個展・グループ展の記事一覧
2010年4月14日 カテゴリー:個展・グループ展
このブログ内ですでにご紹介しました、アート系フリーマガジン、アーティクルの公募コンクール入選者の坂田祐加里さん(2009年学部卒業)が、同賞グランプリを獲得しました。11日まで新宿区内の佐藤美術館で展示され,著名ギャラリストや評論家の審査を経て最高賞を獲得しました。彼女はすでにコマーシャルギャラリーでの展示も2年次に経験し、女性性を全面に表現した性的にも刺激的な作品を制作して来ましたが、今回はそれが評価されたようです。フェミニズムは女性アーティストにとってどう表現するべきか悩まざるを得ない要素ですが、彼女の作品は一見あからさまでありながら、女性という性を脱ぎ捨てることの出来ない女性自身の諸問題というフィロソフィーをはらんでいるように思います。展示作品は穏当な作品1点のみでしたが、応募は他の刺激的な2点とともにだったようです。学生として,というような演習的な作品制作とは一線を画しますが、刺激的な作品もアップします!ちなみに賞金は30万円だそうです!
(教員:近藤 昌美)
2010年4月7日 カテゴリー:個展・グループ展
毎年、入学式に合わせて造形大学内の美術館では、館長の岡村先生の企画で、活躍する卒業生作家を招き,展覧会を開催しています。今年度は、Silent cop – 道標 ?と題して5人の卒業生が展示しています。(4/6〜4/24)その内の4人が絵画専攻出身です。
末永 史尚さん 1999年卒業
大槻 あかねさん 1997年卒業
和田 ときわさん 1993年卒業
宮崎 勇次郎さん 2001年卒業
本学美術館は横山記念マンズー美術館ですので、常設のマンズーの彫刻作品と並べての展示です。
(教員:近藤 昌美)
カテゴリー:個展・グループ展
今年、院を修了した高田理美さんの個展が新宿区のアートコンプレックスセンターギャラリーACT4において始まりました。(4/6〜4/11) 彼女は名古屋造形大学から本学大学院に進級して来て、少しずつ努力を重ね,作品スタイルも変化させて来ました。在学中のグループ展のカタログがこのギャラリーの目に留まり、個展の企画になりました。
友人が何人か集まり出し、オープニングパーティーが始まったところです。
(教員:近藤 昌美)
2010年4月4日 カテゴリー:個展・グループ展
アート系フリーペパー、アーティクルのコンクール、アーティクル賞入選者13名の展覧会が新宿区の佐藤美術館で開かれています(4月1日?11日)。本学卒業生の坂田祐加里さん(絵画専攻領域/2009年度)が出品しています。パネルに麻紙、墨、で描かれたF100号です。
(教員:近藤 昌美)
2010年3月30日 カテゴリー:個展・グループ展
卒業生の展覧会が2カ所で29日から始まっています。こちらは2009年学部卒業の上田真由美さんの二人展の会場です。神田のギャラリー環で4月10日まで。友人達が集まっていました。彼女は4月12日から5月1日まで大阪、肥後橋のギャラリーゼロでも個展を控えています。
上田さんの作品です。
外苑前のトキ・アートスペースでは飯沼知寿子さんの初個展です。4月4日までです(水曜休廊)。彼女は今年大学院を修了し修了作品と重ねて個展の準備もして来ました。友人達もたくさん来廊してにぎやかなオープニングでした。
飯沼さんの作品です。
作品は展示して初めて生きて来ます。早いうちに個展等を経験することは作家としてとても大切なことです。今後の制作にも大きく影響するでしょう。
(教員:近藤 昌美)
2010年3月15日 カテゴリー:個展・グループ展
上野の森美術館で3/14〜3/30まで開かれるVOCA(THE VISION OF CONTEMPORARY ART)2010展のオープニングレセプションに行って来ました。1994年から続くこの展覧会は、平面、絵画の登竜門として美術館学芸員や評論家等の推薦を受けて出展することが出来ます。今回は35名の出品者の中に造形大絵画専攻出身者が4名います。
たくさんの人がオープニングレセプションに来ていました。非常ににぎやかでした。
2007年卒業のましも ゆきさんと作品です。ペンで描かれた細密な線が素晴らしかったです。
2009年卒業の平下英理さんです。折り鶴の図像はスクラッチ(引っかき)で描かれています。
2004年卒業の薄久保香さんです。すでに都内のコマーシャルギャラリーで数回の個展、海外での個展も経験し、非常に評価の高いアーティストです。
2004年卒業の大野智史君です。昨年の小山登美夫ギャラリーでの個展は大量の大作が並び圧巻でした。
卒業生がいろいろなところで活躍していることは、我々教員にとっても非常に喜ばしいことです。
(教員:近藤 昌美)
2010年3月13日 カテゴリー:個展・グループ展
昨日、3月12日(金) 美術評論家 鷹見明彦さんを招いてギャラリートークが開催されました。
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左から鷹見明彦さん、塚本和世、萩原麻実、田中さえ、滝川おりえ、母袋俊也。出品者は適度の緊張感の中、自作プレゼンを含めて自己紹介を。 続いて鷹見さんからの質疑応答を経て、「美術のコンテキストの中で自分の仕事を認識、位置付けしていくことを通して、自らのアイデンティティを確立していく」ことなどのアドバイスを頂きました。
会場では、萩原作品をクッションにリラックスしながらも、真剣に。
来廊者は、本学大学院生、学部生の他、非常勤講師の前沢知子さん,神奈川芸術文化財団学芸員の中野仁詞さんのお顔も。
鷹見さん、中野さん、前沢さんには、”離陸の立会い人”になって頂いたと言う感じでしょうか。
展覧会は16日(火)まで続きます。
(教員:母袋俊也)
カテゴリー:個展・グループ展
「酸化したリアリティー」展を見るため群馬県立近代美術館に行って来ました。この企画は2000年代の「群馬青年ビエンナーレ」において大賞、優秀賞を受賞した7人のアーティストの展覧会です。その7人の中に本学を2006年に卒業した大矢加奈子さんと現在3年在学中(新4年)の永田惇哉君が選ばれています。二人は2008年度の群馬青年ビエンナーレの大矢さんが大賞、永田君が優秀賞を受賞して今回の展覧会に招聘されました。大矢さんはここ数年いくつかのギャラリーでの個展を重ね、非常に評価を高めています。永田君は、1年生の授業作品で優秀賞を獲得し、とあるギャラリーでのグループ展に招待され、来年度早々には個展を開く予定です。今回の美術館企画は若いアーティストのための展覧会ですが,美術館での展示をこのような若さで経験出来ることは大変素晴らしく、非常に良いキャリアにもなります。
大矢加奈子さんの展示室です。広々とした美術館の展示室での展示は、画廊空間とは違った作品の見え方です。作品展数も多く、旺盛な制作量を裏付けます。
永田惇哉君の展示室です。彼はまだ学部の3年生ですが、今回の作品群のほとんどはこの1年間に大学のアトリエで制作して来たものです。やはり旺盛な制作量で作風も独特な印象です。
我々教員にとって、在学生、卒業生の活躍は非常にうれしいものです。
(教員:近藤 昌美)
2010年3月11日 カテゴリー:個展・グループ展
現在、都内のいくつかのギャラリーで卒業生や在校生が個展やグループ展を開いています。教員としては案内状をもらえれば出来るだけ見に行きたいと思っていますが、なかなかすべてに足を運ぶことは大変です。
国分寺のスイッチポイントというギャラリーで個展(3/4〜3/14)を開いていた、2003年卒業の松永悠一郎君。うっかり休廊日に行ってしまい、拝見出来ませんでした。看板のみです。
後日(3/14)再訪問。本人も在廊していました。今回の個展も画廊企画とのことです。
松永君の作品は撮影が上手く行きませんでした。申し訳ないです。
原宿、表参道近くのデザインフェスタギャラリーでは学部1年生の3人展が開かれています。(3/9〜3/15)画像は自作の前での豊島さん、豊田さん。もう一人の尾張さんは不在でした。裏原宿のにぎやかなギャラリーでの初めての展示で作品も元気一杯でした。
銀座、藍画廊では1994年卒業の助川文子さんの個展が開かれています。(3/8〜3/13)本人には会えませんでしたが卒業後個展を定期的に開いており、アーティストとしての姿勢は素晴らしいものです。
京橋のギャラリーKでは、画廊企画で2003年の卒業生の牛田美希さんの個展 Beauty is skin deep が開かれています.(3/4〜3/13)大きな写真とオブジェクトで概念性は強くも美しい作品を展開していました。
最後は既に母袋先生がアップ済ですが、私も浅草橋のマキイマサルファインアーツ ギャラリーに行って来ました。
母袋先生ゼミの有志4人でのグループ展ですが、うち2人が画廊におりました。上は自作前の滝川おりえさん。
自作前の田中さえさん。彼女は個展も近々控えており、卒業後の活躍が期待されます。
(教員:近藤 昌美)
2010年3月9日 カテゴリー:個展・グループ展
本年度卒業する母袋ゼミ有志4人 滝川おりえ、田中さえ、塚本和世、萩原麻実によるグループ展。 マキイマサルファインアーツで3月5日から始まっています。
「Abflug2010?あさくさばし から声がする」展:abflug2010
マキイマサルファインアーツ:http://www.makiimasaru.com/
2010.3.5(火)?3.16(火) 11:00?19:00(最終日?17:00) /日曜休廊
3月12日(金)17:00からは、美術評論家 鷹見明彦氏を招いてギャラリートークを催します。
ギャラリートーク:
ゲスト:鷹見明彦 出品作家:滝川おりえ、田中さえ、塚本和世、萩原麻実 進行:母袋俊也
会場風景です。ぜひご高覧ください。
(教員:母袋俊也)
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