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卒業生、佐々瞬さん個展

広域表現の卒業生、佐々瞬さんの個展が始まっています。日暮里のHIGURE17-15cas contemporary art sstudioで、5/4~5/20。

http://www.sasashun.com/index.html

「催眠術/話の行方」と題された、映像作品とインスタレーションで会場が作られ、それぞれ移動しながら各作品を観る行為そのものが興味深かったです。佐々さんは今年度の都立現美のMOTアニュアルにも招待され、シンガポールでの展示も経験している若手の有望作家です。

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左が佐々さんです。

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レセプションも盛況でした。

(教員:近藤 昌美)

小川町手漉き和紙研究ツアー

版表現の二年生を対象に埼玉県小川町にある和紙体験学習センターへいってきました。

良い天気に恵まれ、絶好の和紙日和となりました。

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昭和10年頃に建てられた製紙工場を引き継ぎ、一般の人でも気軽に手漉き和紙制作を体験できる珍しい施設です。

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和紙についてのお話を聞いた後、スタッフの方に指導をして戴きながら実際に和紙を漉いていきます。

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漉いたものを重ねていきます

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同時に野外では色のついた素材や草花を入れて創作和紙の制作も

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お昼には先生達のみ穴場スポットへ…

午後からは漉いた和紙を乾燥させる作業です。重ねたものを丁寧に一枚ずつはがしていきます。

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高温になったステンレス板にはがしたものを貼付けていきます。職人の手さばきにみんな感心していました。

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和紙の素材である楮の皮についているゴミを取り除く体験もできました。

こうする事により奇麗な和紙に仕上がるそうです。一本一本手作業で行われているんですね。

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記念撮影。スタッフの方々、ありがとうございました。来年度もよろしくお願いします。

その後は長年通い続けている「太田ホルモン」さんへ

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みなさんおつかれさまでした

(助手:にしひら)

アートアワードトーキョー、在校生展示

毎年、その都市の全国の美大、芸大の卒業、修了制作から選抜されて各賞を選考するアートアワードトーキョーが今年も東京駅前の地下街、行幸通りで始まりました。今年は本学からは学部卒業の衣真一郎君が選ばれ展示しています。残念ながら受賞は逃しましたが、全国から30名ほどの選抜ですので、良かったと思います。(4/27〜5/26)

http://www.artawardtokyo.jp/2013/ja/artists/

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続いて、京橋のKEY ギャラリーで、在校生3年の名知俊輔君がグループ展に参加しています。「Wonderfull moment 新たな表現の試み」と題されたグループ展は、名古屋の河合塾の油画科を長く指導して来られている大勝純一先生が、毎年都内の美大芸大に進学した教え子達と企画している展覧会です。本当に面倒見の良いご指導で、頭が下がります。

http://key-seika.main.jp/

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1枚目、左が名知君、右が大勝先生、オープニングも盛況でした。

最後に、さいたま市のアートプレイスKでの3人展に、院生の田神光季さん、卒業生の平丸陽子さんが展示をしていましたので観て来ました。(4/26〜5/4)

http://artplacek.sakura.ne.jp/1304omoi.html

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左壁面手前が田神さんです。

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平丸さんの作品です。先日も浦和美術館での展示を観ましたが、作品が良くなって来ているのが実感出来ますね。

(教員:近藤 昌美)

教員、院生展示

教員と院生がそれぞれ都内で展覧会を開催していましたので、観て来ました。

まずは、今年度から形象表現研究指標の講師に就任した白井美穂先生の個展が、恵比寿のナディフ・アパートメントのTRAUMARIS|SPACEで開かれていました。

白井さんは今年の瀬戸内国際芸術祭にも招待されている、非常に力のあるヴィデオアーティストでありペインターです。

http://traumaris.jp/space/

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白井美穂 「春のめちゃく茶会」
Spring Mad Tea Party / Mio Shirai

会期:2013年4月3日(水)~4月28日(日)

4月4日(木)18:00〜
オープニング&ポエトリーイベント
ゲスト:松井茂(詩人from シニギワ、東京藝術大学芸術情報センター助教)

*4月5日(金)、4月12日(金)の20:00以降は
他のイベントのため白井美穂の作品はご覧になれません。
予めご了承下さいませ。

会場:TRAUMARIS|SPACE

2008年、イギリス・サンダーランドでのアーティスト・イン・レジデンス滞在中にハイビジョン撮影によって制作され、国内ではBankART Studio NYKで発表された短編映画「Forever Afternoon 永遠の午後」を上映し、写真作品や新作ドローイングを合わせて展示いたします。

「めちゃく茶会」とは、ルイス・キャロル作「不思議の国のアリス」の一章。
主人公である少女アリスが、気の狂った帽子屋のお茶会に同席し、三月ウサギやヤマネと共に繰り広げる、噛みあわない会話と不条理な世界のお話です。

この物語をベースにした映像作品「Forever Afternoon」は、2008-2009年、日英修好通商条約締結150周年記念の際に、イギリスと日本にて同時制作・発表されました。

私が演じるアリスは、初めて島国・日本を船出し、
欧州諸国を視察に訪れた使節の亡霊であり、
異界で出会う他者たちと互いの像を映し合う奇妙な肖像ともいえます。

本作の撮影は、ルイス・キャロルが実際に夏を過ごし、
執筆を行った親族の邸宅があったウィットバーンの敷地内に、
茶会のテーブルを置いて行われました。

「鏡の国のアリス」に登場するチェス盤のシュルレアリスティックな世界を
発想したと言われるヒルトン・キャッスルやトリニティ・チャーチなど、
カメラはキャロルの足跡とその幽霊を追うように、
イギリス北東部の自然とヨーロッパ文明との間を彷徨っていきます。

映像では、劇中にヤマネが眠りながら語る「井戸の底の三人の少女」に
姿形が与えられ、1つの言語がもつ複数の意味を女性たちが
言葉通りの行為で再現し、キャロルの言語ゲームの中で起こる
意味の分裂と統合をシンボリックに表象しながら、
夢と現実が地続きになったような感覚を、観る者に与えます。

(白井美穂)

/TRAUMARIS|SPACE ホームページより転載

次は、白金高輪の児玉画廊でのグループ展に参加している、大学院1年の大久保薫くん(主査教員:近藤)です。

この画廊が入っている白金ギャラリーコンプレックスビルの5周年を記念して、アーティストの杉本博司さんがキュレーションした展覧会です。

http://www.kodamagallery.com/index_jpn.html

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院への進学と同時に良いスタートが切れました。また、この展示には写真専攻の卒業生の高田冬彦くんも参加しています。

(教員:近藤 昌美)

ごあいさつ

おそくなりましたが、今年度から村上さん木下さんの後を引き継ぎ助手を勤めさせていただく西平と清原です。

まだまだ助手として未熟な二人ですが、皆さんのサポートを全力でやっていきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

西平 幸太 Nishihira Kouta

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1986年 東京都生まれ
2010年 東京造形大学 造形学部美術学科・絵画専攻 卒業
2012年 同大学院造形研究科・美術専攻領域 修了

略歴

2012年「CWAJ Mercedes-Benz Connection展」Mercedes-Benz Connection (六本木)/「ROPPONGI @ art week ”iiii”」605画廊(六本木)/2011年「PAMERANPOSKAD2011」(シンガポール)/「第11回浜松市美術館版画大賞展」浜松市美術館(静岡)

受賞

2011年 第36回全国大学版画展 収蔵賞/2010年 ZOKEI賞受賞

収蔵

町田市立国際版画美術館/東京造形大学付属図書館

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清原 亮 Kiyohara Ryo

1987年 広島県生まれ
2011年 東京造形大学 造形学部美術学科・絵画専攻 卒業
2013年 同大学院造形研究科・美術専攻領域 修了

略歴

2012年「panorama」ギャラリー・トリニティ(東京)/2011年「Emerging Artists 2011」Bambinart Gallery(東京)/「アートアワードトーキョー丸の内 2011」行楽地下ギャラリー(東京)/2010年「ワタラセアートプロジェクト2010」渡良瀬社宅(栃木)/「camaboco」東京造形大学旧絵画棟10号館(東京)/2009年「KOSHIKI ART PROJECT2009」(鹿児島)/「ワタラセアートプロジェクト2009」(群馬)

受賞

2011年 ZOKEI賞受賞

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新しい4人でがんばってまいります。

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(助手 清原)

第9回造形現代芸術家展 混沌の涯から

現在、東京造形大学付属美術館において「第9回造形現代芸術家展 混沌の涯から」が開催されています。この展覧会は東京造形大学を卒業された5名の作家によるグループショーです。以下ご紹介いたします。

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荒井 伸佳さん

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薄久保 香さん(現在、絵画専攻非常勤講師)

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木村 彩子さん

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杉浦 大和さん

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町野 三佐紀さん(現在、絵画専攻非常勤講師)

会期が残り少なくなってきましたが、是非お越し下さいませ!

会期/2013年4月3日(水)-4月25日(木)

会場/東京造形大学付属美術館

開館時間/10:00-16:30(入館は16:00まで)

休館日/日曜日

観覧料/無料

(助手:青木)

卒業生展覧会、展覧会!

現在、都内のコマーシャルギャラリーを中心に多くの卒業生達が展覧会を開催中なので、まとめて行って来ました。

まずは、上野の東京芸術大学陳列館で同大彫刻科の企画による展覧会「物質と彫刻−近代のアポリアと形見なるもの−」に、卒業生の平嶺林太郎さんと大久保具視さん2人からなるユニット、Mrs.Yukiが出品しています。4/21まで。2人はそれぞれアーティストとしても活動していますが、今回は以前からのユニットとしての参加なようです。

http://www.geidai.ac.jp/event/butsu-sculpture/jp/index.html

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本物のニシキヘビを使っています。は虫類系のユニットなのでしょうか!?

次は清澄白河のアルマスギャラリーでの3人展です。「BORDERS」というタイトルですが、3人ともに造形大の卒業生です。原田郁さん、大槻英世さん、森本太郎さんですが、森本さんはデザイン学科卒業の画家です。5/4までの金、土、日開廊。

http://harmas.fabre-design.com/exhibitions/current/

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原田郁さんの作品です。

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大槻英世さんの作品です。

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森本太郎さんです。

次は、ギャラリーコンプレックスビル内の、ギャラリーSPROUT CURATIONの3人展「TOO YOUNG TO BE ABSTRACT」展に出品している八重樫ゆいさんです。4/20まで。

http://sprout-curation.com/

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一見するとミニマルペインティングですが、それらの文脈とは一線を画す絵画の豊かさを持っています。

最後に、ギャラリーTERA TOKYOの小島章義さんの個展「little island」です。4/27まで。

http://galleryterratokyo.jp/jp/

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今回の個展は以前より特に充実していました。類型化されない強さと、ある種のユーモアがオリジナリティーとして結実していました。すごく良かったですね!

(教員:近藤 昌美)

1年ガイダンス

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絵画専攻のアトリエで新入生ガイダンスが開催されました。我々専任教員、特任教員が自己紹介しカリキュラムの説明や、年間を通じての運営の方針を概説した後、新入生の皆さんに自己紹介をしてもらいました。まだ緊張のとけない顔つきでしたが、数週間もすれば美大生の顔になって来ることでしょう!

皆さん、ご入学おめでとうございました!!

(教員:近藤 昌美)

Always moving 「青山悟と秋吉風人の場合」/活動報告

2013年3月15日、学生企画のもと作家さん2名をお招きし開催されたアーティストトーク、-Always moving 「青山悟と秋吉風人の場合」-の活動報告をいたします。以下主催学生のテキストになります。

CS-Labでは今回、Always Movingという秋吉風人さんの管理されているウェブページからタイトルをお借りしてトークイベントを企画させて頂きました。
これまでから現在の作品について語っていただくと同時に、お二方の海外での制作・生活についてや、現在だけでなく過去も含めた国内外のアートシーンについて具体的でリアルなお話を聞く事ができたのではないかと思います。

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青山悟さんはご自身がイギリスに住まわれていた頃のYBAからのイギリスのアートシーンと自分の距離や影響のお話や、制作現場の映像や、今回のために会場に国際芸術センターでのグループ展に出品された作品をお持ち下さるなど、普段ではありえない非常に近い距離で作品を拝見する事ができました。

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秋吉風人さんには学生時代の作品を見せて頂きながら、当時どういう背景があって作品をつくっていたのかを事細やかに語っていただき、秋吉さんの代表作とされる〈Room〉シリーズについてや、現在ベルリンで制作されている最新作も見せていただき、過去と現在だけでなく、今回タイトルをお借りした秋吉さんのAlways Movingという活動とも密接に関わっているのだということを改めて強く実感しました。

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大変お忙しいお二方ですが、今回ゲストとして参加してくださったことに感謝するとともに、今後より一層のご活躍を期待しております。

石井いづみ

(助手:青木)

入学式

4月4日、前日の荒天とはうってかわった晴天の中入学式が挙行されました。絵画専攻は86名の新入生を迎え、大学院にも他学からも含め17名が進学して来ました。

新しい才能を迎える準備も怠りなく進み、来週からの授業が待ち遠しいですね!?

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(教員:近藤 昌美)


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