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個展・グループ展の記事一覧

安達 裕美佳, 藤原 佳恵2人展、保井先生個展

大学院2年生の安達 裕美佳(主査教員:清水)と 藤原 佳恵(主査教員:近藤)の2人展に行って来ました。人形町のスペースアネックスギャラリーで6/30まで。ここは、親会社である株式会社スペースが学生支援のために無料で貸してくれるギャラリーです。本学の学生が良く利用させていただいてます。今回の2人展では1階を安達さん、地下を藤原さんがそれぞれ個展形式で作品を展示していました。

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安達さんの展示です。

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地下の藤原さんの展示です。

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安達さんと藤原さんです。院2年という最終学年で来年には社会に出て制作を続けて行くわけですが、これからもさらに頑張ってもらいたいものです。

今年度から彫刻専攻の専任教員になっていただいた保井先生の個展に行って来ました。銀座のメグミオギタギャラリーで7/2まで。http://www.megumiogita.com/exhibition/2011/1106yasui/index.html 保井先生は乾漆技法で彫刻作品を作っていますが、その表面の質感は絵画的な印象です。絵画の学生も見に行って欲しいと思います

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(教員:近藤 昌美)

祐成政徳先生個展

広域表現の講師、祐成先生の個展が銀座のギャラリー現で始まりました。7/2まで。

http://www.jpartmuseum.com/g_gen/

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ギャラリー空間にはみ出るかのような巨大なテーブルがそびえていて、画廊に入るなり驚かされます。鉄材で作った内部構造に合板を張って作ったそうですが一見するとそうは見えず、脚部の多角形断面の稜線は切れるようなシャープさで、その制作精度が全体の印象を一層引き締めているのが良くわかります。祐成先生の授業では作品と同様の制作方法も展開していますので、学生作品の精度も上がってくれることでしょう。

(教員:近藤 昌美)

原田郁個展

今年の3月まで助手を務めてもらっていた、原田郁さん(07院修了、主査教員:近藤)の個展オープニングに行って来ました。門前仲町のアルマスギャラリーで7/2まで。http://harmas.fabre-design.com/

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バーチャルな建築空間を切れ味の良い色面で切り出すように取り出した絵画と言えるかも知れません。来月にも展示を控えていて評価が高まっている作家です。これからも期待出来るクオリティーでした。

(教員:近藤 昌美)

母袋先生個展オープニング6/13,2011

母袋教授の個展が銀座のギャラリーなつかb.pで始まりましたのでオープニングに行って来ました。6/25まで。

http://homepage2.nifty.com/gallery-natsuka/natsuka/artist%20contents/motai_toshiya/motai_toshiya_top.html

画廊内に仮設壁を構築し、ホワイトボックスである空間をブラックボックスに転換した展示空間を設定した、非常に意欲的な展示でした。回廊化した外側壁面にはドローイングが展開され、先生の思索が観覧出来る構造になっており、内側のブラックボックスと何度か行き来するうちに、単体で絵画作品を観する時とはまったく異なる認知体験を経験することが出来ました。

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オープニングには大学院生を中心に多くの学生も来ており、おおいに刺激になったのではないでしょうか。2次会もたいへん盛り上がりました!!

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(教員:近藤 昌美)

「母袋俊也 Qf・SHOH《掌》90・ Holz 現出の場-浮かぶ像-膜状性」 展

「母袋俊也 Qf・SHOH《掌》90・ Holz 現出の場-浮かぶ像-膜状性」 展

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「母袋俊也 Qf・SHOH《掌》90・Holz 現出の場-浮かぶ像-膜状性」展を

6月13日より25日まで、ギャラリーなつかbp で開催いたします。

黒く塗られた仮設壁・ブラックキューブに、イコンと阿弥陀如来の手をモデルに”祈り”を描く正方形フォーマートのQf系作品を展示設営、絵画の持つ“像の膜状性”と“現出の場の現前化”を試みます。

母袋俊也展(PDF)

(助手:青木)

Art Polygon 東京造形大学大学院学生作品展 6/7〜19

このブログでもその搬入風景をご紹介済みですが、会期が始まりましたので各作品をご紹介します。参加学生は大学院美術研究領域の絵画と彫刻の有志17名です。

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会場の全体風景です。

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入口正面には清原亮君のペインティング2点。「hiroshima」「Atomic Bomb Dome」

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榊貴美さん。「American cherry boy    Japanese cherry boy」

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神山亜希子さん。「死は隣人を連れて来る」「救世主、樹」

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青木亜由美さん。「生きる」

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生井沙織さん。「a  profile  – 石榴-」

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佐々木翠さん。「それは話しはじめた」

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長野真紀子さん。「とうめいな時間」

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三上麻里さん。「エニグマレーレ」

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藤原佳恵さん。「********」

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小泉奏子さん「ユーモアと見栄がある」

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河崎辰成君。「ハードワーカー」

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黒澤萌さん。「空調の性能」

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立川美圭さん。「ある場所」

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入野陽子さん。「satellite」

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大城夏紀さん。「そここ」「交通整理」

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柿ノ木ひとみさん。「今日は僕です」「ヤマノウエノヒト」

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阿部美帆さん。「習性・洗濯」

絵画と彫刻の有志展で共通テーマも設定しませんでしたので、やや凸凹した展示ですが今回の企画で専攻を超えたコミュニケーションが広がってくれればと思います。また、今回の参加学生のうちの5名が他大学からの進学者であり、そうした意味でも広がりを期待したいと思います。まだ、会期終了まで間がありますので是非ともご高覧下さい。

(教員:近藤 昌美)

在校生、卒業生展覧会

大学院生と卒業生が展覧会をしていましたので行って来ました。

最初は中央区人形町のSPACE/ANNEXギャラリーで大学院2年生の青木真莉子さん(主査教員:高橋)と湯浅加奈子さん(主査教員:高橋)が二人展を開催しています。「リムトリップ」と題された展覧会は院生らしいクオリティーでした。6/16まで。

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会場は1階と地下があるので、二人でそれぞれを個展形式で使っていました。1階ギャラリーでは平面作品である湯浅さんが展示をしています。上は本人と作品です。

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地下のギャラリーでは青木さんが大規模なインスタレーション作品を展開していました。鹿の剥製を中心に写真作品や様々なものが配置され、不安感を惹起させるような印象でしたが、本人の意図は未確認ですが今回の大震災を思い起こさせる感じです。

次は神田神保町の文房堂ギャラリーのグループ展「アウトレンジ2011」に参加している4年生と卒業生の作品を見て来ました。

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オープニングで大盛況な会場では作品がなかなか撮影しづらかったですが、壁面一面に作品を展示した今年大学院修了の八重樫ゆいさん(主査教員:近藤)の作品と本人です。

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概念表現系4年生の深谷昂弘君の作品と本人です。力強いペインティングが印象的でした。

(教員:近藤 昌美)

Art Polygon展、準備風景6/6,2011

6/7〜19まで、渋谷区のNHKふれあいギャラリーで開催される大学院美術研究領域(絵画、彫刻)1、2年有志17人による「Art Polygon」展の搬入、展示に行って来ました。この展覧会は毎年各美大にNHKから展示企画が打診される、「エコール・ド・渋谷 」というNHKアートギャラリーを利用した展覧会です。今年度の本学の展示は学生の自主企画運営として、絵画、彫刻の院1、2年の参加希望者有志が集まって、展覧会タイトル、案内状、ポスターのデザインから実際の運営まで学生達だけで準備して来ました。タイトルの「Art Polygon」の”Polygon”とは多角形という意味らしく、集まった自分たちを指しているようです。ぜひ、皆さんも足を運んで下さい。

http://www.zokei.ac.jp/works/2011/034.html http://www.nhk.or.jp/event/fureaihall/gallery/index.html

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会期が始まったら会場風景もアップしたいと思います。

(教員:近藤 昌美)

三井美幸個展

中央区京橋のINAXギャラリーで開催されている卒業生の三井美幸さん(09年院修了、主査教員:近藤)の個展に行って来ました。(6/1〜6/25)

http://inax.lixil.co.jp/gallery/contemporary/detail/d_001875.html

「Black Party」と題されたインスタレーション作品は写真や鹿の角、ガラスなど多くの素材で構成され、そのタイトルの通り一種異様な雰囲気です。彼女は2年次に形象表現に進級して来た時から一部の例外を除き、学部大学院を通して一貫してインスタレーション作品を制作して来ましたが、その作品概念は現在のスタイルに繋がるものが当時から現れていたことが思い出されます。

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(教員:近藤 昌美)

渋谷ゆかり、八木梓個展

今年大学院を修了した渋谷ゆかりさん、学部4年在学の八木梓さんがそれぞれ個展を開催中ですので行って来ました。

まずは渋谷のギャラリーLE DECOで開催されている渋谷ゆかりさんの個展です。6/5まで。

http://home.att.ne.jp/gamma/ledeco/g1.html

渋谷さん(主査教員:有吉)は広域表現研究指標から大学院に進学して来て以来一貫してインスタレーションを中心とした作品を制作して来ました。今回の個展では「糸引き」と題された人と人とのコミュニケーションをテーマとしたビデオインスタレーションですが、来場者と作者である渋谷さんとの実際の「糸を引く」パフォーマンスもあり新鮮な体験でした。

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丁寧に包まれた金糸を取り出して、その端と端を来場者の小指と作者の渋谷さんの小指につなぎます。ギャラリーの中で数メートル離れて座り、糸が引かれる密やかな感触を感じることで人との繋がりを実感するという体感型の作品は、非常に不思議な感覚を残してくれました。その感覚こそが渋谷さんの作品なのでしょう。

次は両国のギャラリーART TRACE で開かれている八木梓さんの個展です。6/22まで。八木さんは形象表現研究指標出身の4年生ですが、これが初個展です。「Gurory」と題された展覧会ですが、これはグロテスクとガーリーを組み合わせた彼女の造語らしいのですが、Grotesque +girl であればスペルがやや違うような気がしますが、要は女性的でありかつグロテスクな要素を持つ絵画ということなのでしょう。http://www.gallery.arttrace.org/current/current.htm

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まだまだ完成度が足りませんが、自分の絵画スタイルをどうにか手に入れようと模索、努力していることが良くわかる展示でした。これからも制作量を上げて一層の作品的な充実を望みます。

(教員:近藤 昌美)


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