卒業生展覧会
2012年7月31日 カテゴリー:個展・グループ展
既に終わってしまいましたが、いくつか卒業生の展示を観て来ましたのでご紹介します。
まずは銀座のニッチギャラリーでの門田光雅さん(’02年学部卒業)の個展です。門田さんは近年非常に旺盛な活動で年に何回もの展覧会を開催しています。
実ににぎやかなオープニングで華やかな作品にふさわしいものでした。今が一番勢いがある時かも知れませんね。
次は、やはり銀座のなびす画廊で8/4日まで開催中の杉浦大和(’95年学部卒業)さんの個展です。この展覧会は銀座の12の画廊が新進作家の紹介を目的に共催している「新世代への視点2012」の中でのこの画廊の企画展示です。http://www.nabis-g.com/kikaku/k2012/sugiura-h.html
美しい色彩の抽象絵画ですが、理屈を越えて観者に染み入るものがありました。また、今展は東京新聞7月13日夕刊の美術評に、やはり卒業生で画家,批評家の古谷利裕氏による批評が掲載されていました。
最後に、京橋のギャラリー檜Bで今春大学院を修了した上岡葵さんが7/23〜28まで個展を開催していました。
形象をかすかに想像させる抽象で、色面の質を楽しませてくれるような作品でした。今後も頑張って行って欲しいと思います。
他にも何人かの卒業生が展示してましたが、回り切れず残念でした。造形絵画の卒業生は作家として非常に活動的で、教員としては嬉しい反面、そのすべてを観てやることが出来ず申し訳なく思っています。
(教員:近藤 昌美)