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カタログ「Art Program OME 2009 7th」刊行

昨秋、青梅市で開催された〈アートプログラム青梅2009「空間の身振り」展〉

2009年 11月7日(土)?11月23日(月)

カタログA4、全100ページ刊行。



今回が7回目になるアートプログラム青梅は青梅織物工業組合施設、吉川英治記念館、旧都立農林高校講堂、青梅市立美術館さらに青梅市街をフィールドに作家と造形大、武蔵美、多摩美、明星大学の学生によるサイトスペシフィックな作品展開が試みられてきています。加えてワークショップ、シンポジウム、交流授業などが多角的に展開されてきています。本プログラムは、青梅市と文化庁「文化芸術による創造のまち」支援事業の共催に加え。本学も含め4大学の協賛を得てのアーティスト・イニシアチブな活動でもある産学公の恊働プログラムである。

本学からは母袋俊也、大学院生、村上真之介、磯邊寛子、藤崎美和、半田貴功、佐藤慎吾、山根一晃が参加しました。母袋俊也はBOX-KIOKU(旧都立繊維試験場)C室で横長フォーマートのTA系と正方形Qf系絵画の対峙的な展示を試みました。

テキスト:母袋俊也「青梅3年あるいは7年」? ?

blog母袋先生1
MTD-1
左(箱内) M361 Qf・SHOH 150-3op
箱 Qfキューブ 150,09-1
奥壁 M337 Qf・SHOH 220

blog母袋先生2
MTD-3
M350 Qf・SHOH 150-4
Qfキューブ 150、09−1

blog母袋先生3
NTD-3
左 MTD-3 Qf・ショH220

本年度学生展のテーマは「PREMIUM OME」として、村上真之介、磯邊寛子、藤崎美和、半田貴功、佐藤慎吾、山根一晃の各々が展示場所へのアプローチや街の人々との対話を通し市街地で作品を展開しました。


磯邊寛子「那由多」
コメント:
時間と光の変化の中、同じ景色でも見え方が変わるように、絵画もその景色とともに変化してゆく。半透明の表面が透け、光とともに背景の景色を内包させ、その瞬間の色が絵画とと解け合い、画面に映し出る。散歩がてら行った公園で偶然遭遇してしまう接点、美術館などの室内とはまた違った変化する見え方、作品との接し方が出来ればと思います。


佐藤慎吾・半田貴功 「Ultramodern」
コメント:
背景が大きく山に囲まれている街、青梅。東京では珍しいこの景色。自然と人工、今昔の関係で成り立っているこの青梅の全景をずっと見渡せられたら面白いだろうな。そう考えた私たちは青梅の風景がループする映像を、昔ながらの幻灯機を使って映写した空間を作ってみました。世界の国旗も添えて。


藤崎美和 「風景の中の風景」
コメント:
部屋の中の柱に出来る凸凹を摺とって絵をつくりました。自然に出来た凸凹は不思議な形をしていて、一見なんでもない形の集まりでも風景のように見えてきたりします。摺りとられた形を見て何に見えたか想像してもらいたいです。


村上真之介 「風に路を用意する/2009の青梅で」
コメント:
高校に建てられた古い木造の講堂。その脇にある増設されたヒビの入ったコンクリートの階段。そこに風の路を増設しました。三週間という短い時間の中で風が通り抜け、風の記憶が少しでも留まることを期待して。

山根一晃 「扉」
コメント:
ふとテレビに目を向けるとそこには自分と全く関係ない世界のどこかで起こった事件について語られていた。僕はそうした風景を漠然と見るだけで事件についての言説を持ち得ることに必死でいる。何一つ行動を起こせないのだ。僕はただ画面に向かって途方にくれるばかりだ。

 

下記テキスト内の学生展へのレビューは鷹見明彦(美術評論家)、武居利史(府中市美術館学芸員)の両氏による執筆です。

テキスト:鷹見明彦レビュー 武居利史レビュー

ちなみに鷹見氏テキストのタイトル「風に路を用意する」は、村上真之介の作品タイトルからの引用でもある。

問い合わせ:アートプログラム青梅実行委員会
http://www.art-program-ome.com

(文責:母袋俊也)

(助手:真之介)


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