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女子美教員、学生来校

女子美術大学の大森先生と、助手の杉山さん、院生、学部生17人ほどが本学に来校されました。横浜線沿線同士なのですが、なかなか交流が出来なかったので、今回は私、近藤と大森先生の個人的なレベルですが、まずは両校の学生を紹介し合い、話をして行くきっかけを作ろうということで、今回の来校をお願いしました。

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先頭が大森先生です。

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学内のギャラリー、絵画アトリエなどを一通りご案内しました。

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お互いのポートフォリオを見せ合いながら、学生通し意見を述べ合いました。今回は時間がなかったので、たいした内容まで踏み込めなかったですが、今後一緒に何か出来たら良いという感触を得ました。

女子美の院生を中心に作品ポートフォリオを観させてもらいましたが、本当に面白い作品が多く、刺激になりました。大学が違うと同じ絵画系専攻であってもずいぶん作品の見え方が違います。単に、学生が交流するというだけに留まらず、都内の美大教育の社会的な意義など、教員同士も広く話し合って行けたら面白いかも知れませんね。

(教員:近藤 昌美)

宮津大輔氏講演会

「形象3年展」の関連企画で、コレクターの宮津大輔氏をお呼びして講演をしていただきました。宮津氏は、サラリーマンコレクターとして実に多くのコレクションをお持ちでまた、その活動を書籍にも著し出版されてもいます。講演タイトルは「美大生としての可能性」ということで、学生達の未来を実にポジティブに語ってもらいました。もちろんその上で学生中にやっておかなければならないことなど、厳しい一面もあり、学生達には本当に良い機会でした。参加学生は。他指標、学年を越えて80名ほどで、講演会後の質疑応答も多く、大盛況でした。

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講演会後は、開催中の「形象3年展」の会場へ場所を移し、展示作品をひとつひとつ観て、コレクターとしての感想を話していただきました。これも、学生達に取っては、日頃の教員からの意見ではないものが聞けて刺激的だったのではないでしょうか?

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宮津氏はこの後の打ち上げまでお付き合いいただき、学生には貴重な体験が出来ました。本当にありがとうございました。

(教員:近藤 昌美)

形象3年展

学内ZOKEIギャラリーで、形象表現研究指標3年生の展示が開催中です。これは、前期の今までの2課題を展示してみようという意図で企画したものです。形象3年全員が作品を展示しています。学内展ですが、アトリエから作品を出すことは、講評のような内側での作品説明とは違い、学生個々人に責任も生まれ良い体験になったと思います。

http://www.zokei.ac.jp/works/details.html?id=304

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作品それ自体は、まだまだ未熟ですが意欲は高まって来ているようで、これからが本当に楽しみです。

(教員:近藤 昌美)

教員、卒業生展示

教員や卒業生が何人か展覧会を開催中ですので、観て来ました。

まずは、名誉教授の原健先生が銀座のギャラリーしらみず美術で3人展を開催中です。6/15まで。

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お会い出来ませんでしたが、相変わらず美しい作品でした。

次は、青山での「不動産とアーティストによる共同プロジェクト」という興味深い企画の、アオヤマクライム展です。

これは不動産の空き室に作品を展示することで、物件探しの集客と展覧会を両立させるという双方にメリットを生み出そうという企画で、いろんなことを考え出すものだと感心します。

今回は六本木ミッドタウンからもほど近いビルの2フロアを使って6人のアーティストが作品を展示していました。その内の4人が卒業生です。

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賃貸物件を痛めないような展示ですが、それも面白いですね。今回は浅野彌弦さん、門田光雅さん、平丸陽子さん、安田豊さんの4人の卒業生が参加していました。上は会場で案内してくれた浅野さんと作品です。

最後に、渋谷ヒカリエ、8/ART GALLERY/TOMIO KOYAMA GALLERY  での大竹利絵子、川島秀明、小出ナオキ作品展です。川島さん、小出さんは卒業生です。このギャラリーはヒカリエオープンとともにダミアン・ハーストの展覧会で始まりましたが、今展は2回目です。オープンの時にはこの隣のスペースで、やはり卒業生の大野智史さんが展示していたのですが、観そこないました。

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手前の立体が小出さん、壁のペインティングが川島さんです。

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こちらが川島さんの作品です。

(教員:近藤 昌美)

卒業生展覧会

卒業生が何組か展覧会を開いていますので、観て来ました。

まずは、銀座のギャラリーQで今年学部を卒業した佐々木耕太さんと松本加奈さんが2人展を開いています。卒業記念展といったところでしょうか。2人とも大学の近くにアトリエも確保し、制作を継続する条件はしっかり確保しました。

http://www.galleryq.info/exhibition_now/exhibition_now.html

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オープニングは盛況で作品がよく見えませんでした。上、中は佐々木君の作品、下は松本さんの作品です。

次は、京橋の南天子画廊で始まった箱嶋泰美さん(’02年学部卒業)の個展です。

http://nantenshi.com/exhibitions/hakoshima120604.php

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上は作品と本人です。小林先生ご満悦。

最後に埼玉県川越市の三番町ギャラリーでの三井美幸さん(’09年大学院修了、主査:近藤)の個展です。会期は17日までの金曜から日曜です。

http://www.isize.com/area/shop1201446/

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三井さんは昨年のINAXギャラリー(現LIXILギャラリー/http://www1.lixil.co.jp/gallery/contemporary/detail/d_001875.html)での個展やアートチヨダ3331での展示など頑張っている卒業生です。上は本人と今展の企画者の本学彫刻専攻の小野寺先生です。会場が盛況で作品単独で撮れませんでした。

(教員:近藤 昌美)

荻原貴裕さん個展

’05年学部卒業の荻原貴裕さんがさいたま市浦和で個展を開催中ですので行って来ました。6/18までの土、日、月のみ開館。駅から10分ほどの調神社にほど近い古民家「関井記念館」をアトリエとして使っている荻原さんが「無益な人の耐久性」と題して個展をしています。関井記念館とは大家さんの名前にちなみ自分たちで命名したものです。

http://sekiikinenkan.jugem.jp/

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ガラス戸の反対側からの投影です。

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1、2階を全て使ったインスタレーション作品は、破綻と創造の際を行き来するような印象で、タイトルの「無益な人」のイメージそのままですが、不思議と面白さがあり惹かれます。悪ふざけを大まじめにやるような、そして漫画家のつげ義春と三浦じゅんを下敷きにしながら、荻原君なりの個性が見て取れ興味深かったです。会期中は何度かパフォーマンスも予定され、楽しめそうです。

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上は真っ暗な部屋の作品を懐中電灯で観る小部屋での本人ですが、彼のような伝統的な美大教育を良い意味で裏切ってくれる卒業生作家がいることも良いことだと思いました。

(教員:近藤 昌美)

ギャラリーツアー

5/26土曜日、2〜4年生有志でギャラリーツアーに行って来ました。2年生はまだ画廊回りをした経験がない者も多く、それならばと一緒に回ることにしたのです。しかし、土曜も教職関係の授業がある学生も多く全員というわけには行きません。授業が終わり次第駆けつけた途中参加者も含めて総勢16、7名でした。

今週はOBが実に6軒の画廊で個展やグループ展を開催中で、同じ教育課程を経た先輩の展示を観るということはすごく良い勉強になります。

まずは外苑前に集合して、すでに取り上げてあるトキアートスペースの飯沼知寿子さんの展示からです。

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オーナーのトキさんからお話を伺いました。

次は銀座に移動して、銀座、京橋で8軒ほど回りました。その中でもなびす画廊ではOBの鈴木俊輔さんが企画展に参加しています。(取り上げ済み)京橋の椿画廊では岩渕華林さん(’11院修了)が個展中でした。

http://www.gallery-tsubaki.jp/2012/0519gt/0519gt.htm

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日本橋ではサトシコヤマギャラリーで門田光雅さん(取り上げ済み)の個展を観て、清澄白河へ移動。

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上はサトシコヤマギャラリーの様子です。

清澄ではまずアルマスギャラリーの高橋大輔さんの個展(取り上げ済み)を観て、小山登美夫ギャラリーなどが入居しているコンプレックスを見学。ここも初めての学生も多かったですね。

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皆さんさすがにお疲れです!

最後に両国のギャラリーMOMO両国で、この日から始まった室井公美子さん(’09院修了)の個展オープニングへたどり着きました。

http://www.gallery-momo.com/GALLERY_MoMo/current-ryogoku-j.html

銀座や清澄も初めての2年生などはギャラリーのオープニングに顔を出すのも初めてです。華やかな雰囲気の中心に作家がいる風景を見ることは、きっと彼らの将来のために役立つはずです。

絵描きは、当たり前ですが生の絵を実際に観ないと勉強になりません。画集やネットでは表面的な情報しか手に入らないものです。

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作家の室井さんから説明を受けているところです。今回の室井さんの個展は損保ジャパン奨励賞展で秀作賞を受賞した作品も展示され、新しいスタイルも試され力作ぞろいでした。

(教員:近藤 昌美)

飯沼知寿子個展

外苑前のトキアートスペースで卒業生の飯沼知寿子さん(’10大学院修了、主査:高橋)が個展を開催中ですので行って来ました。27日まで。

http://homepage2.nifty.com/tokiart/120521.html

飯沼さんは修了以来コンスタントに個展を重ねて来て、確実に作品も良くなって来ています。今回も充実した展示でした。

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初日には多くの友人達も集まりにぎやかなオープニングでした。

(教員:近藤 昌美)

松本春崇先生展示

形象表現研究指標の講師、松本春崇先生が杉並区の遊工房アートスペースでのグループ展で展示中ですので行って来ました。

http://www.youkobo.co.jp/exhibition_events/2012/03/-unknown-unknown-voic.html

この展覧会は、企画者に選ばれた8名のアーティストによる展覧会ですが、いわゆるペインティング作品は多くなく面白い人選で興味深かったですね。初日には松本先生が近年全国で行なっている「家縛りプロジェクト」シリーズのパフォーマンスも行なわれました。

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会場である遊工房アートスペースを来場者にも手伝ってもらい縛る、「家縛りプロジェクト」。(撮影:在原一夫氏)

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上は松本先生のギャラリー内の作品です。

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メンバーには卒業生の原游さんも参加しています。

(教員:近藤 昌美)

ZOKEI賞選抜作品展

「ZOKEI賞選抜作品展」

期間:2010年5月14日(月) – 6月2日(土)

時間:10:00 – 16:30

会場:東京造形大学

■ 第一会場 横山マンズー美術館 [ 学部生・大学院生(デザイン研究領域)]

山田千晶 杉澤直哉 山田 遼 小田沙耶佳 齊藤円香 イ ヘスン 前田尚太郎

舩橋宗平 田中晴菜 齊藤周子 永田翔子 上田裕子 花輪紫織 弘実麻美

井野若菜 下出翔太

■第2会場 CSギャラリー [ 大学院生(美術研究領域)]

安達裕美佳 森田 舞 湯浅加奈子

東京造形大学では学部生の4年間、大学院生の2年間にわたる研究成果を学内外の多くの方に披露する場として、毎年1月に「ZOKEI展」を開催し、多くの作品の中から優秀作品に対して「ZOKEI賞」を授与しています。

開催中の本展では受賞作品から付属美術館が選抜したデザインや絵画、彫刻にいたる様々な分野の作品を一堂に御覧いただけます。

出展作品を通して、学生たちの制作に対する真摯な姿勢や弛まぬ努力、本学の教育課程で培った造形力を感じていただければ幸いです。

(助手: yasuyo maruyama)


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