在学生、卒業生展示1/27,2011
2011年2月1日 カテゴリー:個展・グループ展
在学生と卒業生の展示に2つ行って来ました。1つ目は八王子市内のギャラリーJACOMANで学外の友人との二人展を開催していた形象表現研究指標2年生の小山しおりさんです。友人共々人物を中心とした絵画でしたが、彼女が形象に進んで来たこの1年間の制作上の実験が反映していて努力の跡も見えました。2/1まで。
上は本人です。彼女は入学以来一貫してしっかりとした具象を指向して来ましたが、単なる具象絵画ではない不可思議な雰囲気が現れて来ていました。
1/8から30までトーキョーワンダーサイト本郷で2004年学部卒業の池田衆君の個展が開かれていました。”trivial today, transient tomorrow” と題された展示は、彼が昨年のワンダーウォールでの展示で見せてくれたシリーズで、さらに規模を大きくし非常に見応えがありました。技法的には自身で撮影した写真の部分を切り抜いているように見えますが、風景が発光したような印象で視点が画面上をすり抜けて行くような不思議な感じでした。
(教員:近藤 昌美)