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“Remedy”展

Remedy1

来週火曜13日から20日まで学内CSギャラリーにおいて、Remedyと題した助手と学部3年生2名ずつ4名によるグループ展が始まりますのでお知らせします。

これは、私が学内でコンセプチュアルな作品を指向している者達を取り上げて企画したものです。日頃はペインティング作品を中心に活動している学生を指導しているのですが、今回はその対岸にあるかのような作品指向を選び、展覧会として問いかけてみました。学内向けではありますが、学部1、2年生に近、現代美術史にもっと興味を持って貰いたいと思い、教育的な側面からの企画です。

参加者は、rgb+ 2011展にも参加している助手の村上真之介さん、青木豊さんと学部3年の形象表現指標の西原史尋さん、概念表現指標の秦義也さんです。

以下は、DMフライヤーに載せた私が書いたステートメントです。

『コンセプチュアルアートというカテゴリーが喧伝されて既に数十年が経つ。視覚芸術の文脈として言を左右することもない位置が成り立って久しい。しかし、昨今の情緒的な作風が目立つ日本の美術状況の中では、その概念性を表象の骨子に置いた作品は少数派だと言えるかも知れない。だが、本学の卒業生作家、在学生を見回すと、情緒を剥ぎ取るかのような概念性の強い作品を作り続けている者たちがいるのも事実だ。

そこで、今企画はついえぬコンセプチュアルアートの系譜を学内に探してみた。

Remedy(レメディー)とは、自然治癒力を高めて病気を治すホメオパシー治療で使われる砂糖玉のことである。果たして、アートにおける様式としての“概念性”は、他方で偽科学であると揶揄されるホメオパシーのレメディーの様に有効性の幻想であるのか、または実効性のあるアートの文脈であるのかを、この学内の末裔達に問いたい。』

rgb+展とは1週間重なっていますので、二つともご高覧いただければ幸いです。

(教員:近藤 昌美)


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