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2010年05月の記事

ワークショップ「箱をひらく言葉」合評会

広域表現研究指標の2年生の最初の合評会風景です。

広域表現では、2年次に特徴のある4つのワークショップを行ないます。最初のワークショップ「箱をひらく言葉」では、詩人の川口晴美先生を講師に招き、言葉を用いた様々な 演習を繰り返します。学生は言葉と箱を使った作品を作り上げて、合評会で発表します。

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今日は2日にわたる合評会の初日で、7人の学生が発表しました。それぞれ小道具を工夫したり、身体表現を交えたり、効果音を用意したりと、ヴァリエーションに富んだ発表となりました。

明日も6人が発表します。

(助手:真之介)

2つの版画展お知らせとアトリエ制作風景

文房堂ギャラリーにて2つの版画展示が続きます。5月17日から22日までは4年生15名による版表現の4年生15名によるグループ展「版十六景」、5月24日から6月5日まではグループ展「版画の色ーリトグラフ」が行われます。ここ数日、大学の版表現アトリエでは、これに参加する造形大学関係の人たちに、リトグラフ作品の制作をして頂いています。様々な表現活動をしている人たちの制作風景を見ることは、学生達にとって何よりな勉強の機会です。そんなアトリエ風景をちょっとご報告します。

制作中の堀 由樹子さんは形象表現研究指標の、末永史尚さんは概念表現研究指標の非常勤講師の先生です。授業が終わると早速制作に取り掛かりました。ちょっとお邪魔だったのですが写真を撮らせて頂きました。

東京造形大学の版表現アトリエの良さは、版画だけに縛られない様々な表現方法と常に近い距離で制作していることです。この日のように他のコースの先生や学生も版を使って制作しますし、版の学生も広い視野を持って版での表現を実践してくれています。楽しくて刺激になる出会いが沢山あるアトリエです。

堀先生と末永先生

堀先生と末永先生です。制作中は楽しい世間話や真剣な絵の話もあるのです。

堀先生のローラー

堀先生の学生時代の専門はリトグラフ。流石に華麗なローラー回しです。

制作中

リトグラフの制作は集中力と体力が大事ですね。

末永先生

末永先生は、なんとアクリルで描画します。イタヅ・リトグラフィック仕込みの方法です。上手く刷れると嬉しくなりますね。

さて、ここからは4年生(16名)と3年生(22名)のアトリエ制作風景です。

まずは4年生から幾つか紹介します。文房堂ギャラリーでの学外展示に向けて制作しています。

木版の櫻井さん

水性木版での作品制作で大らかな絵を作ります。人柄もそんな感じです

額装中の河西さん

額装中。版画はその画面に合った額装がとても大事です。

潟淵さん

リトグラフの版を重ね刷りし柔らかい色の空間を作ります。

山城さん

油性木版での制作ですが、普段はメゾチントで制作しています。

裏アトリエ

銅版画制作中。奥ではシルクでTシャツにも絵を刷っています。展示が楽しみです。是非ご高覧下さい。

ここからは3年生。今週末の講評会へ向けて制作を頑張っています。

井砂描画中

リトグラフのアルミ版に描画中です。集中してますね。

北井君と野田君

二人とも木版で、それぞれにユニークな画面を制作します。

野口さん

沢山刷ってちょっと一息、おやつの時間です。

シルク

皆、それぞれの個性を形にして行きます。

加奈子と菜々

楽しそうですね。でも机は整理整頓しましょうね。

(教員:生嶋 順理)

会場説明会in宇都宮5/8、2010

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栃木県宇都宮市での会場説明会でした。マロニエプラザという見本市会場のような場所でした。体育館のような広いスペースを仮設壁で仕切り、各校のブースが作られています。およそ20校が資料等を揃え,受験希望者を迎えます。都内五美大をはじめ、関西,名古屋、東北の美大も来ていました。皆さん強力なライバルですね。

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会場設営は当日参加の事務方、教員で手分けして行います。

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午後1時の開場を前に多くの高校生が待っています。

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教員は美術学科は私近藤と、デザイン学科の玉田教授です。1時から5時までの間、多くの受験希望者が本学ブースを訪れてくれました。こうした地方での会場説明会は広報の意義ばかりではなく直に受験希望者の思いに触れられ非常に勉強になります。また、市内の予備校も同様にブースを出していましたので、ご挨拶を兼ねての情報交換をして来ました。来年も多くの受験者を迎えたいものです。

(教員:近藤 昌美)

今日の新棟5/7,2010

久しぶりの「今日の新棟」です。ついに仮囲いの一部が外され、外観が見えて来ました!

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(教員:近藤 昌美)

絵画専攻新入生歓迎会5/7、2010

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絵画専攻全体の新歓がカフェテリア(学食)を会場に開かれました。毎年,2年生が鋭意をつくしいろいろ工夫し行われます。もちろん教員の監督を付けて大学に届けを出し、未成年の飲酒にも気を配り、運営はきちんとしていましたが、主催した2年生も1年生も大変盛り上がり非常に良い新歓でした。

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メインディッシュは焼き肉でした。

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形象指標の講師の北浦先生と、学生です。

(教員:近藤 昌美)

「めの休まるところ」展

形象3年の3人を中心にしたグループ展が人形町のスペースアネックスギャラリーで始まりました。13日までです。花輪紫織、松本加奈、田代華子、岡本穂奈美さん。

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松本さん(概念表現研究指標)

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花輪さん

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田代さん

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(教員:近藤 昌美)

荒木真一個展

卒業生の荒木真一さんの個展が国分寺のスイッチポイントギャラリーで始まりました。5/16までです。

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(教員:近藤 昌美)

形象2年講評

造形絵画は2年から4つの指標(コース)に、学生の選択で分かれます。私が受け持つ形象コースの2年生最初の講評です。この後のペインティングの課題を前にしたドローイングの課題です。学生それぞれが次のペインティングにつながる方向性をプレゼンしました。

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非常に濃密なやり取りが、それぞれの作品を前に展開されます。

(教員:近藤 昌美)

三頭山登山 in 奥多摩

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5月5日(水)連休の最終日。

版表現の木村先生、4年生と奥多摩三山の最高峰・三頭山(みとうさん)

登山に行ってきました。と言っても遠足に毛が生えた程度なんですけど。

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朝9時登山開始。4〜5時間の健脚コースです。

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三頭大滝。

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健脚コースなので、健脚の木村先生が先頭。

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山の上のほうはまだ若葉が出てきたところです。

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三頭山10

11時やっと頂上到着、昼食です。外で食べるゴハンは美味しい!

少し風があり、暑くもなく、ちょうど良い気温。さわやかです。

今の時期は早朝だと真正面に富士山が見えます。たぶん。

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三頭山頂上。たったの1,531m。

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1本だけ白樺の上のほうが白くなってて、光ってるみたいでした。

不思議な風景。

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三頭山15

お疲れさまでした。午後1時に駐車場に到着。

駐車場が満車状態になってました。下は暑い。

制作も大事ですが、身体を鍛えることも大事です。

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(教員:木下 恵介)

佐竹宏樹個展5/1,2010

卒業生で、2009年度まで版表現の非常勤講師をしていただいていた佐竹宏樹さんの個展に行って来ました。会場は埼玉県飯能市の山あいのギャラリー、O-NE ?manokurozasu です。私も初めてうかがいました。都県境からほど近いのにまるで遠くに旅に来たような素晴らしいところでした。上の画像2枚はバスの終点で集落の入り口の大きな杉の木とその傍らにある氏神様の神社です。ギャラリーの名称も不思議な語感で何語かと思いましたが、O-NEはこのギャラリーとしている家の元からの屋号らしいです。大根かも知れません。manokurozasuは、この集落の地名でありバス停の名前にもなっている「間野黒指」。日本語だったのですね。

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飯能の山間部をずっと分け入るようにたどり着き、最後は車も降りて狭い急坂を集落の最後まで上りきると、古い民家の入り口に看板がありました。オーナーご夫妻のお住まいの2階がギャラリーになっていました。

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2階は蚕室だったようですが、素晴らしく美しい展示スペースでした。入り口には「佐竹宏樹 花は野にあるように」とレタリングされています。

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古い梁が美しく、外光はガーゼの幕を通してもたらされます。美しい!!ここまでの道すがらの自然と古い民家とのギャップに心地よい驚きがあります。

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このギャラリーの企画自体,1年から2年にひとつ3ヶ月をかけて行われる、コマーシャルとは距離を取ったものであるようです。今回の佐竹さんの作品もオーナーと長い期間話し合いを持ち、この集落の方々を作品化しているようです。こうした、一見現在の時間よりも随分ゆっくりした仕事や、ギャラリーの存在もあらためて良いものだなと感じました。

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窓からの風景とすぐ横の山畑です。素晴らしいですよね。7/11までの土日のみ開廊です(11時〜6時)。お勧めです!

http://www.syunendo.com/tsubame/infonews_05.html

(教員:近藤 昌美)


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