2010年03月の記事
2010年3月13日 カテゴリー:個展・グループ展
昨日、3月12日(金) 美術評論家 鷹見明彦さんを招いてギャラリートークが開催されました。
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左から鷹見明彦さん、塚本和世、萩原麻実、田中さえ、滝川おりえ、母袋俊也。出品者は適度の緊張感の中、自作プレゼンを含めて自己紹介を。 続いて鷹見さんからの質疑応答を経て、「美術のコンテキストの中で自分の仕事を認識、位置付けしていくことを通して、自らのアイデンティティを確立していく」ことなどのアドバイスを頂きました。
会場では、萩原作品をクッションにリラックスしながらも、真剣に。
来廊者は、本学大学院生、学部生の他、非常勤講師の前沢知子さん,神奈川芸術文化財団学芸員の中野仁詞さんのお顔も。
鷹見さん、中野さん、前沢さんには、”離陸の立会い人”になって頂いたと言う感じでしょうか。
展覧会は16日(火)まで続きます。
(教員:母袋俊也)
カテゴリー:個展・グループ展
「酸化したリアリティー」展を見るため群馬県立近代美術館に行って来ました。この企画は2000年代の「群馬青年ビエンナーレ」において大賞、優秀賞を受賞した7人のアーティストの展覧会です。その7人の中に本学を2006年に卒業した大矢加奈子さんと現在3年在学中(新4年)の永田惇哉君が選ばれています。二人は2008年度の群馬青年ビエンナーレの大矢さんが大賞、永田君が優秀賞を受賞して今回の展覧会に招聘されました。大矢さんはここ数年いくつかのギャラリーでの個展を重ね、非常に評価を高めています。永田君は、1年生の授業作品で優秀賞を獲得し、とあるギャラリーでのグループ展に招待され、来年度早々には個展を開く予定です。今回の美術館企画は若いアーティストのための展覧会ですが,美術館での展示をこのような若さで経験出来ることは大変素晴らしく、非常に良いキャリアにもなります。
大矢加奈子さんの展示室です。広々とした美術館の展示室での展示は、画廊空間とは違った作品の見え方です。作品展数も多く、旺盛な制作量を裏付けます。
永田惇哉君の展示室です。彼はまだ学部の3年生ですが、今回の作品群のほとんどはこの1年間に大学のアトリエで制作して来たものです。やはり旺盛な制作量で作風も独特な印象です。
我々教員にとって、在学生、卒業生の活躍は非常にうれしいものです。
(教員:近藤 昌美)
2010年3月12日 カテゴリー:美術研修旅行
2月18日(木)。アムステルダムからパリへ移動。
予定通り昼頃パリCDG空港到着。コンコルドが展示されてました。
バスで市内へ。パリは暖かい。
各都市到着初日はバスの街案内と昼食がセットになっています。
ノートルダム寺院。
シャンゼリゼ大通りと凱旋門。
シャイヨ宮の広場から見たエッフェル塔。
左側でコーリアンの若者がテコンドーの型演武をしてました。
19日(金)。ほぼ全員でポンピドーセンター見学。
これは使っていた地下鉄のGallieni駅。3号線の終点。
ノートルダム寺院に移動。
ポンピドー近くの教会。静かで人も少なくホッとします。
ノートルダム内部。
人が多くてうるさいですが、ステンドグラスはきれいでした。
カルティエ財団美術館。残念ながら展覧会の合間で中に入れず。
次は北野武だと言われました。ジャン・ヌーベルの建築は美しい。
ブランクーシのアトリエは2時からでしたので、ポンピドーに戻る。
左下の平屋がアトリエを再現したもの。レンゾ・ピアノ。
3月17日(水)記。
(教員:木下 恵介)
カテゴリー:レクチャー・ワークショップ
神奈川県立芸術の家 で開催される一般向けのレクチャー・ワークショップ。
2002年、現代美術作家招聘プログラムとして公開制作された《絵画のための見晴らし小屋・芸術の家》を拠点に開催。
2010年 3月13日(土) スライドレクチャー「現代アート?/現代とは そしてアートとは」 と作品鑑賞「見、感じ、読み取る」
2010年 3月14日(日) スライドレクチャー「現代アートの中での〈風景〉」とワークショップ「風景を〈見晴らしフレーム〉で切り取る」
11:00?15:00
講師:母袋俊也
藤野芸術の家:?http://fujino-art.jp
(教員:母袋俊也)
2010年3月11日 カテゴリー:美術研修旅行
2月20日(土)。この日みんなはルーブルとオルセーなどへ。
僕は興味ないので別行動。ジャン・ヌーベルのアラブ世界研究所と
ジュ・ド・ポーム、ケ・ブランリー美術館。
土曜日だから朝の街は静かです。正面は進化大博物館。
ディーゼルのバカになれ!という広告。
けっこう暖かくて、川沿いの道が気持ちよかった。
アラブ世界研究所。正面の外壁がイスラム模様に見えますが、
これがカメラの絞りのようになっていて、
自動で開閉して内部の明るさを調整します。
屋上からの眺め。人がいなくて穴場でした。
機能と美しさとアイデア。3拍子揃ったきれいな建築。
チュイルリー公園から見たオルセー。
ジュ・ド・ポーム(国立写真美術館)。
建物はきれいでしたが、展覧会は見なくてもよかったな。
横はコンコルド広場で賑やかです。
アンバリッド広場。ブラブラ歩いてケ・ブランリーへ。
やってきました。今日2つ目ジャン・ヌーベルのケ・ブランリー。
アジア、アフリカ美術館。
内部は薄暗く不定形で凸凹の壁が並んで、洞窟の中のようでした。
飛び出しているカラフルなボックスは展示室。
ガラスウォールと建物の回りの庭園はカルティエ財団美術館と共通しますが、
美術館自体はまったく異なり、その違いも面白かった。
3月18日(木)記。
(教員:木下 恵介)
カテゴリー:個展・グループ展
現在、都内のいくつかのギャラリーで卒業生や在校生が個展やグループ展を開いています。教員としては案内状をもらえれば出来るだけ見に行きたいと思っていますが、なかなかすべてに足を運ぶことは大変です。
国分寺のスイッチポイントというギャラリーで個展(3/4〜3/14)を開いていた、2003年卒業の松永悠一郎君。うっかり休廊日に行ってしまい、拝見出来ませんでした。看板のみです。
後日(3/14)再訪問。本人も在廊していました。今回の個展も画廊企画とのことです。
松永君の作品は撮影が上手く行きませんでした。申し訳ないです。
原宿、表参道近くのデザインフェスタギャラリーでは学部1年生の3人展が開かれています。(3/9〜3/15)画像は自作の前での豊島さん、豊田さん。もう一人の尾張さんは不在でした。裏原宿のにぎやかなギャラリーでの初めての展示で作品も元気一杯でした。
銀座、藍画廊では1994年卒業の助川文子さんの個展が開かれています。(3/8〜3/13)本人には会えませんでしたが卒業後個展を定期的に開いており、アーティストとしての姿勢は素晴らしいものです。
京橋のギャラリーKでは、画廊企画で2003年の卒業生の牛田美希さんの個展 Beauty is skin deep が開かれています.(3/4〜3/13)大きな写真とオブジェクトで概念性は強くも美しい作品を展開していました。
最後は既に母袋先生がアップ済ですが、私も浅草橋のマキイマサルファインアーツ ギャラリーに行って来ました。
母袋先生ゼミの有志4人でのグループ展ですが、うち2人が画廊におりました。上は自作前の滝川おりえさん。
自作前の田中さえさん。彼女は個展も近々控えており、卒業後の活躍が期待されます。
(教員:近藤 昌美)
2010年3月10日 カテゴリー:美術研修旅行
2月21日(日)。バスチーユの朝市へ。
鳥の丸焼きとじゃがいもが、冬のパリの名物なんだそうです。
美味そう!
本当は丸焼きが食べたかったけど、こっちにしました。
焼きたてでビールがあれば最高なんですけどね。
日曜日なのでお店はほとんどお休みです。
市立美術館と隣のパレ・ド・トーキョーに行きました。
これは市立美術館。近現代の作品がかなりあり、見応えがありました。
次は隣のパレ・ド・トーキョー。
工場のようなラフな大空間は面白かったが、展示はそこそこでした。
少し疲れたので休憩。
この後は、橋を渡ってエッフェル塔に向かいました。
女子2名メリーゴーラウンドに乗ってました。
2月22日(月)。僕は1日お休み。
ホテルが狭く、バスタブもないので疲れが取れません。
けっこうみんな体調を崩してました。
こんな部屋に2人はきつい。人間関係もぎこちなくなりますね。
これには理由があって、次のバーゼルがカーニバルのためホテルが
ヒルトンしか取れず、そのしわ寄せで安宿になってしまいました。
後編が長くなりましたので、Part 1とPart 2 に分けます。
3月21日(木)記。
(教員:木下 恵介)
2010年3月9日 カテゴリー:個展・グループ展
本年度卒業する母袋ゼミ有志4人 滝川おりえ、田中さえ、塚本和世、萩原麻実によるグループ展。 マキイマサルファインアーツで3月5日から始まっています。
「Abflug2010?あさくさばし から声がする」展:abflug2010
マキイマサルファインアーツ:http://www.makiimasaru.com/
2010.3.5(火)?3.16(火) 11:00?19:00(最終日?17:00) /日曜休廊
3月12日(金)17:00からは、美術評論家 鷹見明彦氏を招いてギャラリートークを催します。
ギャラリートーク:
ゲスト:鷹見明彦 出品作家:滝川おりえ、田中さえ、塚本和世、萩原麻実 進行:母袋俊也
会場風景です。ぜひご高覧ください。
(教員:母袋俊也)
カテゴリー:美術研修旅行
2月23日(火)パリ最終日。マレ地区の画廊回りです。
まだ画廊が開いてないので、先に腹ごしらえ。
花屋がしゃれてる。
パリの画廊はあまり大きくなくて、日本の画廊に近いですね。
東京にもありそう。
イタリアのデザイナーのエンツォ・マリの展示なんかもありました。
ちょっと休憩してから、merciというセレクトショップへ。
かなり広い空間にいろんな物があって、面白いお店でした。
日本人の女性もやってました。
2月24日(水)。パリからバーゼルへ移動。
朝の7時41分です。
管制塔のストがありフライトがどうなるのか?
不安な状況で空港へ向かいます。
結局空港で7〜8時間待たされる。
フランスらしい。
パリは見るところが多くて6日間では分からないですね。
でもホテルの印象が悪くて、早くバーゼルに行きたい気分でした。
そんな時にかぎってストがあったりと皮肉なもんです。
3月25日(日)記。
(教員:木下 恵介)
2010年3月8日 カテゴリー:美術研修旅行
2月24日(水)予定よりだいぶ遅れて夕方Basel到着。
パリとは全然街の雰囲気が違い、静かで落ち着いています。
バーゼルは美術館と現代建築の宝庫。楽しみです!!
見えてきましたBasel Hilton。
やっとバスタブに浸かってリラックスできます。
カーニバルの最終日だったので、夜の街はたいへん賑やか。
趣向を凝らした仮装の人たちが演奏しながら練り歩いていました。
地面は紙吹雪だらけ。
屋台の焼いたソーセージと無料のビールも美味かったー。
2月25日(木)。午前中はガイドさんが街を案内してくれました。
トラムで移動中のAeschenplatz周辺。
昨夜の地面に積もっていた紙吹雪が、嘘のように片付けられてました。
まずはKunst Museum Basel。古典〜70年代まで良い作品が揃っていて
見応えのある美術館でした。
ライン川。
ここが街の中心マルクトプラッツ広場。
赤い建物が市庁舎です。
マルクトプラッツからトラムで少し移動して昼食です。
このガラス張りの建物は、バーゼルで開かれるいろいろな見本市の会場です。
ビールは欠かせませんね。
現代美術館。企画展はいまいちでしたが、常設は充実してました。
まんが美術館は入場料が高かった。
4月16日(金)記。
(教員:木下 恵介)
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