絵画1年生集中授業 版技法
夏休みが終わり、今週から本学では後期授業がはじまりました。絵画1年生は5週間集中授業の「版技法」でスタートです。この授業では、版画の基本的な版種である銅版画、木版画、リトグラフの中から2つの技法を選択し、作品制作を通して学びます。この3つの版種を、木下 恵介・今井 庸介・木村 繁之・常田 泰由・元田 久治・山口 真祐・和田ときわ、の7名の先生方が担当し、数名のティーチングアシスタントが補佐します。絵画棟地下にある版アトリエにて銅版画制作とリトグラフのプレスワークを行い、2階にある1年生アトリエで、木版画とその他の描画制作等行います。短期間で版の技法をマスターしながら作品制作を行う内容濃い授業を、みんな頑張っています。
下は木版画授業風景。プレス機も使い、油性と水性の両方を学びます。
地下の版アトリエでは、銅版画とリトグラフのプレスワークを行っています。銅版画の説明と版への描画の様子です。
腐蝕で版が出来たら、インクを詰めてプレス機で刷ります。刷り上がりの瞬間が嬉しいのです。
リトグラフの制作作業風景です。初めての慣れない機材に戸惑いながら、少しずつイメージを紙に刷りとっていきます。
1年生でもこんな大きなプレス機も使います。
皆さん怪我の無いように気を付けて、制作頑張ってください。
(教員:生嶋 順理)