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個展・グループ展の記事一覧

Switchers 3×3 8/8〜8/20,2011

うっかり、アップし忘れていましたが私、近藤がプロデュースした学生交流展が8月8日から20日まで銀座1丁目の藍画廊において開催されます。http://homepage.mac.com/mfukuda2/index.html

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会場である藍画廊さんのご理解の上、女子美の中村一美先生、ムサ美の袴田京太郎先生との共催という形でそれぞれ自校から1名の学生を推薦し、教員も小品ですが展示するということで3×3という副題しました。「Switchers」とは、スイッチを切り替える者という意味を持たせた造語です。今年の大惨事を受けて、今のパラダイムがどう変化するのか、そのスイッチを替えようというやや大げさなタイトルですが、学生ははたしてどんな作品を出して来てくれるでしょうか?

女子美の学生もムサ美の学生も、事前に会って作品ファイルを見た印象は非常にレベルも高く、それぞれの教員が推薦して来た理由がわかりました。女子美、ムサ美ともに院2の学生に対して、うちは学部の3年生を推薦したのでハンデはあるでしょうが、どこまで頑張ってくれるか楽しみではあります。準備段階では学生同士に任せてある面もあり、その交流も本展の目的のひとつです。

初日8日の5時からオープニングパーティーもありますので、ぜひおいでください。

こうした、展覧会を教員が企画するのは学生の自主性を損なうとの批判もあるかも知れませんが、現在ではショーケース的な場の提供も重要なことだと思っています。

(教員:近藤 昌美)

岩本亜紀3人展

形象系4年生の岩本亜紀さん(担当教員:中村宏客員教授)が江東区のSAKURA  GALLERYで3人展を開催してましたので行って来ました。他の美大の在学生、卒業生との展示でしたが、ギャラリーの人選による展覧会のようです。

http://kiyosumi-gallery.sakura.ne.jp/html/2011eda.html

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3人展のタイトルは「枝」と題されてましたが、その通りの植物をモチーフにした3作家の展示でした。

(教員:近藤 昌美)

アートアワードトーキョー2011

近年、この時期に大手町の新丸ビル地下の行幸地下ギャラリーにおいて、全国の美大の卒制、修了制作から選ばれたアートアワードトーキョー展が開催されていますので見て来ました。7/31まで。この展覧会はギャラリストが学生作品を選び、賞を与えるといういわゆるショーケース展ですが、その是非はさておき学生にとっては刺激になることでしょう。今年は本学からは1名の参加とやや寂しいものでしたが、他学の元気の良い学生作品を見ることは教員としては刺激にもなりますし勉強になります。http://www.artawardtokyo.jp/2011/ja/

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現在院1年の清原亮君(主査教員:母袋)の作品です。

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上の作品は2008年本学学部卒業後、京都市立芸大に進学した桐月沙樹さんです。京芸の修了作品で選ばれていたわけですが、どこにいても元気に制作してくれているのは嬉しいものです。彼女は現在京芸の助手として頑張っているとDMと一緒に報告がありました。

(教員:近藤 昌美)

M-ポリフォニー2011 -まるさんかくしかく- レポート1

『M-ポリフォニー2011 –まるさんかくしかく-』展 レポート 1

『M-ポリフォニー2011 –まるさんかくしかく-』展が東京造形大学 ZOKEIギャラリーにて2011年7月4日~13日まで開催されました。

出品者:院2、大城 夏希、佐藤 賢、滝川 おりえ、藤原 佳恵

院1、岩井 晃彦、清原 亮、清水 信幸、立川 美圭、生井 沙織

母袋俊也教授の主査副査の大学院生による「M-ポリフォニー展」も今年で三回目になります。Mはドイツ語の絵画=Malereiであり、ポリフォニーとは多声部の協和による音楽の意味である。単独の声部によって成立するモノフォニーや、声だけではなく多種の楽器によって統合に導き交響へと向かうシンフォニーとも異なり、それぞれが声部・作品を一つのテーマ・展覧会にむけて結集するのではなく、主旋律でも伴奏でもなく、それぞれの声部が同等に協和しあい全体を形成していくことを目指すということから命名したM-ポリフォニーであったが、それに加えて今年は信州大学人文学部芸術コミュニケーション分野との連携で展覧会が展開することとなった。
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◆スケジュール

・6月27日(月) 信州大学に東京造形大学の学生の作品をまとめたデータと         ファイルを送付

・6月27日~   信州大学と意見交換

・7月4日(月)  展示開始

Skypeによる信州大学の学生、金井直准教授と顔合わせ

・7月5日(火)  レセプション

・7月8日(金)  Skypeによるプレ・ディスカッション

・7月10日(日) ディスカッション

・7月13日(水) 展示終了

◆7月8日 Skypeによるプレ・ディスカッション
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◆7月10日 ディスカッション

信州大学:金井直准教授、学部学生8名
東京造形大学:母袋俊也教授、前沢知子講師、大学院学生9名

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ディスカッションは個人個人の作品に対する質問から始まり、作品のキャプションや解説について、日本の伝統や日本人としての作品という意識についてなどの議題が上がり、とても有意義な内容でした。
信州大学の芸術コミュニケーション分野のゼミの学生は、英語学をはじめとして他分野の学生も多く、分野の違う人どうしが専門分野を横断し、大学という場で美術に対してディスカッションをすることが緩やかにシフトしていく美術の価値観を表しているようにも感じました。
本プログラムは記録集作成など後期に向けて継続展開されていきます。その具体的方向性は現在検討されているところです。

(撮影:院2 滝川おりえ 記述:院1 清原亮 文責:母袋俊也)

(助手:青木)

小林良一、原田郁展覧会

今年の3月まで助手を務めてもらっていた原田郁さん(07年大学院修了、主査教員:近藤)の二人展が代官山のアートフロントギャラリーで開かれていますので行って来ました。7/27まで。

http://artfrontgallery.com/exhibition/archive/2011_07/660.html

原田さんは個展を終わらせたばかりの今回の展覧会でしたが、新作も出品したいへん意欲的な展示でした。作品のクオリティーも非常に良く、注目が集まっていると感じます。

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卒業生であり、数年前まで非常勤講師を務めていただいておりました小林良一さんの個展に行って来ました。銀座からも徒歩圏の入船のヒノギャラリーで7/30まで。http://www.hinogallery.com/

「筆あとがなくなるまで」と題された個展は、非常に良質で誠実な抽象作品群で見応えがありました。

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ご本人と大作です。展示作品はそのほとんどが大作で、意欲的で若々しい印象でした。

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銀座では、他に二人ほど卒業生が展示をしていました。それらは画廊ではなく美容院とカフェでしたが見て来ました。松本菜々さん(10年大学院修了、主査教員:高橋)は椿サロンというカフェに併設されたギャラリーでの展示でした。http://ignitiongallery.blogspot.com/CIMG7599

加納野乃子さん(07年学部卒業)は銀座2丁目昭和通り沿いのGinza Viseeという美容室での展示でした。10/8まで。

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二人ともいわゆる画廊空間ではありませんが、展示の企画を引き寄せる努力には感心しました。

(教員:近藤 昌美)

越ちひろ展示

卒業生で長野在住の越ちひろさん(05年学部卒業)から、展覧会の案内が来ましたのでご紹介します。ニューヨークでのグループ展に参加するようで、”NewYork-Nagano”という展覧会タイトルから長野在住作家と向こうの作家の交流展のような展覧会のようです。7/31まで。越さんは卒業以来、チャリティー展を主催するなど、個展などに限らず都内や地元で活発に活動していて、頑張っている卒業生の一人です。

TEXTILE SHOW - Art for Happiness - New York ⇔Nagano

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128 Rivington Street NYC (bet Essex and Norfork) tel:212-674-0244

July 6th – July 31st ,2011  Opening Reception : Friday, July 7th, 6-8pm

Gallery Hours: Wed – Sun 1-7pm and by appointment

www.galleryonetwentyeight.org

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越さんの近作です。下が今回の出品作ということです。今月末までの会期ですので、ニューヨークにご旅行予定の方は訪ねてみてください。ダウンタウンのニューミュージアムのすぐ近くですので行きやすい場所です。

(教員:近藤 昌美)

版の非常勤講師展示情報、藤田道子、今村洋平

版表現関係の授業で非常勤講師をされている先生の展示情報です。
まずは、藤田道子さん(ハイブリッド科目版画D担当)の個展が、吉祥寺のGallery惺SATORUにて開催中です。
藤田道子
きみのこえにみみをすます

7月7日(木)-31日(日) 11:00-19:00 *火・水 休廊
Gallery惺SATORU

〒180-0005東京都武蔵野市御殿山1-2-6 VIEWCANYON吉祥寺御殿山地下1階TEL:0422-41-0435

http://gallerysatoru.com/top.html

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Gallery惺SATORUの看板の絵も、藤田さんの作ったものです。

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藤田道子さんは2003年の本学卒業生で、版やインスタレーション、マンガなどと様々な形で発表活動を展開しています。繊細でやさしい印象の作品でありながら、情緒的にならない優れた美意識での作品です。

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ギャラリー奥には、版画作品や素敵なTシャツ等も置かれています。

次は、3331 Arts Chiyoda 1F Galleryにて開催の、今村洋平さん(映像技法担当)の個展です。

『デナリ森』   今村洋平     2011年07月10日(日)~2011年08月07日(日) 12:00~19:00 火曜休

http://www.3331.jp/schedule/001047.html

3331 Arts Chiyoda
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14

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今村洋平さんは2003年本学卒業生で、薄いシルクスクリーン技法による絵具の層を数えきれない回数重ね、少しずつ変化する形の層は空間に立ち上がり立体へと変化していきます。人技とは思えない制作行為の中に、貫かれた意識をその作品から感じます。

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藤田さんも今村さんも、版表現を学び、そこに関わりながら独創的な表現を展開している、東京造形大学の版表現らしい作品と思います。是非ご覧下さい。

(教員:生嶋 順理)

Torico オープンアトリエ

卒業生の狩野佳代さん(03年学部卒、09年大学院修了、主査教員:近藤)が使っているアトリエ−ART SPACE MUSASHI−のオープンアトリエ展に行って来ました。7/11まで。共同アトリエを会場にしてのグループ展です。ゲストに、同級生の大田黒衣美さん(03年学部卒業)を迎え、5人での展示でした。アトリエは国立駅から徒歩でも行ける距離にあり、他の美大を卒業したメンバーとで運営されているようです。

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狩野さんの作品です。彼女はコマーシャルギャラリーでの発表も経験し、大学院修了後も充実した制作を進めているようです。

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大田黒さんの作品と本人です。彼女は本学卒業後に他学の院を修了し制作を続けています。二人とも今年度から講師を務めていただいている薄久保先生の同級生です。同級生同士で刺激をし合い、成長して行っているのは素晴らしいことだと思います。

(教員:近藤 昌美)

M-ポリフォニー2011-まるさんかくしかく-

本日より、ZOKEI GALLERYにて

M-ポリフォニー2011-まるさんかくしかく-展が開催されます。

2011.7.4(mon)~7.13(wed) 10:00-17:00

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例年、大学院、母袋教授が担当する院生を核にZOKEI GALLERY で展示してきたMポリフォニー展は、本年、信州大学人文学部芸術コミュニケーション分野 金井直准教授よその学生諸君らとの連携の中で、展覧会+αが展開されます。

期間内のスケジュールは以下。

7/5(火) 17:00〜 レセプション

7/8(金) 14:00〜 にはスカイプを使用したプレディスカッションそして

7/10(日)には信州大学からの訪問を受けディスカッションの予定。後日記録集の出版を計画しています。

(助手:真之介)

山田梨恵、宮崎勇次郎展覧会

大学院2年の山田梨恵さん(主査教員:近藤)が六本木のギャラリーLARAトーキョーで画廊企画の二人展を開催中ですので行って来ました。7/9まで。[Blossom,Blossom!] と題された絵画とインスタレーションの二人展は面白い空間を作り出していました。

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中目黒のミズマアクションギャラリーでは、卒業生の宮崎勇次郎さん(2001年学部卒業)が個展を開催中です。7/9まで。

http://mizuma-art.co.jp/exhibition/1306993598.php

”ダフネの森”と題された5メートル近い大作を中心に非常に充実した作品群でした。必見です。

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”ダフネの森”とその部分です。

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”ダイダラボッチと竜”とその部分です。こちらも2メートルを超す大作で、今年の震災の後に描かれたらしく、自然の驚異と回復を暗喩しているようです。

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別室には2日間を掛けて壁に直接描かれたペンキ絵もあり、ご実家が銭湯を営んでいるという宮崎絵画のルーツまでも感じさせてくれる非常に見応えのある個展でした。

(教員:近藤 昌美)


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