群馬県立近代美術館3/12,2010
2010年3月13日 カテゴリー:個展・グループ展
「酸化したリアリティー」展を見るため群馬県立近代美術館に行って来ました。この企画は2000年代の「群馬青年ビエンナーレ」において大賞、優秀賞を受賞した7人のアーティストの展覧会です。その7人の中に本学を2006年に卒業した大矢加奈子さんと現在3年在学中(新4年)の永田惇哉君が選ばれています。二人は2008年度の群馬青年ビエンナーレの大矢さんが大賞、永田君が優秀賞を受賞して今回の展覧会に招聘されました。大矢さんはここ数年いくつかのギャラリーでの個展を重ね、非常に評価を高めています。永田君は、1年生の授業作品で優秀賞を獲得し、とあるギャラリーでのグループ展に招待され、来年度早々には個展を開く予定です。今回の美術館企画は若いアーティストのための展覧会ですが,美術館での展示をこのような若さで経験出来ることは大変素晴らしく、非常に良いキャリアにもなります。
大矢加奈子さんの展示室です。広々とした美術館の展示室での展示は、画廊空間とは違った作品の見え方です。作品展数も多く、旺盛な制作量を裏付けます。
永田惇哉君の展示室です。彼はまだ学部の3年生ですが、今回の作品群のほとんどはこの1年間に大学のアトリエで制作して来たものです。やはり旺盛な制作量で作風も独特な印象です。
我々教員にとって、在学生、卒業生の活躍は非常にうれしいものです。
(教員:近藤 昌美)