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卒業生展覧会

卒業生の何人かから案内状を貰いましたので観て来ました。

まずは新宿区の東京オペラシティアートギャラリーのコリドールで展示中の佐藤翠さん(10年大学院修了、主査教員:母袋)です。

http://www.operacity.jp/ag/exh140.php

彼女はアートアワードトーキョー2010での小山登美夫賞受賞に続き、パリでのレジデンス滞在など非常に評価が高まって来ている作家です。今展も充実した展示で見応えがありました。

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今回は大学院在学中に比べても幅の広い作品群を展開していて、観る側としてもよりはっきり彼女の作品観が理解出来ました。

次は、助手の青木豊さんが参加している展覧会です。世田谷区弦巻の”XYZ Collective”というアーティストランスペースでの展覧会で、駒沢大学駅から徒歩20分近い住宅地の中に天井の高い贅沢な空間がありました。感心したのはそのスペースの運営も、今展のキュレーションもまだ美大を卒業して間がない若いアーティストがしていて、私達の時代とはまた違うエネルギーを感じました。参加作家同士がお互いに評価し合っていて実現出来た展示だと感じました。

http://xyzcollective.org/

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会場風景です。

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青木さんの作品です。写りが良くないですね。キュレーターの方が熱く青木さんの作品を語ってくれたのが印象的でした。

次は、台東区のアートラボアキバでの戸泉恵徳さん(04年学部卒業)の個展です。

http://art-lab.jp/alab_024.htm

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独特な感覚の写実ですが、前回のこの画廊での個展作品より見応えがありました。

最後に、ターナーギャラリーでの母袋先生の企画展です。しかし、すでにしっかりしたリポートがアップ済みですので簡単に報告します。今展は母袋先生のゼミ、卒制担当学生の展覧会ですが、学部4年生とは思えないほどの完成度、充実度でした。先生の丹念な教育の成果が学生達の作品を通して伝わって来ました。

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参加学生の佐々木君が出迎えてくれました。

(教員:近藤 昌美)

母袋ゼミ卒展「Abflug2012-創造の揚力」

母袋ゼミ卒展「Abflug2012-創造の揚力」が、2月13日より2月23日まで、ターナーギャラリーにて開催されています。

ターナーギャラリーHPはこちら→ http://www.turner.co.jp/gallery/event/120213.html

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リーフレット詳細画像は以下のリンク先よりご覧ください。↓

http://painting.zokei.ac.jp/wp-content/uploads/2012/02/ab2012_12.pdf

http://painting.zokei.ac.jp/wp-content/uploads/2012/02/ab2012_23.pdf

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石井 あゆみ

Abflug井上

井上 琴文

Abflug佐々木

佐々木 耕太

Abflug千田

千田 瑞穂

Abflug野内

野内 俊輔

Abflug半田

半田 尚子

Abflug松本

松本 加奈

Abflug渡邊

わたなべ ももこ

初日には、美術批評の栗田大輔さんをゲストに、ギャラリートークが開催されました。

ベンヤミンとアドルノとの比較解釈の上で、卒業を控え今まさに大学というコミュニティー=一つのチャンネルを離陸しようとする出品者に、それぞれが自作と想定している今後のチャンネル=コミュニティについての問いが発せられ刺激的なトークが展開しました。

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期日は2月23日まで、ご高覧を。

絵画専攻教授:母袋 俊也

(助手:青木)

第4回恵比寿映像祭『映像のフィジカル』展のご案内

絵画概念非常勤講師 前沢知子先生からのお知らせです

前略

東京都写真美術館で開催されます第4回恵比寿映像祭『映像のフィジカル』展のご案内を申し上げます。

この展覧会では、私は48枚の写真から形成される組写真作品(ノルウェー、フィンランドにて制作)の新作を出展します。48枚の写真作品を9メートルの壁面に展示し、複数の静止画で構成される1枚の巨大スクリーンを提示します。48枚の静止画が、鑑賞者の見るという行為/視覚体験によって、視覚の動画映像になります。

複数の平面からなる格子状の構成により、鑑賞者の視点が個々の作品間を自由に動くことで、画像相互の関係性の中に意味性が見い出されます。そこに鑑賞者自身が「どのような関係性/意味性」を見い出すか、既存の意識/思考/見方(既存の概念)を、再確認/検証する作品として制作しました。

展示期間中の2月25日(土)(16時~17時30分)には、2階ラウンジにてトークイベントを行います。(展示とトークは入場無料)

お時間ありましたら是非是非トークイベントに足をお運び下さい。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。
・会場:東京都写真美術館 ・会期:2月10日(金)~26日(日)・休館日:月曜日・開館時間:10:00~20:00 最終日~18:00・前沢知子トーク:2月25日(土)16時~17時30分 2階ラウンジにて(無料)
・料金:入場無料(一部有料)
恵比寿映像祭公式ホームページhttp://www.yebizo.com

展覧会カタログの冒頭ページに、諏訪学長と長谷正人さんの対談(東京都写真美術館にて収録)が10ページにわたり大きく掲載されております。

(助手:真之介)

卒業生展示/大槻素子さん

門前仲町から清澄白河に移転したアルマスギャラリーの移転記念展が始まり、卒業生の大槻素子さん(07年大学院修了、主査教員:近藤)が参加しています。   http://harmas.fabre-design.com/exhibitions/current/

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オープニングは大盛況でした。中は大槻さんの作品です。新作を3点出品しています。下は大槻さんと学部時代の同級生板垣賢司さん(04年学部卒業)です。同期としてお互いに刺激し合いながら高め合っているのでしょう。今週は大槻さんの同級生がさらに2人展覧会を開催中です。後日観に行ければと思っています。

(教員:近藤 昌美)

ワンダーシード&小品展

在学生、卒業生が小品展ですが発表してましたので行って来ました。

まずは渋谷のワンダーサイトで開かれているワンダーシード展です。入選作は購入することも出来るらしく何点かの作品には赤丸シールが張ってありました。http://www.tokyo-ws.org/shibuya/index.html

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上は会場風景。下の左が形象3年の衣真一郎君、右が概念4年の蝦名貴徳君の作品ですが、偶然隣り合ってたようです。

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形象3年の阿部睦さん。

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2010年学部卒業の山口真和さんの作品です。彼女は他学の大学院に進学していますが、現在はドイツに短期留学中だそうで、作品にも良い影響が現れて来ることでしょう。

次は京橋のギャラリー檜で開かれている小品展に卒業生などが出品してました。

http://www2.ocn.ne.jp/~g-hinoki/news.html

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上が今年院を修了する上岡葵さん(主査教員:高橋)、下が卒業生の加納野乃子さん(07年学部卒業)です。小さな作品展示の機会でしたが、これからも頑張って行ってもらいたいものです。

(教員:近藤 昌美)

一般入試終了!!

2/1から始まっていました本学の一般入試が終了して、合格発表もありました。2/7、8には私達の絵画専攻の入試もあり、我々教員にとっては緊張感のある1週間でした。絵画は昨年度に比して出願人数も大きく減らすことはなく、実施状況も平穏に終わり、とりあえずホッとしました。4月から入って来てくれる新しい才能に今から期待しています。合格された皆さん、おめでとうございます!

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(教員:近藤 昌美)

助手、学生、卒業生展覧会

助手や学生たちがそれぞれ展覧会を開いていますので観て来ました。

まずは助手の青木豊さんが清澄白河のアイコワダギャラリーでグループ展に参加しています。3/10まで。

http://www.aikowadagallery.com/web/site.cgi?mode=main;newno=58

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青木さんは地元熊本の熊本現代美術館での個展も開催中で、来週から別の展示も始まり大活躍です。

http://www.camk.or.jp/event/g3/82/82_1.pdf

次は院1年の立川美圭さん(主査教員:近藤)が中央区人形町のSPACE/ANNEX GALLERYで二人展を開催中です。2/9まで。立川さんは女子美の学部から進学して来ましたが、かつての同級生の日本画専攻の友人との展示です。

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色彩の美しい抽象です。

次は京橋の四季彩舎画廊での4人展に卒業生の武内明子さんが参加していました。2/4まで。

http://www.shikisaisha.com/site/news.php

小品でしたが、活発に活動する卒業生の一人です。

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最後に東神田のギャラリーLower Akihabaraで学部3年豊田奈緒さん(形象表現)の個展が始まりました。2/18まで。

http://homepage3.nifty.com/lowerakihabara/exhibition_toyoda_nao_2012.html

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上は本人です。初日でオープニングでしたが大盛況でした。1階と地下に展示スペースがあり出品数も多く、充実した展示でした。3年生でコマーシャルギャラリーとのおつきあいが始まるのは善し悪しの判断に意見が分かれるかもしれませんが、これからもっと力を付けていってもらいたいものです。

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(教員:近藤 昌美)

The Economist  ”More than Murakami” 榊貴美 掲載記事

イギリスの経済誌The Economist電子版に今春大学院を修了する榊貴美さん(主査教員:高橋)の作品が新しい日本人アーティストの才能という紹介で掲載されていました。

昨年11月のクリスティーズのオークションでの村上隆氏の作品の落札額から、他の日本人作家の評価がまだ低すぎること、その理由をミズマアートの三瀦氏にもインタビューしている内容で、最後に榊さんなどの新しい才能がニューヨークなどでも紹介され始めているといった記事です。

小さな記事ではありますが本学の院生が作品画像付きで取り上げられていることは嬉しいですね。また、アートマーケットの一端がかいま見られて勉強にもなります。

画像は下のリンクから見てみてください。

http://www.economist.com/node/21542280

(教員:近藤 昌美)

教員、卒業生個展

専任教員や卒業生が都内で個展を開催していますので観て来ました。

まずは、銀座の養清堂画廊で版表現研究指標の木下恵介先生が個展を開催中です(1/16〜28)。

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大作が並び非常に見応えのある個展でした。忙しい授業運営の中、学生にも一部手伝ってもらったらしいですが、学生にとってはこの上ない体験になったのではないでしょうか。

次は卒業生の白井忠俊さん(’96年学部卒業)が京橋のINAXギャラリーで個展を開催中です(1/7〜28)。彼はかつて教務補佐(現、助手)を務めてもらっていたこともありますが、その後は昨年の青梅での展示をはじめ多方面で活躍しているようです。今展は千年螺旋と題されていて青梅で観たシリーズのようです。

http://inax.lixil.co.jp/gallery/contemporary/detail/d_002028.html

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次は日本橋のSKG(SATOSHI KOYAMA GALLERY)で開催中の町野三佐紀さん(’02年学部卒業)の個展です。

http://tokyo.satoshikoyamagallery.com/

彼女は現在2年生の集中授業のひとつ映像技法の講師も努めてもらっています。今展も映像作品で、非常に不思議な体験をさせてくれます。会期終わりまで間がない展示ですが、学生にこそ観てもらいたい展示だと思いました。

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(教員:近藤 昌美)

前沢知子展覧会/執筆コラム

長野県飯田創造館(長野県)で開催された飯田創造館企画展『南信州ゆかりのアーティスト展〜24人の新たないぶき〜』展に、概念表現非常勤の前沢知子先生が出展しました。

展覧会には、東京造形大学オープンキャンパス(2011年7月開催)と飯田市美術博物館で行われた2つのワークショップの記録を編集した『私たちの作品を見てください』作品(映像)を展示しました。
ビデオ撮影:田中良典さん(東京造形大学2年生)、関嶋芳男さん(YSB)

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この2つのワークショップのテーマは「全身で描く/身体性と絵具(色彩)体験」です。大学では「美大生と子ども」が飯田市美術博物館では「親と子」が一緒に描画体験をしました。美大生や親の声かけなどの状況/環境により、子どもが個々反応し描いている姿が、映像に置き換えることでより見えてきます。描画行為と状況/環境の関係性が顕在化されます。
写真撮影:藤原佳恵さん(東京造形大学大学院2年)、田中良典さん(東京造形大学2年)

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また前沢先生執筆の連続コラム『続アートから広がる可能性~part6-5』(南信州新聞)で、出展作品と東京造形大学でのワークショップについての話が掲載されています。
オープンキャンパスのワークショップでご協力頂いた藤原佳恵さん、田中良典さん、学生のみなさん、どうもありがとうございました。

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(助手: yasuyo maruyama)


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