2010年3月13日 カテゴリー:美術研修旅行
2月16日(火)皆はロッテルダムへ。
僕は風邪気味だったので、アムステルダムに残り市内のHemaでお土産の
買い物とdroog at homeを見て、ホテルに戻る。
3年前とはガラッと変わっていました。かっこいいなー。
壁の配色、ディスプレイなど絶妙。壁の質感も凝ってました。
手前のテーブルに乗っているのは、建築家のザハ・ハディドの
デザインした靴。オブジェのようでした。
招き猫のピンボール。
droogに服がるとは驚きです。
布を接着剤で張り合わせて作っているそうです。ドローグらしい新作。
泊まっていたTulip inn riverside。遠くて不便だなと思っていましたが、
次のパリのホテルに比べると天国のようでした。
17日(水)。アムステルダム最終日はデン・ハーグへ。
駅前にはリチャード・マイヤーの巨大な市庁舎とレム・コールハースの
国立ダンスシアターが並んでいます。
ノールダインデ宮殿。隣がマウリッツハイス美術館です。
フェルメールのデルフトの風景などがあります。
裏の池は半分以上凍っていました。
近くのエッシャー美術館。
その後少し離れた市立美術館へ。
とにかく広くて作品数が多い。近代、現代、工芸もあった。
やはりモンドリアンでしょう。ビクトリーブギウギ。
1日で3カ所も美術館を見ると頭が混乱しますね。
ソル・ルウィットの壁画。
アムステルダムに戻り、最後にDroogで買い物してホテルへ。
アムステルダムはもう1〜2日欲しかった。
雑多な街の雰囲気ときれいな運河、フレンドリーな人たち。
美術、デザイン、建築といろいろ見れるし、買い物にもいいし、
食べ物もそんなに悪くなかった。パックの寿司は不味かったけど、
大好きな街です。また行きたい。
3月16日(火)記。
(教員:木下 恵介)
カテゴリー:個展・グループ展
昨日、3月12日(金) 美術評論家 鷹見明彦さんを招いてギャラリートークが開催されました。
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左から鷹見明彦さん、塚本和世、萩原麻実、田中さえ、滝川おりえ、母袋俊也。出品者は適度の緊張感の中、自作プレゼンを含めて自己紹介を。 続いて鷹見さんからの質疑応答を経て、「美術のコンテキストの中で自分の仕事を認識、位置付けしていくことを通して、自らのアイデンティティを確立していく」ことなどのアドバイスを頂きました。
会場では、萩原作品をクッションにリラックスしながらも、真剣に。
来廊者は、本学大学院生、学部生の他、非常勤講師の前沢知子さん,神奈川芸術文化財団学芸員の中野仁詞さんのお顔も。
鷹見さん、中野さん、前沢さんには、”離陸の立会い人”になって頂いたと言う感じでしょうか。
展覧会は16日(火)まで続きます。
(教員:母袋俊也)
カテゴリー:個展・グループ展
「酸化したリアリティー」展を見るため群馬県立近代美術館に行って来ました。この企画は2000年代の「群馬青年ビエンナーレ」において大賞、優秀賞を受賞した7人のアーティストの展覧会です。その7人の中に本学を2006年に卒業した大矢加奈子さんと現在3年在学中(新4年)の永田惇哉君が選ばれています。二人は2008年度の群馬青年ビエンナーレの大矢さんが大賞、永田君が優秀賞を受賞して今回の展覧会に招聘されました。大矢さんはここ数年いくつかのギャラリーでの個展を重ね、非常に評価を高めています。永田君は、1年生の授業作品で優秀賞を獲得し、とあるギャラリーでのグループ展に招待され、来年度早々には個展を開く予定です。今回の美術館企画は若いアーティストのための展覧会ですが,美術館での展示をこのような若さで経験出来ることは大変素晴らしく、非常に良いキャリアにもなります。
大矢加奈子さんの展示室です。広々とした美術館の展示室での展示は、画廊空間とは違った作品の見え方です。作品展数も多く、旺盛な制作量を裏付けます。
永田惇哉君の展示室です。彼はまだ学部の3年生ですが、今回の作品群のほとんどはこの1年間に大学のアトリエで制作して来たものです。やはり旺盛な制作量で作風も独特な印象です。
我々教員にとって、在学生、卒業生の活躍は非常にうれしいものです。
(教員:近藤 昌美)