美術研修旅行の記事一覧
2010年3月7日 カテゴリー:美術研修旅行
2月26日(金)。朝からVitra Design Museumへ。
駅前からトラムでClaraplatzへ行き、バスに乗り換えて20分程。
バスが1時間に2本なので、待っているところ。
途中国境を越えてドイツに入ります。
見えてきましたVitra。バスからの撮影です。
まず安藤忠雄のConference Pavilion。
オルデンバーグのオブジェとVitra Design Museum。美しい!
Vitraは椅子のメーカーなので、このオブジェは 椅子を作る道具で構成
されています。
8年前に来たときにはなかった建物がいろいろ増えてました。
バックミンスター・フラーのジオデシックドーム。
バス停は、ジャスパー・モリソンがデザイン。
上の家型が重なっているのが、できたてほやほやのVitra Haus。
ヘルツォーク&ド・ムーロンの新作です。
ブラジルのカンパーナ兄弟の展覧会をやってました。
この次に工場内の建築ツアーを予定していたところ問題発生。
普段の建築ツアーは4〜5人なので、我々のような大人数の場合は
事前に予約が必要なんだそうです。諦めかけたところ、対応してくれた
美術館の女性が親切にもツアーのガイドをしてくれました。
まずはジャン・プルーベのガソリンスタンド。
今見ても充分きれいです。
次にジオデシックドーム。
内部はガランとしてましたが、ここもショップになるみたいです。
夏はこんな風景。
アルバロ・シザのFactory Hall。左と下はザハ・ハディドのFire Station。
彫刻作品のよう。きれいな形です。
ザハの建築は初めて見ましたが、斜めの線が多用されていてすごく
シャープな印象です。
次は安藤忠雄です。
この人がガイドさん。最初は怖そうだったけど良い人でした。
フランス人。英、独、仏語を話してました。
地上はシンプルな平屋ですが、地下に埋まってるんですね。
安藤らしい。
いよいよVitra Haus。中はMuseum shop, Cafe, Show room。
Vitrineという椅子のコレクションも入ってました。
工事中の様子。
内部はちょっと迷路のようになっています。
エレベーターまでしゃれている。
これなら1日いてもいいくらいです。季節の良いときにまた来たい。
3月20日(土)記。
(教員:木下 恵介)
2010年3月6日 カテゴリー:美術研修旅行
2月26日(金)。この日は午前中Vitra、市内に戻り昼食、その後
レンゾ・ピアノデザインのバイエラー美術館へ。
近現代の良い美術館なんですが、あいにく企画展がアンリ・ルソー。
あまりパッとしない印象でした。
外に出ると雨が降っていましたが、急に晴れてきてドラマティック。
2月27日(土)。ルツェルンへ。電車で1時間くらい。
晴れて気持ちいい。スイスはけっこう天気に恵まれました。
遠くに雪の山々が見えてきて、もうすぐルツェルンです。
やってきました今回4つ目ジャン・ヌーベルのKKL。
カルチャー&コングレスセンター。最上階に現代美術館があり、
45mものキャンティレバーの大きな庇が特徴です。
大きな庇とその陰が風景を切り取ります。
これは夜のKKL。
横のルツェルン湖がのどかできれいでした。スイスっぽいですね。
現代美術館は内容充実!!
最上階のテラスからの眺め。
ルツェルン駅と雪山がきれいでした。
手前下がカラトラバの増築部分。明るい大空間が違和感なく美しい。
絵画1年(現在2年生)の4人です。
この橋が名物なんだそうです。
旧市街を散策したあとローゼンガルト・コレクションへ。
近代美術、特にピカソの良い作品がありましたが、もう食傷気味でした。
戻ってから気が付いたのですが、ルツェルン駅近くにはジャン・ヌーベルの
The Hotelっていうかっこいい建物がありました。
各部屋の天井に「愛のコリーダ」や「ラストタンゴ・イン・パリ」の
ラブシーンが描かれているそう。バーで一杯やりたかったー。無念!
夜ホテルに卒業生の今村君、ドイツ在住の小林君と友人たちが来て、
10人くらいでレストランへ。
白ビール。美味かった!
スイス名物チーズフォンデュ。けっこうワインがきつかった。
お酒が苦手な人は無理な味。
続きは、Basel 後編で。
4月20日(火)記す。
(教員:木下 恵介)
2010年3月5日 カテゴリー:美術研修旅行
2月28日(日)。20日間の旅行もあと2日だけ。あーあ。
日曜日なので美術館くらいしか行くところがない。
まずはジャン・ティンゲリー美術館へ。マリオ・ボッタのデザイン。
駅前からトラムでKunstmuseumまで行って、ライン川を渡し船で渡ります。
薄曇りの天気でしたが、川沿いの道をのんびり歩くのは楽しかった。
ティンゲリー美術館。建物はきれいだが、展示はつまらなかった。
ティンゲリーの噴水。こーゆーほうが良いですね。
また渡し船で戻る。
ちょっとデルフトの風景っぽい。
建築美術館。バーゼルに地下鉄を通すことを提案する展示らしい。
ジャン・ポール・ベルモンドの「勝手にしやがれ」のキャラを使って
いたのに何か意味があったのか?ドイツ語なので理解できず。
展示室に斜めに立てられたグレーの壁が、薄いコンクリートパネルで
できていたのが面白かった。何かで使えそうなアイデア。
隣接する現代美術館。ドローイングの展示でしたが、平凡。
ヘルツォーク&ド・ムーロンのシャウラガー美術館。
展示期間ではなかったので中に入れないのは分かっていましたが、
建物だけでも見たかったので来ました。トラムの駅の前。
ここは収蔵庫を持たず、作品は全て展示した状態で保管される
全く新しいタイプの美術館。
収蔵作品の見学をメールで申し込んでいましたが、断られてしまいました。
もう少し粘って交渉すれば良かったかなと後悔しています。
次はヴィトラ本社。2つ目のフランク・ゲーリー。
青空に映えてきれいでした。
実はここ以外にもう1つバーゼルにあったのを帰ってから知りました。
ノヴァルティス製薬の建築群の中に去年の秋にできたそうです。
長くなりましたので、Part 1, Part 2 に分けます。
5月3日(月)記す。
(教員:木下 恵介)
2010年3月4日 カテゴリー:美術研修旅行
3月1日(月)。最終日です。
ヒルトンの朝食はけっこう豪華。毎朝6:30に行ってました。
空いてて、静かで落ち着きます。ここが1番良い席なんだそう。
でも同じような食事に飽きていて無理して食べてました。
朝食後、駅周辺の散策。ホテルの前の公園。
正面が、バーンホフSBBっていう中央駅。
これが駅の横にあるヘルツォーク&ド・ムーロンの “Elsassertor ?”
バーゼルは彼らの本拠地なのでいろいろ見れます。
駅周辺には他にもリチャード・マイヤーのシーメンス本社やディーナー&
ディーナーのUBS(スイス銀行)トレーニングセンターなどがあり楽しい。
プラットホーム上部の増築部分。8年前にはありませんでした。
ホームも広々してます。
ICE (Inter City Express)。ドイツの新幹線ですね。
これも駅のすぐ近くのPeter Merian Haus。
ドナルド・ジャッドが建築のアドバイスをした「遺作」なんだそうです。
全面をガラスで覆ったダブルスキンのきれいな建築だと思っていましたが、
知らなかったー。
内部にはジャッド以外にもいろいろな作家のアート作品が展示されている。
次はマルクトプラッツ周辺でお土産探しです。
少し裏に入ると静かな路地が続いていて居心地が良い。
見上げるとこんなパブリックアートがあって、羨ましい環境です。
中庭のようなところにあったカフェでのんびり。
快晴で静かで気持ちよかった。
いろいろ買い物をしたあと、僕はどうしてもバーゼルの建築ガイドが
もう一冊欲しくて再度Vitraへ。
お世話になっている京都の画廊のご主人へのお土産。
Museum shopで買い物して、外のカフェで一服。
椅子に毛皮が敷かれていて暖かい。
今は殺風景ですが、6月ころの良い季節だと回りの風景がきれいだろうなー
なんて考えながらビール飲んでました。
夜はバーゼル最後の晩餐でした。
3月2日(火)。あーあ帰国です。
ヒルトンの部屋。
バーゼルのEuro airport。ここからパリCDG空港で乗り換えて成田です。
楽しい20日間の旅行でした。なかなか長期間旅行する機会ってないので、
充実した時間が過ごせました。帰ってきたくなかったなー。
次回は2011年3月19日(土)〜4月4日(月)17日間。
ロンドン7泊、アントワープ3泊、アムステルダム5泊くらいの予定。
なるべく安い料金になるように調べてもらっています。
そろそろJTBと打ち合わせ、パンフレットとポスターの制作です。
時間がないー。
8月23日(月)記す。
(教員:木下 恵介)
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