2012年10月3日 カテゴリー:個展・グループ展
私達にはなじみ深い画材メーカー、リキテックス主催のコンクールかありましたので行って来ました。
本学からは五十嵐祐也君(’07学部卒業)と、現在助手である丸山恭世さん(’11大学院修了)が出品していましたが、丸山さんが審査員賞を獲得しました。
五十嵐さんと出品作です。各一人一人小さなブースに展示し,審査員の審査と来場者の投票でグランプリが決まるようです。
この日は、交換留学生やそのクラスメイトとギャラリーを回ってましたので、集合写真のようです。左から2人目が丸山さんです。
こうしたコンクールにも積極的に参加する姿勢は大切だと思います。
(教員:近藤 昌美)
カテゴリー:個展・グループ展
母袋教授が、2人の在学生とともに参加していた福島ビエンナーレを少し前に観て来ましたので報告します。今展は、福島県の福島空港内を会場に開催された現代美術ビエンナーレということです。(8/11〜9/23)
http://www.wa-art.com/bien/bien2012/index.html
オノヨーコさんをはじめ国際的に活躍されるアーティストも多く参加していましたが、今回は本学から参加の母袋先生と2人の学生の作品をご紹介します。
福島ビエンナーレは福島県の須賀川市郊外にある福島空港を会場にしていますが、ここは小さな空港ですが美しい自然の中に忽然とあり、それ自体が非常に現代的とも言えます。
ウルトラマンの生みの親、円谷英二さんは須賀川のご出身だということで、空港中ウルトラマンだらけでした。
参加作家はオノヨーコ氏ややのべけんじ氏など国際作家も多く参加していました。上はやのべ氏の作品です。ウルトラマンと呼応するようです。
母袋先生は空港展望デッキと隣接する空港公園内に「絵画のための見晴らし小屋」シリーズの「絵画のための垂直箱窓」を展開されていました。
上は展望デッキに設置された作品です。
空港に隣接する公園の日本庭園の木道に、元からそこにあったかのように設置されていた「絵画のための垂直箱窓」でした。ひとつひとつ覗くための小穴から覗くと、反対側のスリットから切り取られた風景が見えます。それまでの何気無い風景が絵画に転ずる瞬間を体験することが出来ます。
下の添付は、母袋先生が作られた今作の動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=ILj71w_9ZXg
上は母袋先生の推挙で一緒に参加した大学院1年の野内俊輔君の作品です。
こちらは、同様に参加していた学部3年の馬場亜衣さんの作品です。
2人とも、空港という作品展示には不向きな難しい空間にもかかわらず大健闘でした。今展は彼らにとって素晴しい経験になったのではないでしょうか。
母袋先生、学生達ともどもお疲れさまでした!
(教員:近藤 昌美)