アートラボはしもと「人がいっぱい」展
2012年7月8日 カテゴリー:お知らせ, 個展・グループ展
以前にもご紹介した、アートラボはしもと(橋本駅からアリオを抜けてすぐ)では7月6日から22日まで、東京造形大学美術館企画の学外展示が開催されています。人がテーマの「人がいっぱい」展。出品者は、本学教員、卒業生、助手、大学院生から選ばれています。
(詳細 http://www.zokei.ac.jp/museum/index.html#hito)
「アートラボはしもと」は、相模原市と東京造形大学をはじめ近隣の美術大学が連携して運営する新しいアートセンターです。美術と人々との新しい関わりを、様々なアート活動を通して作って行くことを目的としています。是非これを機会に訪れてみてください。
保井智貴さん(彫刻教員)の作品は、奥のスタジオに展示されています。暗闇にライトに照らされて佇む姿は息をのむ緊張感があります。この作品がこの場にあって始めて生み出された「場」が感じられます。
森本一朗さん(本学卒業生)の作品。ユーモアに惹かれて見入ると細やかな紙立体の作り込みに驚かされます。7/14、21には、小学生対象のワークショップも開かれます。
丸山恭世さん(本学絵画助手)の作品。目力がある、美しい艶やかな肌合いを持った作品です。7/7には、大きな布に沢山の顔をかくワークショップがありました。アートラボはしもと2階の窓に展示され、外から見ることが出来ます。
上田裕子さん(大学院1年)の版画(リトグラフ)の作品です。感性と表現技術の高い画面からは、女性の意識のうつろいの刹那を感じさせる秀作です。
展示ではこの他にも、糸曽賢志さん(本学卒業生)のアニメーション作品「セイキロスさんとわたし」15分が、シアターにて上映されています。
(教員:生嶋 順理)