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卒業生展覧会案内

卒業生の鎌倉君,藤林さんが台東区上野の文化財建造物「市田邸」で展覧会を開催します。

“ Non-site Memory ”
鎌倉明弘、佐貫巧、立原真理子、藤林悠
企画:佐々木勇貴

明治40年に建造された日本家屋・国登録有形文化財建造物「市田邸」にての現代美術展覧会。

会期:2010年9月18日(土)〜23日(木)
休館日:9月21日(火)
開場時間:12時〜18時
★9月19日(日)16時〜18時にレセプションとアーティストトークを開催
入場料:無料

会場:東京都台東区・市田邸
〒110-0002東京都台東区上野桜木1-6-2
JR 上野駅公園口より徒歩10分
東京メトロ千代田線根津駅(1番出口)より徒歩10分
JR日暮里駅北口改札西口より徒歩15分
東京メトロ千代田線千駄木駅団子坂出口より徒歩15分
http://taireki.com/map/index.html

協力:特定非営利活動法人 たいとう歴史都市研究会
問い合わせ:nonsitememory@gmail.com

“ Non-site Memory ”
芸術とはひとつの「記録装置」である、と考える事ができる。写真や映像に限らず、すべての表現媒体は、かつて起こった事象を克明に記録し、反復できるよう 一定の状態を保っている。そして、展示空間は、その凍結した時間を再生する一つの装置である。事物に記録された事象をより純粋に再生したいという欲望が、 この「展示 」という概念を形成してきた。しかし、それを突き詰めれば詰めるほど明確にされたのは、決して再生されない、その時・その場での経験の固有性であった。か つて起きた出来事を正確に再生することはできない。なぜなら、再生環境の違いによって経験の固有差もまた決定されていくからである。作品に刻み込まれたも のと再生さ れるものは必ずズレを孕む。だが、この広がりとしてのズレこそが作品である。「Non-site Memory」とは、そんな、ズレを伴った記録の再生が生み出す「非- 場所」としての空間の設計を目論む展覧会である。
(企画担当:佐々木勇貴)

※展示会場「市田邸」について
国登録有形文化財建造物「市田邸」は、明治40年に建造された日本家屋です。
江戸時代からの寺町の面影を残す上野・谷中のたたずまいの中にあり100年の築年数を誇ります。地域の歴史的な生活文化を伝える拠点として、現在『たいと う歴史都市研究会』のもと、建物保全活用を学ぶ若い世代が居住しながら維持管理を行っています。

展覧会チラシPDFダウンロード
http://www.h7.dion.ne.jp/~hrk.f/oshirase-gazou/Non-site%20Memory.pdf

file:///Users/kondoumasami/Desktop/Non-site%20Memory_Press.pdf

(教員:近藤 昌美)


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