純度」 「シミュラークル」「コピー」の語彙が熱を帯びて反復されたとき、レクチャーはマックスを迎えたように思いました。とても難解な内容で あったと思いますが、確実に学生にも届いたと思います。

僕自身も整理するのに時間がかかりそうですが、実は純粋シミュラークル概念の絵画作品への適用の際してのあの 展開のありように、絵画に従事する僕としては、イリュージョンを前提としてある絵画、像としてある絵画、シャイン、イメージそして聖画像 論争の経験も持つそんな絵画の特性が見えたようにも思えたのでした。

以下は市原さんのfbからの転載です。

母袋

———————————————————————————————

[ヴェネツィア・ビエンナーレ、レクチャー後記]

昨日は、母袋俊也先生のお招きで、東京造形大学にてヴェネツィア・ビエンナーレの報告会をしてきました。その結論部が少しぶれてしまいましたので、改めて説明してみたいと思います。

ビエンナーレのアルセナーレ企画部門に飾られた作品に関する解釈と評価で、金属(鉄)を素材とした彫刻を挙げ「純粋シミュラークル」を例証した後、アルセナーレの他の作品にもそれを適用しようとしたところで躓いてしまいました。私としたことがなんという詰めの甘さ!(まだ、ヨーロッパから戻った時差ボケが抜けないのか?)学生の方々に申し訳ないので、その後スライドで見せた作品にそって説明し直します(その場にいた学生は、作品を思い出してください)。
件の「純粋シミュラークル」は、彫刻ばかりでなく(というより鉄の塊の彫刻ですらそうなので、他の種類の作品には余計に当てはまる)、何かに似ているのだが何に似ているのか判明でないシミュラークルの純度が高ければ高いほど、作品は軽やか(ポストモダン美学の特性)に感じられる。それが、アルセナーレの企画部門の作品に共通して観察された。
しかし、シミュラークルとその美学で、企画部門の作品のすべてが言い尽くされることはない。それは作品の形式の次元であり、内容は別の話だからです。このように作品の形式と内容がきっちり分けられるのも、作品が純粋シミュラークルに到達している(これがポストモダンのピークにして終焉を告知する)からと言えるでしょう。
作品の内容のレベルは、形式としての純粋シミュラークルと重なり、二重映しになって各々の表現を構成しているのです。スライドで見せた絵画についても、どこかで見たようでありながらどこにもない純粋シミュラークルで、それが内容の素材とイメージと意味とを包み込んでいる。レクチャーの最後に挙げた、my favoriteのドキュメンタリーもインスタレーションもオブジェも映像もパフォーマンスもコンセプチュアル・アートも、事情はまったく同じです。
このようにして、ヴェネツィア・ビエンナーレのアルセナーレにおけるエンウェゾーの企画部門は、一貫して形式と内容の二重構造を示していて、これが他のナショナル・パビリオンで展示された作品との決定的な相違点になっている。それが企画部門の作品の洗練されたクオリティを保証しているのです。

レクチャーの機会を与えていただいた母袋先生にお礼を申し上げます。
この後記に付随して、ビエンナーレ(アルセナーレ)の作品の写真をアップしておきましょう。

https://www.facebook.com/kentaro.ichihara.7/posts/876510235754191?pnref=story

(助手 清原)

「rgb+2014 exhibition vol.6」 インタビュー、ディスカッション動画

遅くなりましたが、昨年行われた「rgb+2014 exhibition vol.6」のインタビュー動画と藤井匤先生と行ったディスカッションの動画を公開いたします。

藤井先生とのディスカッションでは現代におけるメディウムとジャンルの解釈の話を中心に濃い内容となりました。

是非ご視聴ください。

rgb+2014 exhibition vol.6 ディスカッション

モデレーター:藤井匡

rgb+インタビュー 清原亮×母袋俊也

rgb+インタビュー 西平幸太×母袋俊也

rgb+インタビュー 野内俊輔×母袋俊也


rgb+インタビュー 松本加奈×母袋俊也

(助手 清原)

薩摩屋ARTプロジェクト

新潟県新潟市の「町屋ギャラリー薩摩屋」にて行われた「薩摩屋ARTプロジェクト」に2009年大学院美術研究領域修了の橋本直明さんが参加されました。

薩摩屋ギャラリーは明治大正にかけて信濃川の舟運で栄えた秋葉区小須戸にあり、古い町並みが残る商店街の空き家を「水と土の芸術祭」などの展示や、企画などに取り組まれている施設です。
作家への作品発表機会を提供するとともに、地域住民がアートにふれる機会を設け、アートを通して地域の魅力を再発見するきっかけになること、参加者間で今後につながる様々な交流が生まれる事を目指しています。

<後期:橋本直明>
薩摩屋展示日:11月23,24日 12月6,7,8日 11:00~18:00まで
新津美展示日:11月19日~24日 10:00~17:00
・11月18日から12月8日まで薩摩屋に滞在し、作品を制作・展示。

薩摩屋ARTプロジェクトホームページ
http://satsumaya.web.fc2.com/ARTP.html

後期11月19日から12月8日までの期間中、薩摩屋ギャラリーと、新津市美術館市民ギャラリーでの2カ所で展示されました。
薩摩屋ギャラリーでは期間中滞在し、その場所に関わっていく事で新たな作品が制作展示されました。
このプロジェクトではホワイトキューブで展開される作品と、その場所を読み込み展開していくサイトスペシフィックな作品を、同時に一人の作家が制作発表するという試みが行われました。

「残像」
hashimoto12

hashimoto2:撮影風間忠雄-
(撮影:風間忠雄)

hashimoto3:撮影風間忠雄-1
(撮影:風間忠雄)

hashimoto4

前期は11月3日から11月17日まで、多摩美術大学油画卒の鈴木泰人さんが両スペースで展示され、パフォーマンスも行われました。

「町ノ灯」
suzuki2新津美術館-写真:高橋秀厚01-のコピー
(撮影:高橋秀厚)

th_suzuki1「町の灯」写真:風間忠雄02-のコピー
(撮影:風間忠雄)

プレイベントでは本大学非常勤講師の南条嘉毅先生が、土と小須戸縞を使ったワークショップも行いました。

nanjo2

(助手: yasuyo maruyama)

ゲスト「眞島竜男」レクチャー

広域表現研究指標の森田浩彰先生の授業で眞島竜男さんをゲストにお招きしレクチャーが行われました。

PC047487

PC047469

現在活動されている作家の話に学生たちも刺激になったと思います。

眞島さん、どうもありがとうございました。

(助手 清原)

ワークショップ「ああ おもしろい♪」

在東京造形大学付属横山記念マンズー美術館にて開催されている「小野かおる 子どもの世界展 絵本原画の魅力」展の関連プログラムとして、3〜12歳の子供を対象としたワークショップ「ああ おもしろい♪」が9月21日と9月28日に大学内の教室にて行われました。

まずは美術館を見学し絵本のイメージを膨らまします。

08

09

見学を終えたら「デカルコマニー」で描いた絵本を制作していきます。

絵具を透明なフィルムで押し付けて描き、出来たページを製本していきます。

01

02

03

講師 蓜島 菜々さん(本学大学院美術研究領域2年在籍)

04

たくさんの絵本が仕上がりました。

05

06


(助手 清原)

STUDY Vol.1 ベルリンからこんにちは 鬼頭健吾×竹村京

この度、本学の絵画専攻学生(石井いづみ/4年生)が作家さん2名をお招きし、アーティストトークを開催する運びとなりました。詳細は以下になります。

STUDY Vol.1 ベルリンからこんにちは 鬼頭健吾×竹村京

study-vol.1-1

CS Labでは学び方を検討・実験していくSTUDYという新シリーズを始めます。
第一弾のゲストはアーティストの竹村京さんと鬼頭健吾さんです。
海外での活動経験豊富なお二人をお呼びして学生時代の作品画像を参照しつつ当時の作品についてのエピソードや現在の作品に至るまでの展開経緯、そして大学卒業後の活動として、ギャラリーに所属することや海外で活動する事など、国際的に活躍するアーティストとしてのお二人の経験をお話していただくことで、自分たちのこれからを具体的に想像する手掛かりとしたいとおもいます。
学外からの参加も大歓迎ですので、皆様ふるってご参加ください。

日程:10月2日(水)
時間:16:40 –
会場:東京造形大学CS-Lab

企画:石井いづみ(CS-Lab)

CS-Lab
http://www.zokei.ac.jp/cs-lab/

※CS-Labとは
CS-Labは東京造形大学の学内に設けられた学生の自主運営スペースです。「もう一つの大学を」を理念に、年間を通じて学生企画による様々なイベント、レクチャー等が行われます。学生が主体となり、毎回上質な企画が開催されます。併せましてご案内いたします。本企画の石井いづみも大変勤勉な学生の一人です。きっと素敵なイベントになることとおもいます。

(助手: yasuyo maruyama)

画材講習会

バニーコルアートよりゲストの方が来られて

リキテックスとウィンザー&ニュートンの絵具の講習会が行われました。

アクリル絵具、油絵具、溶剤の特性等を実際に絵具に触りながら説明して頂きました。

7.25レクチャー

7.25レクチャー2

7.25レクチャー3

(助手 清原)

造形特講・小山登美夫氏 講演

先日、近藤昌美先生がコーディネートされた大学院造形特講の授業へゲスト講師として小山登美夫ギャラリー代表の小山登美夫さんにお越しいただきました。

1

1

1

1

1

前半にレクチャーをしていただき、後半は質疑応答が活発に行われました。
大学院生の授業ですが、大変多くの学部の学生も聴講し大盛況でした。
貴重なお話をありがとうございました。

(助手: yasuyo maruyama)

造形特講とドゥシャン・カーライ展のお知らせ

造形特講とドゥシャン・カーライ展のお知らせです。
造形特講とは授業として開講されているものですが、ドゥシャン・カーライ展と連動し、ゲストトークを行います。
参加自由となっておりますので、是非お越しください。

●造形特講

日時:2013 年7 月12 日( 金)13:20~16:40
場所:12 号館2F レクチャールーム
ゲスト講師:江森清(ドゥシャン・カーライ氏の日本一のコレクター)
参加自由です。

●ドゥシャン・カーライ展

日時:2013 年7 月8 日( 月)~13 日( 土)10:00~17:00
場所:CS ギャラリー

ドゥシャン・カーライ氏は、スロバキアを代表する作家であり、絵本界の巨匠でもあります。制作の幅が非常に広く、油彩、水彩、版画、絵本など多岐におよび、国際的に高く評価されています。

(助手:青木)


↑ move to top of this page