2010年11月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

アートプログラム 青梅2010: 告知+リポート

アートプログラム青梅 2010:告知+リポート

img005img003

告知:ガイドツアーとトーク・セッションお知らせ
ï??ï??é??æ¢?

ガイドツアー:
2010年11月20日(土)13:00-14:30
青梅駅前moギャラリーに集合
参加費無料
予約不要
出品学生が作品を説明しながら、青梅の街を歩きます。

トーク・セッション:
2010年11月20日(土)16:00-17:30
青梅織物協同組合2F
パネリスト:鷹見明彦(美術評論家)、沢山遼(美術評論家)
司会:学生

リポート:展示+コメント

17磯邉寛子-01 17磯邉寛子-02

17 磯邉寛子

キャンバスは、前方より浸透・反射し、背景を内包する。そして、後方より浸透・反射し世界との接点となる。それらのキャンバス一点一点、若しくは複数のキャンバスにより、その場の空間は変化し揺れ動く。此処より彼方へ、彼方から此処に。
「那由多」
木材・布・油彩
時宗乗願寺、墓地へ向かう道の途中で西に分かれている道の木の生えているスペース
平面

10大城夏紀01 10大城夏紀-02
10 大城夏紀

旧青梅街道を前にして、その隙間にだけ小さな時間が流れている。ただただ流れていく日々を過ごす中で、ふと『今』という時間に気がつく。それはそれまで生きてきた世界に疑いを持つ瞬間。自分の認識が思い込みだったのではと、ゆらぐ瞬間。
「隙間の認識」
ミクストメディア
牛乳屋さんと濱中さんの家の間の路地
インスタレーション


34榊貴美

34 榊貴美

見ること見られることへの恥辱や羞恥。それをとりまく欲求や欲望。そしてその先に見えてくるもの…。様々な現象の中 時間の流れの中 それはそこにある。
「I’m looking when i’m looking」
ミクストメディア
青梅総合高校敷地内、講堂横の藤棚の場所
インスタレーション

35佐藤賢-01 35佐藤賢-02

35 佐藤賢

青く広がる大空を僕らは見上げた時にそこに自由を抱いたりする、それを見下ろす空は僕らに自由を夢抱いているのだと思います。
「1?の視点」
ミクストメディア
青梅総合高校敷地内、講堂裏の道路に面した場所
インスタレーション

43佐藤慎吾-01 43佐藤慎吾02

43 佐藤慎吾

複数の並べられたカメラオブスキューラーに映された風景は眼で見る風景とは異なり物質感の無い、像としての風景である。或はそれをリアルタイムの映像と考えるとそれは複数化された現在と見ることもできる。多分これは像を像として見るための装置だと思う。
「識閾の風景」
木・レンズ・ペンキ
450×460×1200(?)の箱を複数並べて展示
山崎さん宅駐車場スペース
インスタレーション


28佐藤理恵-01 28佐藤理恵-02

28 佐藤理恵

ある国の貴族にマダム・ブループラムという女性がいました。彼女は自分と同じ名をもつ日本の青梅にいつか行ってみたいと願ってました。しかし彼女はその願いを叶えることなく天国へ旅立ちました。今回の展示で彼女の願いを叶えることができたように思います。
「マダム・ブループラム」
アクリル、パネルに綿布
勝沼公会堂
平面

5滝川おりえ

5 滝川おりえ
目に見えているものと目に見えていないものは、<表と裏>の関係であるかのように思える。見えている部分は見えていない何者かの残した痕跡であるかもしれない。表と裏の狭間にある錯綜した緊張感。それはいまここに、そこかしこにあり続ける、“見えない存在者”からの開始の連続を想う。
「ON」
ミクストメディア
河辺さん宅の裏庭
インスタレーション

29野坂紗智-01 29野坂紗智02

29 野坂紗智
公会堂内部は、部屋の外も内も複数のラインによって一時的に想定されている。それらは移動可能で、取り外すことさえできる。
「lines」
ミクストメディア
可変
勝沼公会堂
インスタレーション

6藤原佳恵-01 6藤原佳恵-02

6 藤原佳恵
視界の隅のさらに隅、姿を認識できない場所にいる<kamisama>を、いつか眼で見てみたい—そんな事をぼ〜んやりと考えながら、いつも制作しています。今回は、西分神社の風光により閃いた<kamisama>の姿を、現場に拵えました。
木・塗装シート・餌やりタイマー・アルミニウム・雨とか風とか光とか 他
「彷彿」
西分神社正面階段
インスタレーション

ka-tane-026 AP青梅-004
母袋俊也 ? 「M377 TA・KY OB AS HI」??????????? ?青梅市立美術館

本展では、08年にINAXギャラリーでの個展に出品した横長な作品「TA・KY OB AS HI」を、青梅市立美術館のガラスケースへの展示を試みています。

横長フォーマート、偶数連結の”TA”系シリーズは、もともと障屏画の構造を参照しつつ展開してきたことを考えると、日本画専用のガラスケースへの展示もある必然でもあるのだろう。

モデルであった京橋からの想念上の関東平野の風景には、水平性の画面に多摩の山々が描かれていたのですが、2年後、西の外れに絵が移され京橋方面とと対面しているような、今回の展示試みはなんとも不思議な感覚を覚えています。

ka-tane-022

白井忠俊
「縄文土器の装飾は蛇ではないか。」日本美術の源泉である原始蛇信仰を“円筒絵画”によって表す。
「何を探しているのか忘れてしまった」2009年

(助手:真之介)


↑ move to top of this page