版表現の記事一覧
2010年5月12日 カテゴリー:お知らせ, 版表現
文房堂ギャラリーにて2つの版画展示が続きます。5月17日から22日までは4年生15名による版表現の4年生15名によるグループ展「版十六景」、5月24日から6月5日まではグループ展「版画の色ーリトグラフ」が行われます。ここ数日、大学の版表現アトリエでは、これに参加する造形大学関係の人たちに、リトグラフ作品の制作をして頂いています。様々な表現活動をしている人たちの制作風景を見ることは、学生達にとって何よりな勉強の機会です。そんなアトリエ風景をちょっとご報告します。
制作中の堀 由樹子さんは形象表現研究指標の、末永史尚さんは概念表現研究指標の非常勤講師の先生です。授業が終わると早速制作に取り掛かりました。ちょっとお邪魔だったのですが写真を撮らせて頂きました。
東京造形大学の版表現アトリエの良さは、版画だけに縛られない様々な表現方法と常に近い距離で制作していることです。この日のように他のコースの先生や学生も版を使って制作しますし、版の学生も広い視野を持って版での表現を実践してくれています。楽しくて刺激になる出会いが沢山あるアトリエです。
堀先生と末永先生です。制作中は楽しい世間話や真剣な絵の話もあるのです。
堀先生の学生時代の専門はリトグラフ。流石に華麗なローラー回しです。
リトグラフの制作は集中力と体力が大事ですね。
末永先生は、なんとアクリルで描画します。イタヅ・リトグラフィック仕込みの方法です。上手く刷れると嬉しくなりますね。
さて、ここからは4年生(16名)と3年生(22名)のアトリエ制作風景です。
まずは4年生から幾つか紹介します。文房堂ギャラリーでの学外展示に向けて制作しています。
水性木版での作品制作で大らかな絵を作ります。人柄もそんな感じです
額装中。版画はその画面に合った額装がとても大事です。
リトグラフの版を重ね刷りし柔らかい色の空間を作ります。
油性木版での制作ですが、普段はメゾチントで制作しています。
銅版画制作中。奥ではシルクでTシャツにも絵を刷っています。展示が楽しみです。是非ご高覧下さい。
ここからは3年生。今週末の講評会へ向けて制作を頑張っています。
リトグラフのアルミ版に描画中です。集中してますね。
二人とも木版で、それぞれにユニークな画面を制作します。
沢山刷ってちょっと一息、おやつの時間です。
皆、それぞれの個性を形にして行きます。
楽しそうですね。でも机は整理整頓しましょうね。
(教員:生嶋 順理)
2010年5月5日 カテゴリー:版表現
5月5日(水)連休の最終日。
版表現の木村先生、4年生と奥多摩三山の最高峰・三頭山(みとうさん)
登山に行ってきました。と言っても遠足に毛が生えた程度なんですけど。
朝9時登山開始。4〜5時間の健脚コースです。
三頭大滝。
健脚コースなので、健脚の木村先生が先頭。
山の上のほうはまだ若葉が出てきたところです。
11時やっと頂上到着、昼食です。外で食べるゴハンは美味しい!
少し風があり、暑くもなく、ちょうど良い気温。さわやかです。
今の時期は早朝だと真正面に富士山が見えます。たぶん。
三頭山頂上。たったの1,531m。
1本だけ白樺の上のほうが白くなってて、光ってるみたいでした。
不思議な風景。
お疲れさまでした。午後1時に駐車場に到着。
駐車場が満車状態になってました。下は暑い。
制作も大事ですが、身体を鍛えることも大事です。
(教員:木下 恵介)
2010年5月1日 カテゴリー:版表現
版画と和紙は切っても切れない深くて長い関係です。4月から新しく版表現研究指標に進級したの2年生は、毎年春に手漉き和紙の研修をします。この日は五月晴れのお天気に恵まれ、学生と助手と教員の総勢26名で埼玉県小川町和紙体験学習センターへ出かけました。流し漉きによる本格的な楮和紙と小さな枠で和紙に布や色紙などを漉き込む制作にも挑戦しました。
小川町和紙体験学習センター。古いけどなかなか素敵な建物です。
材料の楮について説明を聞きます。 楮はクワ科の低草木で、毎年年の初め頃に刈り取ります。
楮(かず)ひきの工程。楮の黒皮を剥ぎます。小川町では楮を(かず)と呼ぶのだそうです。
楮打ち(かずうち)の工程です。叩いて繊維をバラバラにします。
いよいよ漉き簀と桁で紙漉です。要領がいる大変難しい作業ですが、一番楽しい工程です。
漉いて紙床へ移すのも慎重にやります。
暖めたステンレスの板に、水を圧して搾った紙を一枚一枚張り付けて乾燥させ、出来上がりです。
- 和紙に布や色紙を漉き込み遊んでみます。
自由に気楽に遊んでますね。こんなことからも制作のヒントが出て来るかもしれません。
駅前には美味しい地ビール屋さんもありました。お昼にはちょっと一息。今年も楽しく学べた一日でした。
(教員:生嶋 順理)
カテゴリー:版表現
4月30日(金)版表現2年生恒例の小川町の紙漉きです。
僕は手抜きして夕方から太田ホルモンで合流。
ここは有名なホルモン焼きのお店。毎年ここで飲むのが楽しみです。
天気も良くて絶好の太田ホルモン日和。正面が駅です。
昔ながらの店内。あやしい飲み物が並んでいます。アカプル?
トイレが臭くて田舎っぽくて、最近なかなか味わえない雰囲気です。
2年生は、1日紙漉きや見学でお腹がペコペコ。
すぐに料理がなくなります。
鳥の唐揚げもこのボリューム。
みんな良く食べて、飲んでました。
地元在住で卒業生の尾嶋ご夫妻と7ヶ月の源平(げんぺい)君。
かわいいですねー。楽しい飲み会でした。
(教員:木下 恵介)
2010年4月11日 カテゴリー:版表現
4月9日(金)版表現各学年と全体のガイダンスがありました。
新2年生23名の皆さんです。大歓迎です。期待しています。
夕方からP-2アトリエで新歓コンパ。
カフェテリアが使えず全員が入れなくなってしまいましたが、
コストコで買ってきた料理やお酒が並びアットホームな飲み会でした。
1人づつ自己紹介をして、最後には卒業生の村林君のHな
パフォーマンスが2回もあり、盛り上がった?新歓コンパでした。
(教員:木下 恵介)
2010年4月7日 カテゴリー:版表現
4月5日(月)
版表現大学院2年生の岩渕華林さんの個展に生嶋先生と行ってきました。
京橋のギャラリー椿 GT2 で4月10日(土)まで。
新作の油彩10点程を中心に去年の版画作品も並んでいました。
前回の個展と比べて、だいぶ方向性が絞れてきたと思います。
ほぼ白黒モノトーンの作品。
今は版画にとってなかなか厳しい状況ですので、
岩渕さんのようにペインティングと版画を平行して制作することは
続けていくには有利ですね。
(教員:木下 恵介)
2010年3月21日 カテゴリー:版表現
3月19日(金)。卒業式、修了式、祝賀会、謝恩会がありました。
近藤先生のに追加です。
修了式で石崎未来さんの謝辞。
八王子に移動して祝賀会です。
絵画全員の集合写真。
大学院修了のみんなと。
4年生は嬉しそうですねー。大学院は落ち着いたもんです。
町田で版表現だけの謝恩会。撮影するの忘れてました!
良いお店で、良い謝恩会でした。
やはりお世話になった先生方に感謝して、卒業と修了していくことは
大事だなーと思います。
卒業生、修了生のみなさん。
ときどきは造形大のことを思い出してください。
そしてこれからも元気で頑張ってください。活躍を期待しています。
(教員:木下 恵介)
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