2010年3月9日 カテゴリー:美術研修旅行


2月23日(火)パリ最終日。マレ地区の画廊回りです。
まだ画廊が開いてないので、先に腹ごしらえ。









花屋がしゃれてる。


パリの画廊はあまり大きくなくて、日本の画廊に近いですね。
東京にもありそう。



イタリアのデザイナーのエンツォ・マリの展示なんかもありました。





ちょっと休憩してから、merciというセレクトショップへ。





かなり広い空間にいろんな物があって、面白いお店でした。











日本人の女性もやってました。





2月24日(水)。パリからバーゼルへ移動。

朝の7時41分です。
管制塔のストがありフライトがどうなるのか?
不安な状況で空港へ向かいます。




結局空港で7〜8時間待たされる。
フランスらしい。


パリは見るところが多くて6日間では分からないですね。
でもホテルの印象が悪くて、早くバーゼルに行きたい気分でした。
そんな時にかぎってストがあったりと皮肉なもんです。
3月25日(日)記。
(教員:木下 恵介)
2010年3月8日 カテゴリー:美術研修旅行

2月24日(水)予定よりだいぶ遅れて夕方Basel到着。
パリとは全然街の雰囲気が違い、静かで落ち着いています。
バーゼルは美術館と現代建築の宝庫。楽しみです!!

見えてきましたBasel Hilton。
やっとバスタブに浸かってリラックスできます。

カーニバルの最終日だったので、夜の街はたいへん賑やか。

趣向を凝らした仮装の人たちが演奏しながら練り歩いていました。




地面は紙吹雪だらけ。


屋台の焼いたソーセージと無料のビールも美味かったー。

2月25日(木)。午前中はガイドさんが街を案内してくれました。
トラムで移動中のAeschenplatz周辺。
昨夜の地面に積もっていた紙吹雪が、嘘のように片付けられてました。

まずはKunst Museum Basel。古典〜70年代まで良い作品が揃っていて
見応えのある美術館でした。




ライン川。




ここが街の中心マルクトプラッツ広場。
赤い建物が市庁舎です。


マルクトプラッツからトラムで少し移動して昼食です。
このガラス張りの建物は、バーゼルで開かれるいろいろな見本市の会場です。


ビールは欠かせませんね。



現代美術館。企画展はいまいちでしたが、常設は充実してました。
まんが美術館は入場料が高かった。
4月16日(金)記。

(教員:木下 恵介)
2010年3月7日 カテゴリー:美術研修旅行

2月26日(金)。朝からVitra Design Museumへ。
駅前からトラムでClaraplatzへ行き、バスに乗り換えて20分程。

バスが1時間に2本なので、待っているところ。
途中国境を越えてドイツに入ります。

見えてきましたVitra。バスからの撮影です。

まず安藤忠雄のConference Pavilion。

オルデンバーグのオブジェとVitra Design Museum。美しい!
Vitraは椅子のメーカーなので、このオブジェは 椅子を作る道具で構成
されています。



8年前に来たときにはなかった建物がいろいろ増えてました。
バックミンスター・フラーのジオデシックドーム。
バス停は、ジャスパー・モリソンがデザイン。
上の家型が重なっているのが、できたてほやほやのVitra Haus。
ヘルツォーク&ド・ムーロンの新作です。


ブラジルのカンパーナ兄弟の展覧会をやってました。
この次に工場内の建築ツアーを予定していたところ問題発生。
普段の建築ツアーは4〜5人なので、我々のような大人数の場合は
事前に予約が必要なんだそうです。諦めかけたところ、対応してくれた
美術館の女性が親切にもツアーのガイドをしてくれました。

まずはジャン・プルーベのガソリンスタンド。

今見ても充分きれいです。


次にジオデシックドーム。
内部はガランとしてましたが、ここもショップになるみたいです。
夏はこんな風景。


アルバロ・シザのFactory Hall。左と下はザハ・ハディドのFire Station。

彫刻作品のよう。きれいな形です。







ザハの建築は初めて見ましたが、斜めの線が多用されていてすごく
シャープな印象です。

次は安藤忠雄です。


この人がガイドさん。最初は怖そうだったけど良い人でした。
フランス人。英、独、仏語を話してました。

地上はシンプルな平屋ですが、地下に埋まってるんですね。
安藤らしい。

いよいよVitra Haus。中はMuseum shop, Cafe, Show room。
Vitrineという椅子のコレクションも入ってました。


工事中の様子。











内部はちょっと迷路のようになっています。


エレベーターまでしゃれている。


これなら1日いてもいいくらいです。季節の良いときにまた来たい。
3月20日(土)記。
(教員:木下 恵介)
カテゴリー:その他

3月6日、学内でカリキュラム会議を開催しました。毎年、年度末に来年度のカリキュラムを検討する会議を開いております。今回は20名以上の非常勤講師の皆様にお集まりいただきました。非常勤の先生方には各指標(形象、概念、版、広域表現研究指標)の通常授業のほか,1、2年生の集中授業に携わっていただいています。我々専任教員とともに学生の指導に当たっていただいているわけですが、年間を通してのカリキュラム内容や講評会の日程等の詳細をこの会議で摺り合わせていきます。

このテーブルは広域表現研究指標の先生方です。

カリキュラム会議後には八王子市内に移動して恒例の懇親会が駅近くの居酒屋で開かれました。新任の先生の紹介をはじめ、全員の自己紹介、退任される先生に記念品をお渡しするなどにぎやかな会です。1年の労をねぎらい次年度への鋭気を養う、特に非常勤の先生方同士はこの日にしか顔合わせが出来ない方もおられ、懇親,親睦をはかる上でも大切な催しです。

教務補佐のT君も任期が終わり退任することになりました。
(教員:近藤 昌美)
カテゴリー:新アトリエ情報

3月6日、今日は学内で絵画専攻の非常勤の先生方とともに来年度のカリキュラム,シラバスを検討する会議を開きました,この機会に皆さんに新棟の工事中の内部を見学していただきました。




上の2枚の画像は地下の版表現と大学院のアトリエが入る予定の場所です。
学部は2階から3階に入ります。

工事の進捗率は50%を超えたくらいですが、見学により建物のデザインは理解出来,完成が非常に楽しみです。
(教員:近藤 昌美)
2010年3月6日 カテゴリー:個展・グループ展
第13回岡本太郎現代芸術賞展が、2月6日(土)よりスタート、2月26日にはレセプションが開催されました。造形大関係では、惜しくも受賞はのがしましたが鎌倉明弘(05卒)、高橋和臣(09院終了)の両氏が入選出品しています。
?第13回岡本太郎現代芸術賞展
2010.2月日(土)?4月4日(日)
岡本太郎美術館 http://www.taromuseum.jp/

これは、制作途中の鎌倉明弘 《高次元出現装置(回転綿棒立体)2号機》。会場では綿棒で作られたこの約4畳半の大きさの立方体が、浮いていました。彼がモーターにスイッチをいれると、風をつくりながらビューンビューンと音をたてて回転しはじめました。08群馬青年ビエンナーレ出品作のバージョンアップ版である。

こちらは、展示準備中の高橋和臣氏。全長7mを超す《MOTHER SHIP CIRCUIT》。08年アートプログラム青梅・U39展参加を契機に 山々の連なるパノラマを抱えた船 として制作された本作は、今回は川崎、生田緑地まで旅をすすめたかのようでもある。
ぜひ、実作ご高覧下さい。
(教員:母袋俊也)
カテゴリー:美術研修旅行

2月26日(金)。この日は午前中Vitra、市内に戻り昼食、その後
レンゾ・ピアノデザインのバイエラー美術館へ。

近現代の良い美術館なんですが、あいにく企画展がアンリ・ルソー。
あまりパッとしない印象でした。

外に出ると雨が降っていましたが、急に晴れてきてドラマティック。


2月27日(土)。ルツェルンへ。電車で1時間くらい。
晴れて気持ちいい。スイスはけっこう天気に恵まれました。



遠くに雪の山々が見えてきて、もうすぐルツェルンです。


やってきました今回4つ目ジャン・ヌーベルのKKL。
カルチャー&コングレスセンター。最上階に現代美術館があり、
45mものキャンティレバーの大きな庇が特徴です。


大きな庇とその陰が風景を切り取ります。

これは夜のKKL。


横のルツェルン湖がのどかできれいでした。スイスっぽいですね。

現代美術館は内容充実!!
最上階のテラスからの眺め。

ルツェルン駅と雪山がきれいでした。
手前下がカラトラバの増築部分。明るい大空間が違和感なく美しい。

絵画1年(現在2年生)の4人です。

この橋が名物なんだそうです。



旧市街を散策したあとローゼンガルト・コレクションへ。
近代美術、特にピカソの良い作品がありましたが、もう食傷気味でした。



戻ってから気が付いたのですが、ルツェルン駅近くにはジャン・ヌーベルの
The Hotelっていうかっこいい建物がありました。
各部屋の天井に「愛のコリーダ」や「ラストタンゴ・イン・パリ」の
ラブシーンが描かれているそう。バーで一杯やりたかったー。無念!

夜ホテルに卒業生の今村君、ドイツ在住の小林君と友人たちが来て、
10人くらいでレストランへ。

白ビール。美味かった!

スイス名物チーズフォンデュ。けっこうワインがきつかった。
お酒が苦手な人は無理な味。

続きは、Basel 後編で。
4月20日(火)記す。
(教員:木下 恵介)
カテゴリー:新アトリエ情報

前回アップしたものとあまり変わっていませんね。
近々建物内部の様子をお見せしたく思います。
(教員:近藤 昌美)
カテゴリー:その他

2010年3月5日
今日は大学院の入試でした。
試験は、提出作品と作品ポートフォリオ、面接、小論文です。
(教員:近藤 昌美)
2010年3月5日 カテゴリー:美術研修旅行

2月28日(日)。20日間の旅行もあと2日だけ。あーあ。
日曜日なので美術館くらいしか行くところがない。
まずはジャン・ティンゲリー美術館へ。マリオ・ボッタのデザイン。
駅前からトラムでKunstmuseumまで行って、ライン川を渡し船で渡ります。



薄曇りの天気でしたが、川沿いの道をのんびり歩くのは楽しかった。

ティンゲリー美術館。建物はきれいだが、展示はつまらなかった。


ティンゲリーの噴水。こーゆーほうが良いですね。


また渡し船で戻る。

ちょっとデルフトの風景っぽい。

建築美術館。バーゼルに地下鉄を通すことを提案する展示らしい。
ジャン・ポール・ベルモンドの「勝手にしやがれ」のキャラを使って
いたのに何か意味があったのか?ドイツ語なので理解できず。

展示室に斜めに立てられたグレーの壁が、薄いコンクリートパネルで
できていたのが面白かった。何かで使えそうなアイデア。

隣接する現代美術館。ドローイングの展示でしたが、平凡。


ヘルツォーク&ド・ムーロンのシャウラガー美術館。
展示期間ではなかったので中に入れないのは分かっていましたが、
建物だけでも見たかったので来ました。トラムの駅の前。

ここは収蔵庫を持たず、作品は全て展示した状態で保管される
全く新しいタイプの美術館。
収蔵作品の見学をメールで申し込んでいましたが、断られてしまいました。
もう少し粘って交渉すれば良かったかなと後悔しています。




次はヴィトラ本社。2つ目のフランク・ゲーリー。
青空に映えてきれいでした。
実はここ以外にもう1つバーゼルにあったのを帰ってから知りました。
ノヴァルティス製薬の建築群の中に去年の秋にできたそうです。

長くなりましたので、Part 1, Part 2 に分けます。
5月3日(月)記す。
(教員:木下 恵介)
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