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版表現大学院展示「Ⅳ Ⅳ」 於、ZOKEIギャラリー

東京造形大学内のZOKEIギャラリーでは、今週、版表現の大学院生1、2年生合同の作品展が行われています。それぞれの表現がそれぞれの独自な版の技法で表現されています。是非ご覧下さい。

「Ⅳ Ⅳ」  東京造形大学 美術領域版表現 大学院1・2年合同展
東京造形大学 ZOKEIギャラリー   5/7(月)~5/12(土) 10:00-17:00
出展者/上田裕子 大平歩 河西優子 神山亜希子
直野分 蓜島奈々 原龍二 森天飛
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神山亜希子(院2年) ドライポイント、エッチングによる銅版画
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河西優子(院1年) リトグラフによる作品
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蓜島菜々(院1年) リトグラフによる作品
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大平 歩(院2年) 木版画
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森 天飛(院2年) 鉛筆
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上田裕子(院1年) リトグラフによる作品
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田邉直子(院1年) 銅版画
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左手前作品、原 龍二(院2年) 木版画
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(教員:生嶋 順理)

版表現 小川町手漉き和紙体験と授業制作風景

今年度も版表現新2年生恒例の、手漉き和紙体験に行ってきました。埼玉県小川町にある和紙体験学習センターでの1日研修です。同行して頂いた木村繁之先生に手漉き和紙についての講義を受け、センターの講師の方々のご指導で、流し漉きでの二三判(60×90cm)の大きな和紙と、溜め漉きによる創作和紙作品の制作をしました。あいにくの雨模様でしたが、みんな意欲的に難しい職人技に挑戦していました。楽しそうですね。これから版表現での制作をしていく上で、紙の素材をよく知ることはとても大事な経験です。
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さて大学に帰ると、2年生は木版画の制作を行っています。和紙漉きを体験したことで、木版の表現にも効果があると思います。2年生のこの期間は、10日程で4つの版種をこなしていく最もハードな課題期間です。基本的な版の技法を学びながら、自分と版表現との相性を探る大事な期間でもあります。みんな頑張れ!
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3年生も今週末の講評会に向けて各自の制作に力が入っています。そろそろ自分の表現を掴みかけています。真剣です。銅版画製作中(上)。リトグラフ制作中(下)。
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(上)シルクスクリーン作品制作中。(下)マンガ熟読中、休憩も大事です。期待してるぞ!
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(教員:生嶋 順理)

アートラボはしもと「おハながらート・プロジェクト」

この4月、東京造形大学近くの橋本にオープンした「アートラボはしもと」は、東京造形大学、多摩美術大学、女子美術大学、桜美林大学が、相模原市と協定し、運営協議会を作り発足した新しいアートセンターです。これからの新しい美術活動の実験的拠点として機能していくことを目的としています。そしてオープニングイベントとして「はじめましてアートラボ」が、この連休から始まります。東京造形大学関連では、佐竹宏樹さんの「おハながらート・プロジェクト」が開催されます。施設内の最も大きな吹き抜け空間に、高さ6m幅16mの巨大壁画を描き、期間中のワークショップで作ってもらう紋切りを張り込んでいきます。大学からは教員と多くの学生が参加し壁画を制作。ワークショップでは学生と来場者の方達との協同で紋切りを張り込んでいきます。

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このプロジェクトは、TVK(テレビ神奈川)さんの取材がはいりました。5/8(火)9:30からのニュース930の、トピックスでアートラボはしもとが紹介されます。

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取材を受ける佐竹宏樹さん。

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子供達の紋切りワークショップです。

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夜になって外から観た景観は、新しい街の景観と共鳴しています。

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「はじめましてアートラボ」は5月3日〜6月24日 9:00〜17:00 水曜休館 入場無料。期間中様々な展示イベントが開催されます。新しい美術活動の発信拠点に、是非お越し下さい。

(教員:生嶋 順理)

群馬県立美術館館林館

群馬県館林市にある県立美術館館林館の展覧会レセプションに行って来ました。卒業生の五月女哲平さん(’05学部卒業)が出品しています。群馬県は県立美術館が高崎市と館林市に二館あります。その館林館の企画展「館林ジャンクション 中央関東の現代美術」にお隣の栃木県出身の五月女さんが出品していました。館林市は県の東側が栃木県や埼玉県に突き出すような立地にあり、館林市を中心に25キロ圏内に在住する現代美術作家を選んだということで、地元群馬県を始め埼玉、栃木、茨城の各県から16名の作家が参加しています。県境を越えて文化交流が盛んな地域での意欲的な展示です。

http://www.gmat.gsn.ed.jp/ex/ex1.html

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田園の中に現代的な美しい美術館があり、鐘の上のウサギで知られるバリー・フラナガンの彫刻が出迎えてくれます。

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インスタレーション作品と五月女さんです。

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上は今年のVOCAに出品した作品ですが、ここ数年の絵画作品を中心とした見応えがある展示でした。

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これも五月女さんの作品です。展示室に向かうガラス面に透明シートにより作られていますが彼の作品に対する思考を側面から理解する助けになっているように思います。

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出品作家の紹介等が済んで、盛況なパーティーが開催されました。五月女さん以外にも興味深い作品がたくさんあり、企画学芸員の意欲が良く伝わって来ました。県立美術館はどこも出品が県内在住作家に偏りがちですが、四県にまたがった今展の選定はこの地域の特性を考えると英断だと感じました。

(教員:近藤 昌美)

前沢先生活動ご報告

前沢知子より版画制作のご報告です。

展覧会の出展作品を、版表現の木下直耶くん(助手)と阿部悠さん、川村景くん(学生)と制作を行いました。

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シルクスクリーンを刷っています。

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阿部さん、川村くん2人とも真剣です。工夫をしたり話し合いを行いながら、制作を進めました。

出来上がった版画は、パネルとスカーフに仕立てました。

それらは3月に上野の森美術館にて開催された『VOCA展 2012』展(ミュージアムショップに展示)と東京造形大学付属美術館にて開催中の『第八回造形現代芸術家』展で、「組替え絵画/私たちの作品を見てください」作品として展示しました。

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上野の森美術館での展示の様子。

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東京造形大学付属美術館での展示の様子。

ご協力頂いた木下直耶くん、阿部悠さん、川村景くんそして版表現の生嶋先生どうもありがとうございました。

(助手:青木)

「アートラボはしもと」オープン記念 佐竹宏樹さんイベントのご案内

橋本駅南口から徒歩12分、ショッピングセンター・アリオ橋本を抜けた先に、相 模原市が設置した新しいアートセンター「アートラボはしもと」が開設しました。 本学、桜美林大学、女子美術大学、多摩美術大学および相模原市は、アートラボ における先進的・実験的な事業を実施し、アートによるまちづくりを推進することを目的として、基本協定を締結しました。今後、校外での様々な活動に利用出来ればと思います。

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この施設のオープン記念として、「はじめましてアートラボ」が開催されます。会期:5月3日(木)-6月24日(日) 時間:9時―17時 休館日:水曜日 入場無料  本学からは佐竹宏樹(非常勤講師)さんの「おハながらート・プロジェクト」が参加しています。イベント5月3日(木)―6日(日)、13日(日)、20日(日)、27日(日)13:00-16:00 この機会にぜひお出かけください。

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(教員:生嶋 順理)

ARTKYOTO2012/卒業生参加のお知らせ

卒業生の松隈無憂樹さん(’10学部卒業)から、京都での初めての国際アートフェアであるARTKYOTO2012への出品の連絡が来ましたのでお知らせします。近年、国内の現代美術系のアートフェアも盛んになって来ました。今回の京都のフェアにも他にも何名もの卒業生が参加しているようです。様々な位置、形で社会にその作品を問うて行っていることはいずれにせよ素晴しいことですね。

http://www.artkyoto.jp/index.html

http://www.artkyoto.jp/gallery/401.htm

松隈さんの作品です。

(教員:近藤 昌美)

卒業生個展

国分寺のギャラリースイッチポイントで卒業生の三浦敏昭さん(’07学部卒業)の画廊企画の個展が開催中ですので行って来ました。(4/12〜28、火、水休廊)

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作品と三浦さんです。学部の頃より独特な価値観の絵画を展開して来ています。

(教員:近藤 昌美)

卒業生、在校生展覧会!!

先週は多くの卒業生、在校生が学外で展示をしていましたので、まとめてご報告します。

まずは4/13から22まで埼玉県さいたま市のギャラリーアートプレースKで開催されていたグループ展に4人の卒業生、在校生が参加していました。「生成のドローインヅvol.1」と題したまさに絵画が生まれるという意味のドローイング展でしたが小さな試みの中で本学卒業生、在校生の皆さんは意欲的でした。

生成としてのドローイング展Vol.1
生成としてのドローイング展Vol.1
荒木真一 加納野乃子 千葉敏子 浅野彌弦
中根秀夫 田神光季 武井浩 小笠原明代
2012年4月13日(金)~4月22日(日)
11:00 – 18:00(土・日曜13:00 – 19:00) 最終日18:00まで
水・木休廊

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写りが悪く申し訳ありませんが、上は参加者の荒木真一さん(’02学部卒業)の作品です。

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同じく浅野彌弦さん(’02学部卒業)

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加納野乃子さん(’07学部卒業)

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現在学部4年生の田神光季さんの作品です。どれも小さなドローイングで見えづらいですが、それだけに大作もここから生成するという意識を感じました。

次は、清澄白河のアイコワダギャラリーでのグループ展に3名の卒業生が参加しています。まだ新しいコマーシャルギャラリーでの新規に近い企画に何人もの卒業生がチョイスされているのは嬉しいことです。4/28まで、。

http://www.aikowadagallery.com/web/site.cgi?mode=main;newno=59

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映像作品なので非常に写りが悪いですが、これは池田拓馬さん(’07学部卒業後、他学大学院修了)。

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太田佑司さん(’09学部卒業後、他学大学院修了)。

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数見亮平さん(’11大学院修了/版表現)。

次は、既に終了してしまいましたが、やはり清澄白河のアルマスギャラリーでの赤石隆明さん(’11大学院修了、主査教員:有吉)の個展です。

Works and odds and ends
赤石隆明

2012年3月17日(土)-4月21日(土)12:00 – 19:00 金/土/日のみ開廊

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いつもどおりの質の高い、写真を中心にしたインスタレーションで、小さな空間ですが見応えがありました。

次はこれも21日に終了してしまいましたが、六本木のギャラリーLara東京でのグループ展に4名の卒業生が参加していました。
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Roppongi Tokyo


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会場には出品者の山田梨恵さんと宮越梨実さん(共に’12院修了)がいました。他には助手の木下直耶さん(’10院修了)と数見亮平さん(’11院修了)も出品していました。木下さんの作品は山田さんに隠れて見えませんね。

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今回はゼミの学外見学で何カ所か回りましたが、いずれゼミ生達も活躍してくれることでしょう。

最後に、これも21日まででしたが、六本木からほど近い西麻布のSweet Emotionというカフェ&バーでの展示です。

門田光雅さん、町野三佐紀さん(共に’02学部卒業)によるペインティングと映像のコラボレーションでしたが、こうしたギャラリーの外で展示機会を探して来ることは、日頃アートに触れる機会の無い方へもお見せ出来るので良いことだと思います。

門田光雅×町野三佐紀×Sweet Emotion「COCKTAIL」

異なる物同士の出会いが、新しい物を生み出す、「カクテル」。
今回、絵画と映像といった門田と町野の異なる表現が西麻布四丁目、音楽とお食事を楽しめる「Sweet Emotion」店内で交流します。
それぞれの魅力や刺激が入り混じる時、一体どのような新しい出来事が生まれるのでしょうか。
幾つもの人生と歴史が交差する西麻布の街並みとご一緒に、是非この機会に大人のひとときをご賞味ください!

会期:2012年4月10日(火) ~ 4月21日(土)
※4/13(金)はイベントの為ご覧いただけません。

会場:Sweet Emotion 2F “Birthplace”

開店時間:
19:00~24:00 [火曜~木曜・祝祭日]
19:00~5:00   [金曜・土曜]
(毎週 日、月曜日定休)

門田光雅(Mitsumasa KADOTA)
画家。1980年静岡県生まれ。2002年東京造形大学美術学科絵画専攻卒業。洋の東西が入り混じる灰色の日本の社会状況などをヒントに、相反する概念とその境界について、日本独自の視点を抽象絵画の中で追求している。2011年voca展/上野の森美術館(東京・上野)など、個展・グループ展多数。
http://www.mitsumasakadota.com/

町野三佐紀(Misaki MACHINO)
1977年 富山県生まれ。2002年東京造形大学美術学科絵画専攻卒業、2009年東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程(油画)修了。目に見えない流れをテーマに、プロジェクターを使用した映像作品を主に制作。最近では空き物件を使用した展覧会で映像インスタレーションを展示。
http://morereal.sub.jp/

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この日は4/20だったのですが、大学院の新歓にも呼ばれていたのですが、麻布から橋本まではとても戻ることが出来ず担当の院生には申し訳ないことをしましたが、卒業生達の活動を堪能出来、有意義な展覧会巡りでした。

(教員:近藤 昌美)

越ちひろさん

卒業生の越ちひろさん(’06学部卒業)から連絡があり、住んでいる地元の新聞に自作の絵が掲載されることになったということですのでご紹介します。

越さんは長野で様々なアートイベントなどを企画するなど、アーティストとして頑張っている卒業生です。こうした東京を離れての生まれ育った地元でのアーティスト活動には勇気づけられる人も多いのではないでしょうか?

以下は本人の言葉です。

「4月から1年間、信濃毎日新聞にて、月の第2週目と第4週目の木曜日に絵が掲載されます。ここにはその月に美しく咲く花を描こうと決めました。」

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(教員:近藤 昌美)


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