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卒業生の西平幸太さんによる 相模原のカフェ壁画制作

この11月に、相模原市中央区にオープンしたコミュニティーカフェ茶蔵(sakura)さんの壁画を、本学卒業生の西平幸太さんが制作しました。このカフェは、「はなかなぐみ」という、東京音楽大学の学生達による音とお花のコラボレーション活動をされているNPO団体の方が、地域の人の交流を目的に作られたお店です。アートにも大変理解があり、そのコミュニケーションの力を求めて、お店の内装に壁画制作を依頼して頂きました。西平さんは版表現の修了生です。学んだステンシルの技法と左官屋さんの手伝いの経験を活かして、素敵な壁画を制作しました。手伝いには、本学版表現の学生が参加しています。学外で実際のお店に壁画を描いていく経験は、学内での自分の制作だけでは経験出来ない、人との交流を通した責任ある共同制作です。とても良い経験になったようです。この壁画は大変ご好評を頂き、お隣のダンス教室からもご依頼が来ました。実際に制作されている現場を、その街を行き交う人に見てもらうことは、作品の展示だけでは伝わらない部分があることを気付かせ、また人との思わぬ交流を生みます。相模原にこのようなお店が次々と出来てくると、街とアートの関係も生まれ変わっていく様な気がします。今後がとても楽しみです。

コミュニティーカフェ茶蔵(sakura)    252-0139  神奈川県相模原市中央区中央3-8-5  高橋ビル1F    tel/fax 042-851-4297
制作に参加した学生 (3年生)川村 景君、千葉 敏子さん、(2年生)瀬端 秀也君、深野 宣孝君、村上 和希君、尾形 愛さん、加藤 光希さん、長谷川 由希さん、松丸 飛鳥さん      9名。

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壁面にまず下塗りをしている段階です。

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ステンシル(孔版)の版を使って絵を描いていきます。

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版と言っても絵具の質感はたっぷりとしています。

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写真にはありませんが、入口も見事なエイジング仕上げで、センスの良さを感じます。

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左が西平幸太さん。エアコンにもペイントされていて良い感じです。

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「はなかなぐみ」理事長の中川さん(左)と事務局長の山口さん(右)

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オープニングでは東京音楽大学の学生さんによる音楽と花束を造るパフォーマンスもありました。

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(教員:生嶋 順理)

アートプログラム青梅2012

【アートプログラム青梅2012】 2012.10.20(土)~11.25(日)

空が高く、紅葉が始まりつつある青梅で今年も「アートプログラム青梅 2012」が始まっています。 初日は、レセプションの後、美学、美術批評の谷川渥氏の基調講演、本学卒業生の原游さんもパネラーとして参加したシンポジウム、オープニ ング パーティと続きました。 展示は本学から母袋俊也、講師の末永史尚先生、卒業生の原游さん が青梅市立美術館で、やはり卒業生で大阪で作家活動を展開する山岡敏明さんがBOX-KIOKUで大規模なインスタレーション展示をしていま す。学生展「地への一雫」には院生の井上琴文さん、大立目美貴キャサリンさん、曾超さん、中山晃子さん、野内俊輔さん、藤桝匠美 さん、渡邉桃子さんが市街地でサイトスペシフィックな展示を積極的に試みて います。また11月18日(日)には本学が担当するトーク・セッションが本 学卒 業生でもある藤林悠さんをゲストに催されます。
以後は、大学院1年/野内俊輔さんからのレポートとなります。
文:母袋俊也

今年もアートプログラム青梅2012では、青梅市街、又市内の美術館、旧織物工場跡などの施設を利用した多くの芸術作品が街を彩っております。
今回の記事では、東京造形大学大学院からの出品者7名、日々お世話になっている 母袋俊也教授、本学講師であり今回アーティスト交流事業として青梅市立友田小学校でワークショップを行った末永史尚さん(1999年卒)、そして造形大学を出身校としてご活躍されておりオープニングのシンポジウムでパネラーとしても参加された卒業生の原游さん(1999年卒)、大阪で作家活動を展開する山岡敏明さん (1995年卒)以上11名の出品作をご紹介させて頂きます。

末永史尚/本学絵画専攻非常勤講師

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末永先生は小学生と一緒にワークショップも行っており、作品は青梅市立美術館に展示してあります。

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原游/1999年学部卒

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山岡敏明/1995年学部卒

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母袋俊也/本学教授

井上琴文/大学院美術研究領域1年

大立目美貴キャサリン/大学院美術研究領域1年

曾超/大学院美術研究領域1年

藤桝匠美/大学院美術研究領域1年


中山晃子/大学院美術研究領域1年

野内俊輔/大学院美術研究領域1年

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わたなべももこ/大学院美術研究領域1年

撮影:野内俊輔

11月18日(日)14:00~は青梅織物工業共同組合2Fにて東京芸術大学中村政人研究室助手/藤林悠さんをゲストに迎え、院1年代表/野内俊輔の司会でトークイベ ントを行います。 よろしくお願いします。

皆様、この秋は観光も兼ねてぜひ青梅へ!

代表:野内俊輔

(助手:青木)

作品プラン募集 前沢知子先生より(概念表現非常勤講師)

作品プラン募集

作品プランを募集します!

4月に東京造形大学CSプラザで開催された学生対象の絵具ワークショップでの素材を用いた作品プランを、学生のみなさんから募集します。そして一緒に作品制作と展示を行います。

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ワークショップで出来た素材は、約2M×30Mの着色された綿布です。(写真参照)
ワークショップ当初から、この綿布の展示プランを学生のみなさんからご提案して頂きましたが、改めて素材/空間性/絵画性/身体性などを含めた作品のプランを募集します。

学生のみなさんのプランをもとに、プランニング/制作/展示へのプロセスを、みなさんと一緒に話合いながら進めます。また客観的に検証する場として、レクチャー、リーフレット(記録資料)などで、作品/制作/場/美術について考えてみようと思います。(時期は11〜12月)

プラン参加、制作参加、また両方の参加など、それぞれが関われる参加方法で大丈夫です。
まずは、ご連絡をお待ちしております。

お問い合わせは
前沢 知子(概念表現) tomokomaezawa@gmail.com
または絵画事務室まで。

また、同じ綿布で制作した作品を、この夏開催された『来れ!未来のクリエーター 桑沢学園のアート&デザイン展』(八王子夢美術館)で展示しました。
(展示空間のサイズに綿布を裁断/構成して縫い合わせ、スクリーン状のカンバスに制作。綿布の絵柄と綿布に映る影などで作品が成立。)

前沢 知子

(助手:青木)

アートプログラム青梅2012

2012.表

「アートプログラム青梅2012存在を超えて」

10月20日(土) – 11月25日(日)

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「アートプログラム青梅2012」が始まっています。
本学からは、母袋俊也教授、講師の末永史尚先生、卒業生の原游さんが青梅市立美術館で、やはり卒業生で大阪で活動の山岡敏明さんがBOX-KIOKUで展示しています。学生展「地への一雫」には院生の井上琴文さん、大立目美貴キャサリンさん、曾超さん、中山晃子さん、野内俊輔さん、藤桝匠美 さん、渡邉桃子さんが市街地でサイトスペシフィックな展示を積極的に試みています。また11月18日(日)には本学が担当するトーク・セッションが本学卒業生でもある藤林悠さんをゲストに催されます。
どうぞお越し下さいませ。

www.art-program-ome.com

www.facebook.com/artprogramome

(助手: yasuyo maruyama)

「UNKOWNS」展のお知らせ

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8/20から25日まで、私、近藤が企画した学生展が銀座の2カ所の画廊、藍画廊と、ギャラリー現で始まります。この「UNKOWNS」展とは、その名の通りいまだ学外での個展やコンクールでの受賞歴の無い学生をセレクトして企画したものです。今展は単に学生作品をお観せするということに留まらず、慶応義塾大学理工学部准教授の近藤幸夫先生の協力を得て、近藤幸夫先生の美学美術史ゼミの学生に、本学学生作品に対する批評文を書いてもらうというのが特徴です。同世代の作家と批評家のそれぞれ卵ともいえる者同士が、何度かの話し合いの上、同一の画廊空間に作品と批評文を提示するというものです。会期は1週間と短いですが、ぜひご高覧いただければありがたいと思います。初日17時より藍画廊にてオープニングパーティーがございます。

藍画廊:http://igallery.sakura.ne.jp/aigarou.html

ギャラリー現:http://g-gen.main.jp/index.html

(教員:近藤 昌美)

アートラボはしもと「人がいっぱい」展

以前にもご紹介した、アートラボはしもと(橋本駅からアリオを抜けてすぐ)では7月6日から22日まで、東京造形大学美術館企画の学外展示が開催されています。人がテーマの「人がいっぱい」展。出品者は、本学教員、卒業生、助手、大学院生から選ばれています。

(詳細 http://www.zokei.ac.jp/museum/index.html#hito)

「アートラボはしもと」は、相模原市と東京造形大学をはじめ近隣の美術大学が連携して運営する新しいアートセンターです。美術と人々との新しい関わりを、様々なアート活動を通して作って行くことを目的としています。是非これを機会に訪れてみてください。

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保井智貴さん(彫刻教員)の作品は、奥のスタジオに展示されています。暗闇にライトに照らされて佇む姿は息をのむ緊張感があります。この作品がこの場にあって始めて生み出された「場」が感じられます。

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森本一朗さん(本学卒業生)の作品。ユーモアに惹かれて見入ると細やかな紙立体の作り込みに驚かされます。7/14、21には、小学生対象のワークショップも開かれます。

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丸山恭世さん(本学絵画助手)の作品。目力がある、美しい艶やかな肌合いを持った作品です。7/7には、大きな布に沢山の顔をかくワークショップがありました。アートラボはしもと2階の窓に展示され、外から見ることが出来ます。

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上田裕子さん(大学院1年)の版画(リトグラフ)の作品です。感性と表現技術の高い画面からは、女性の意識のうつろいの刹那を感じさせる秀作です。

展示ではこの他にも、糸曽賢志さん(本学卒業生)のアニメーション作品「セイキロスさんとわたし」15分が、シアターにて上映されています。

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(教員:生嶋 順理)

M-ポリフォニー 2012 -Profile-

ただいま、東京造形大学学内ギャラリースペース「ZOKEIギャラリー」において、絵画専攻領域 母袋 俊也教授企画による大学院生のグループ展「M ポリフォニー」展が開催されています。

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ドイツ語 Malerei=絵画 に由来する「M ポリフォニー」展は、母袋教授が指導する大学院生によるポリフォニックなグループ展で、今年は彼らによってProfileという副題が付されています。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

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出品学生

井上 琴文
岩井 晃彦
大立目 美貴 キャサリン
小川 晴輝
清原 亮
清水 信幸
曽 超
生井 沙織
野内 俊輔
渡邉 桃子

7月9日(月) 10:20~12:20
ギャラリー・ディスカッション : 母袋俊也+出品者 X 保井智貴+彫刻院生
7月14日(土) 14:00~
ディスカッション : 母袋俊也+出品者 X 信州大学 金井直准教授+信大生

開催期間 2012年7月2日~2012年7月14日
休館日  日曜日
時間   10:00~17:00
入場料  無料
会場   東京造形大学 12号館 ZOKEI Gallery

(助手:青木)

2年生 立体表現 事前説明会+参考作品展示

東京造形大学絵画専攻では、2年生の授業として、「映像技法」、「立体表現」といった集中授業が行われます。これらの授業では、普段の制作とは異なった表現メディアを扱う事により、学生に新鮮な体験をもたらしてくれます。

「立体表現」においても、制作上のプロセスが違う事に戸惑いを覚えながら、3次元上に作品が生み出されます。2次元と3次元の接続詞を模索しながらの制作は、学生個々のアイデンティティーに直接信号を送るきっかけとして大きな成果が見られます。

一昨日、後期に開講される「立体表現」の事前説明会が開催されました。

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三人の先生方による三コースの概要説明、注意事項などに加え、昨年まではアトリエ内にて過去の参考作品を展示、鑑賞し、課題に対する理解を深めてきましたが、本年度は学内のCSギャラリーを使用し「展示 <参考作品 2011立体表現>」と銘打った展示形式がとられています。出品は現在の3年生です。一部ご紹介いたします。

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出品協力をいただいた学生の皆さん、ありがとうございました。この授業を受けて1年が経ち、作品と空間との関係性に慎重になりながら作品を配して行く彼、彼女達の姿は逞しかったです。この展示は一般開放しておりますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

「展示 <参考作品 2011立体表現>」

場所 東京造形大学 10号館1F CSギャラリー

開廊時間 9:00〜17:00

開催期間 6月26日(火)〜6月29日(金)

(助手:青木)

鯉アートのぼり 報告と参加募集

「鯉アートのぼり」報告と参加への誘い

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遅れていました「鯉アートのぼり」の報告です。震災後まもない昨年4月13日、本ブログで「鯉アートのぼり」参加への呼びかけをしました。

それは知人の美術家で、福島大学准教授渡邊晃一さんからのEメールを受けてのことでした。

メールには続く余震、収束の糸口が見えない原発問題の、渦中の福島で、渡邊さんが「鯉アートのぼり」の名のもと2つのプロジェクトを始めていることが記されていました。

一つは福島大学の学生とともに福島市内の避難所の子供たちと「鯉のぼり作り」のワークショップ展開であり、もう一つのプロジェクトは、5月、こどもの日前後から一ヶ月間、子供たちやアーティストの描いた35×70cmの鯉のぼりを応援旗として福島市内の町中広場で、鯉のぼりを展示、街を飾るというもので、鯉のぼり制作の参加者を募る内容でした。

そして容易にその活動の苦戦している様子が垣間見えたのでした。

僕は活動を始めた知人の気持ちのせめてもの後押しになればとの思いから本ブログで呼びかけました。

文末には、「圧倒する現実世界を前に、美術の使命、立場そしてその限界と可能性も含め、それぞれ熟慮の日々と思います。それぞれ考えてみてください。僕も一点制作予定です。」と結びました。何人かの人が、自問の後に参加を申し出てくれました。


14尾の鯉のぼりは4月末には福島大学に宅配便で送付。当初予定していた街中での展示終了後も、下記添付画像のように福島市街地、福島県立美術館、福島県立博物館、沖縄ぶんかテンプス館、喜多方大和川酒造北方風土館、郡山市立美術館、など展示が継続され、夏に開催される福島現代美術ビエンナーレにも展示されることになりました。改めて参加してくれた滝川おりえさん、藤原佳恵さん、大城夏紀さん、蝦名貴徳さん、大平歩さん、上岡葵さん、清原亮さん、生井沙織さん、佐々木耕太さん、今井貴広さん、柿木ひとみさん、並びに前沢知子先生に感謝の意を表したいと思います。また参加してくれた人だけでなく美術の役割、自身の表現内容との相関などを熟慮の結果、見合わせた人たちもいたことでしょう。その人たちにも感謝したいと思います。
実は、過日渡邊さんと会う機会がありました。

当初こどもの日に向けた一時的プロジェクトとして考えられた「鯉アートのぼり」は、残念ながらも長い戦いを覚悟することになった福島で応援旗としての本プロジェクトは恒常的に継続展開していくことにしたいとのことでした。

現時点では鯉のぼりは2000尾を超えているそうです、今後は10000尾を目指すとのことでした。

ここに再度参加してくれる人を募ります。
7月後半発送を目標に募集します。

詳しくは絵画事務室まで。


 母袋俊也

(Maruyama)

(助手: yasuyo maruyama)

「アートプログラム青梅2011 山川の間」展カタログ刊行

カタログ表紙

見開き院生作品

第9回となる山川の間展は2011年10月22日より11月27日まで開催されました。

アートプログラム青梅は、青梅市内の施設、市街地に招待作家と学生がサイトスペシフックな展示を展開する青梅市、明星大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学、本学による参学公のプロジェクトです。

本学からはディレクターに情報学担当の大橋紀生さん、母袋俊也教授、非常勤講師前沢知子、卒業生古谷利裕、大学院生 滝川おりえ、岩井晃彦、大平歩、清原亮、立川美圭、生井沙織、藤原佳恵が参加しました。

またトークセッションは本学が担当し、blan class代表小林晴夫氏を招いて、テーマ「芸術に何ができるか」で行われました。

下記のリンクから東京造形大ホームページ上にある「アートプログラム青梅2011 山川の間」展の詳細ページが閲覧できるので、そちらも合わせてご覧下さい。

社会連携活動 アートプログラム青梅

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(助手:真之介)


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