版表現研究指標講評会
2010年6月12日 カテゴリー:版表現
6月11日(金)に版表現研究指標の講評会が行われました。
出張の木下先生は欠席でしたが、木村繁之、安田 豊、高浜利也の先生方と生嶋が講評を担当しました。
まずは午前中3年生22名の作品講評です。3年生では各自の選択した版種を中心に制作を進めます。また前期には版画集制作も一つの課題とし、3年生全員で限定数23部の版画集を制作しました。
広い部屋の壁面に作品を簡単に展示し、皆でここまでの制作を確認します。
皆へ自分の制作についてのコメントを述べます。ちょっと緊張しますが、話すことも大切ですね。
他の人の講評を聞くこと、そして自分も参加して考えることは大事な勉強です。でもリラックスしてやりましょう。
さて、午後は2年生の講評会です。2年生は銅版と木版を2週間ずつの期間で制作しました。
銅版はエッチングを中心に小さい版で2,3点制作、木版は各自の版木を持ち寄り、他の人の版も使って様々な重ね刷りを油性インクで試します。
前期の間に4つの版種を経験し、自分にどんな版種が合うか探ります。そして少しずつ中心になる自分の版種と技法を極めていきます。今はその第一歩です。
1日通しての講評会のあとは、やっぱり打ち上げです。この日は2年生が担当してくれました。すっごく美味しいお料理が沢山並びました。
沢山食べて喋って次の制作への英気を養いましょう。
(教員:生嶋 順理)