版表現講評会
12 月13日に2,3年生版表現の講評会が、また12月20日に4年生と大学院2年生の卒業・修了制作の講評を行いました。今年最後の講評会、それぞれに真剣 に取り組んでいました。2年生は一通り版の技法を学んだ後、自分の制作の中心となる版種を選び制作しています。3年生は各自の表現を確かにしつつある段階 です。そして4年生、大学院2年生は1月21日〜23日のZOKEI展(卒業修了制作展)へ向けて制作中。更に作品の質を高めるための最後の講評となります。
版表現2年生講評会
版表現3年生講評会
ここからは4年生卒業制作プレ講評会です。ゲストとして六本木にあるGallry Lara Tokyo ディレクターの若梅さんがいらっしゃいました。2月に4年生のなかから銅版画で制作する4人のグループ展を企画して頂くことになりました。
まだ制作途中。この上にシルクスクリーンで沢山の目が刷られ、床置き作品となる。
Tシャツにシルクスクリーンや刺繍で制作。ZOKEI展では販売もする予定。
カスタムメイドのドールもあり。展示方法を工夫しよう。
厚みの違う透明アクリル板に木版で刷った薄いフィルムにを貼り、これを浮かして並べて図像をモザイクで表現しています。因にこれは指輪。
銅版画のドライポイントでの制作。日本人離れした感じの画面作りで個性的(髪の色も)。
メゾチント技法による制作。卒制なので結構大きい画面を頑張っています。
リトグラフでの制作。紙の余白を意識した大きな画面です。技術的にも上手くなって来ました。
大学院2年の講評風景です。
沢山の木箱を作り積み上げて巨大なインスタレーションになる予定。溢れるエネルギーがテーマ。1月のZOKEI展が楽しみです。
1年間お疲れさまでした。楽しい打ち上げです。来年も良い制作を期待しています!
(教員:生嶋 順理)