前沢ワークショップ「体で描こう!美大生と描こう!〜お絵かき革命 描いて、積んで」
2011年7月28日 カテゴリー:オープンキャンパス
オープンキャンパスご報告
先に行われましたオープンキャンパスで、前沢ワークショップ「体で描こう!美大生と描こう!〜お絵かき革命 描いて、積んで」が行われました。造形大の憩いの場でもあるラウンジを会場に開催されました。
ワークショップでは、幼児〜小学生の親子ご兄弟、27組のご参加を頂きました。毎年ご参加を楽しみにしてくださるリピーターの方もいらっしゃるなど、ワークショップも充実してまいりました。
ワークショップのテーマは、「描画行為の本質」の体験です。「人間の描画行為」は、手の動きという身体の発達から始まります。子どもの身体の動き、それはまさに表現活動の始まりです。ワークショップではその「描画行為の本質」を、東京造形大学という美術大学で、美大生と共に体験しました。ワークショップの内容は「空間体感表現とスキンストレッチ」というお絵かき準備運動をした後、ドロッピングなどの絵画技法を、自由に動き回りながら全身で行います。子どもの動き回る痕跡が美しい色彩となり、鮮やかな絵画となって現れました。さらに床に敷き詰められた紙は、立方体に組み立てられて、積み上げるなどされ空間に設置されます。それにより、2次元(平面)に3次元(立体)の要素が加わり、絵画の立体が現れました。
また、タイトルにあるように「美大生と描こう!」も今回の重要なテーマです。アシスタントをして頂いた造形大の学生のみなさん、絵具の扱いは手慣れたもので、とてもいい表情をされていました。
参加者の保護者の方々からは、ワークショップでの学生の皆さんの生き生きとした表情や没頭して絵具を扱う様子を拝見され、好意的な言葉を多く頂き、美術や造形大生への好印象を残して頂けたようでした。
アシスタントとして、参加してくださった学生のみなさん、どうもありがとうございました。
写真撮影:藤原佳恵さん、田中良典さん
使用絵の具:ターナーイベントカラー
(助手:青木)