2010年6月10日 カテゴリー:個展・グループ展
今週も在学生,卒業生の学外展示が続きます。
まずは、トーキョーワンダーウォールでの04年学部卒業の池田衆君です。トーキョーワンダーウォールはご存知のように、若手アーティスト育成のために東京都が行っているコンクールです。池田君は大賞に続く審査委員長賞を獲得しました。これは,都庁での展示風景です。6/4〜25まで。土、日、祝休み。
撮影した写真を切り抜いてある,写真と切り絵が合体したような不思議な視覚体験です。非常に独創的です。
次は,人形町のスペースアネックスギャラリーで6/1〜10まで開かれている,概念系4年生の4人点「flap 」展です。ここは商空間創造企業をうたう株式会社スペースが学生クリエーター支援のための無料で貸し出しているギャラリーです。
出品者の一人、清水信幸君です。
4人とも非常に完成度も高く、充実した展示でした。
次は、京橋のギャラリー坂巻企画の湯浅加奈子さんの個展です。彼女は院の1年生(主査、高橋)です。このギャラリーでは2度目の個展で、「TOMORROW IN THE PARK」とタイトルがつけられています。6/7〜7/3まで。
次は、日本橋のギャラリーショウコンテンポラリーアートでの、ミニ個展「だいたい2畳の週替わり展」の王タンカ君の個展です。まさにミニ個展でしたが、彼は昨年院を修了して、このギャラリーですでに大きな個展を開いています。今回は所属若手作家のミニ展のようです。6/12まで。
最後は神保町の文房堂ギャラリーで開かれている、「アウトレンジ2010」展です。参加各大学の教員が一人ずつ学生を推挙して展示する形式の展覧会です。本学からは1年生工芸理論の教員西島先生が推薦した山田梨恵さん(主査、近藤)が参加しています。この日はオープニングでしたが、大盛況でした。6/22まで。
挨拶する西島先生と山田さん。背景は山田さんの作品です。
展示風景です。
オープニングは大盛況でした。この企画は元本学特任教授で現在芸大教授のOさんが始めて5年目になりますが、若手を育成しようという主旨には非常に賛同出来ますね。二次会も盛況で半数近くが造形大関係者でした。一人のグループ展の初日に同じ院生が学年を問わず駆けつけていて,アーティスト同士の絆も感じさせます。
(教員:近藤 昌美)
2010年6月7日 カテゴリー:お知らせ
この「Hello!」は受験生に向けた、2011年度のサブパンフレットです。その中の1ページに、母袋先生と卒業生の鎌倉君のミニ対談が掲載されてますのでご紹介します。鎌倉君はすでに2回ブログにアップされています。(岡本太郎大賞展といわき市美のレセプション。)受験生の皆さんも、もうすぐこの冊子を目にする機会がありますので、ぜひ読んでみてください。
(教員:近藤 昌美)
カテゴリー:個展・グループ展, 形象表現
5/29から始まっている、台東区谷中のギャラリーJin Projectsの永田君の個展に行って来ました。彼は形象表現研究指標系の4年生でこれが初個展です。6/19まで(月、火休廊)。彼は1年生の最終課題作品を前回の群馬青年ビエンナーレに出し,優秀賞(2席)を獲得し,今年に入ってからも、このブログにもアップ済みですが群馬県立美術館において「酸化するリアティー」展にも出品しました。この画廊では昨年のグループ展に引き続いての個展ですが,制作量も旺盛で、作品スタイルに関しても堅固な意思を感じます。
この日はもう1件、概念系の4年生のグループ展を見に人形町まで行く予定でしたが、授業後に都心に出ましたので、この画廊で時間切れになってしまい間に合いませんでした。多くの学生が非常に熱心に学外で発表をしていますが、そのすべてにはなかなか行く時間が取れないのが悩みですね。
(教員:近藤 昌美)
2010年6月2日 カテゴリー:個展・グループ展
3月,4月と神田,大阪で2人展、個展を精力的に開催して来た、09年学部卒業の上田真由美さんが、大阪のギャラリーゼロのプロデュースで大阪のインテリア系の店舗で作品展を開催しています。お近くにお住みの方はぜひご覧になって下さい。
GALLERY ZERO ギャラリーゼロ
http://www.ne.jp/asahi/hp/galleryzero/infomation.html
(教員:近藤 昌美)
2010年6月1日 カテゴリー:その他
女子美の教員の大森悟先生の個展に行って来ました。銀座4丁目のギャラリー58で6/5までです。花かげ「残留」と題された作品で画像の冷凍庫の中に満開の桜の枝と、それに抱かれるようなおおるりという野鳥の死骸が上面のガラス越しに見えます。
大森先生と本学大学院1年生藤原さん。彼女は女子美の学部から本学大学院に進学して来ました。主査は近藤です。久しぶりの師弟対面です。教員同士また学生同士も他学との交流は、興味深くまた刺激にもなりますね。
(教員:近藤 昌美)