Always moving 「青山悟と秋吉風人の場合」/活動報告
2013年3月15日、学生企画のもと作家さん2名をお招きし開催されたアーティストトーク、-Always moving 「青山悟と秋吉風人の場合」-の活動報告をいたします。以下主催学生のテキストになります。
CS-Labでは今回、Always Movingという秋吉風人さんの管理されているウェブページからタイトルをお借りしてトークイベントを企画させて頂きました。
これまでから現在の作品について語っていただくと同時に、お二方の海外での制作・生活についてや、現在だけでなく過去も含めた国内外のアートシーンについて具体的でリアルなお話を聞く事ができたのではないかと思います。
青山悟さんはご自身がイギリスに住まわれていた頃のYBAからのイギリスのアートシーンと自分の距離や影響のお話や、制作現場の映像や、今回のために会場に国際芸術センターでのグループ展に出品された作品をお持ち下さるなど、普段ではありえない非常に近い距離で作品を拝見する事ができました。
秋吉風人さんには学生時代の作品を見せて頂きながら、当時どういう背景があって作品をつくっていたのかを事細やかに語っていただき、秋吉さんの代表作とされる〈Room〉シリーズについてや、現在ベルリンで制作されている最新作も見せていただき、過去と現在だけでなく、今回タイトルをお借りした秋吉さんのAlways Movingという活動とも密接に関わっているのだということを改めて強く実感しました。
大変お忙しいお二方ですが、今回ゲストとして参加してくださったことに感謝するとともに、今後より一層のご活躍を期待しております。
石井いづみ
(助手:青木)