松尾先生個展&中村宏ゼミ展
2011年11月29日 カテゴリー:個展・グループ展
造形基礎科目の松尾多英先生の個展と絵画の客員教授、中村宏先生のゼミ学生によるゼミ展がともに11/28から始まりましたので行って来ました。
松尾先生は絵画の教員ではありませんが、画家である先生のゼミには多くの絵画専攻の学生が参加しています。大学院でも松尾先生を希望する学生もいますので、今回はこの絵画ブログにも取り上げさせてもらいます。12/10まで。実は今回の個展会場では先週まで松尾ゼミ展が開かれていたのですが、時間が取れず見ることが出来ませんでした。http://www.uyo.co.jp/lithApCorso/index.html
100号を11枚つなげた先生の画業のシリーズ、砂丘の連作です。月に1枚の制作を続けられているそうで、専任教員として多忙な中でのこの旺盛な制作量には本当に頭が下がります。
松尾先生ですが、松葉杖は制作完了後に足を怪我されたそうで、名誉の負傷ですね。
次は、銀座2丁目のアートスペース銀座ワンでの中村宏ゼミ展です。12/3まで。中村先生は本学の客員教授として毎年4年生を対象にゼミナールの開講と卒業制作の担当を持っていただいております。ゼミ展も毎年参加学生有志により自主的に開催されていて、今回の会場の画廊も学生が探して来たようです。この画廊が入っている奥野ビルは昭和7年完成で、なんと中村先生と同じ年です。元々は銀座のアパートメントとして作られたビルですが、今や20軒以上の画廊が入居しています。歴史的にも興味深い建築ですので、ゼミ展に足を運びがてら見てみてください。
http://www.enjoytokyo.jp/museum/spot/l_00029831/
中村先生を囲んでのゼミ生達。左端は画廊のオーナーです。
(教員:近藤 昌美)