卒業生プロジェクト
2012年12月20日 カテゴリー:その他
卒業生の北村昴陽さん(’08学部卒業)のプロジェクトをご紹介します。今回のプロジェクトは純粋にアートとしてのものではありませんが、絵画専攻から巣立って間もない北村さんがこうした一件商業的な企画にも関わって来ていることが興味深く、在校生の皆さんの卒業後の活動のヒントにもなると感じたからです。
北村さんは、卒業後テレビ制作会社に就職後、現在はフリーランスとして活動しています。この企画はハッサクという柑橘類の生産農家のご実家と郷里の企業を巻き込み、海外の見本市に出展しようというプロジェクトです。
絵画専攻で培った作品力の発露として、こうしたエネルギーも評価したいと思います。下記は本人の弁です。
「このプロジェクトを企画したのもどこかの団体の募集で支援を受けてやってるのではなくて、自分で企画しクリエーターの仲間を招集、実家の広島の農家に提案、直に、広島安芸津の酒蔵さんに訪問しスポンサーもつけました。資金調達から制作まで全部私が招集したチームで一貫してやってます。この見本市は普通企業が出店されるそうで、小さな農家や個人での出店はあまりないそうです。そこが面白いと思いました!」
「食」ももちろんアートです。こうした一件絵画とは角度が違うところからも新しいアートが生まれるかも知れませんね!?頑張って欲しいものです。
(教員:近藤 昌美)