卒業生、在校生展示
2012年10月29日 カテゴリー:個展・グループ展
何組かの卒業生や在校生の展示がありましたので観て来ました。
まず、六本木ヒルズのA/Dギャラリーでのましもゆきさん(’07年学部卒業)の個展です。ましもさんは卒業以来コマーシャルギャラリーや美術館での個展を順調に重ねて来ている、今や人気作家の一人だと思います。今展も充実した作品群で素晴しかったですね。10/10〜11/11。
http://www.macmuseumshop.com/user_data/exhibition_1210.php
次は、青山のH.P.Franceギャラリーで開催中の大矢加奈子さん(’06年学部卒業)の個展です。このギャラリーで3回目の個展となる今展は、新しいシリーズを展開して来ていて意欲的な作品群でした。10/11〜30。
http://hpgrpgallery.com/tokyo/
次は、中央区京橋のギャラリー檜プラスで開催中の高橋幸郎さん(第3期生)の個展です。10/22〜11/3。高橋さんは、かつて非常勤講師も務めていただいていた、造形大絵画草創期の大先輩です。
http://www2.ocn.ne.jp/~g-hinoki/12takahashi.jpg
最後に,形象表現研究指標の松本春崇先生が企画された、CCM(コードカラーミュージアムプロジェクト)関連企画の、展覧会です。これは千葉県海浜幕張駅近くの地下駐車場を会場にした、名付けて”駐芸”展です。3、4年生15名ほどと多摩美やムサ美の学生も参加していました。期間は10/27、28の土日の2日間のみで、契約車両が駐車していない週末のみの展示企画でしたが,こうした企画は今まで他聞しません。非常に面白い発想の企画でした。
一人一人の学生名は割愛しますが、それぞれ地下駐車場という、展示には不向きな特殊な場所でどうにかうまく展示しようという意欲が見て取れて、存外な面白さでした。
スウェーデンからの交換留学生のHannaさんも参加していました。こうした交流が大切なのでしょう。
上の画像の中央が松本春崇先生です。オープニングレセプション会場は、日頃は駐車場係の方々の控え室です。今展はなかなか外部の来場者は多くはない企画だと思いますが、それでもきちんと展示に力を入れられるということが、学生達の経験にとって良いことだと感じました。
(教員:近藤 昌美)